Steering
[Paper Note] Improving Robotic Generalist Policies via Flow Reversal Steering, Andy Tang+, arXiv'26, 2026.06
Paper/Blog Link My Issue
#ComputerVision #NLP #Selected Papers/Blogs #VisionLanguageModel #Robotics #VisionLanguageActionModel #reading #One-Line Notes #Author Thread-Post Issue Date: 2026-06-13 GPT Summary- 汎用ポリシーが多様なロボットデータセットから学習する中で、Flow Matching GeneralistsとFlow Reversal Steering(FRS)を提案し、サブ最適な行動を逆向きに通して潜在ノイズを特定、汎用的なアクションモードへ写像する手法を検証。FRSは粗い意味論的指示を良いロボットアクションに変換し、ゼロショット制御を改善。訓練を短時間で行い、最大95%のタスク成功率向上を示し、強化学習をブートストラップしてさらなる改善を実現。 Comment
元ポスト:
VLMや人間によって、
- Coarse Reference Action関する情報(=意味的には妥当だがロボットがアクションを実施するには粗すぎる情報; move straight right等)を与え、
- Coarse Reference Action を対応するVLAのreference action a_1に変換し
- a_1に基づいてVLAが良いアクションを生成できる潜在ノイズをFlow Matchingモデルを時間方向にbackwardさせる(noising process)ことで推定し、
- 同定した潜在ノイズから順方向にdenoisingすることで、妥当なアクションをsteeringする
Flow Reversal Sterring (FRS) を提案。FRSにはzero-shot、かつonlineでsteeringができる利点がある。
## Diffusion Steering via Behavioral Cloning (DSBC)
FRSはSupervised Learningにも活用できる。具体的には、reference actionに基づいたノイズ a^hat_0を用いてobservationからノイズを生成するノイズ方策を直接behavior cloning(=observation oが与えられた時に、a^hat_0を出力する確率を最大化する最尤推定; p.6冒頭)する。
学習データ(observation, good noiseのタプル)の収集方法は大きく分けて2通りあり
- オンライン: zero-shot FRSを実際に環境でロールアウトし、タスクが成功したときノイズをgood noiseとして記録する
- オフライン: 既存の(observation, action)データをFRSで変換し(observation, action noise)のタプルに変換して学習に利用する
このような学習手法をDSBCと呼ぶ。
## DSRL + FRS
上述のFRSとDSRL [Paper Note] Steering Your Diffusion Policy with Latent Space Reinforcement Learning, Andrew Wagenmaker+, arXiv'25, 2025.06
を組み合わせることで、DSRLの安定性を向上させる手法。DSRLは一言で言うと、アクション生成のシードとなる良いノイズを生成できるポリシー(ノイズ方策)をRLを通じて学習する手法らしく、RLをする際の報酬に対して、DSBCを重み付きで加えることによって、エキスパートのノイズから大きく逸脱することを防ぐ正則化の役割を追加する。
完全に読めたわけではないが、おもしろい。勉強になった。
[Paper Note] Subliminal Learning Is Steering Vector Distillation, Camila Blank+, arXiv'26, 2026.05
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #NLP #LanguageModel #Distillation #SubliminalLearning #One-Line Notes #Author Thread-Post Issue Date: 2026-06-04 GPT Summary- 潜在的学習とは、学生の言語モデルが教師の特性を微調整することで獲得される現象であり、意味を持たないデータから特定の特徴が伝達される仕組みは未解明である。本研究では、潜在的学習がステアリングベクトルによって媒介されることを示し、教師のプロンプトがこのベクトルによく近似され、学生が整合したベクトルを学習することを発見した。ステアリングベクトルに近似されないプロンプトは学習されないことも示され、その影響がモデルの活性化に及ぶことを明らかにした。潜在的学習には適応型オプティマイザが必要であり、勾配の一貫性が成果に影響を与えることが確認された。 Comment
元ポスト:
Subliminal Learning:
- [Paper Note] Subliminal Learning: Language models transmit behavioral traits via
hidden signals in data, Alex Cloud+, arXiv'25
Subliminal Learningが生じるのは、教師モデルが生成したデータを通じて生徒モデルが残差ストリームに対するsteering vectorが蒸留されるからであり、教師モデルが生成した何らかのデータを通じて教師モデルと同じ方向にactivationが誘導されるようになるため、という説明のようである。また、subliminal learningが生じるためにはAdamのような適応的なoptimiserが必要で(外れ値の勾配が支配的にならないため)、LoRAのような低ランクでのファインチューニングで生じやすく、フルファインチューニングでは発生しづらいとのこと。
また、細かく読めていないが、16種類の動物に関する特性に関する残差ストリームのsteering vectorを抽出し実験をした結果、steeringは実験の結果モデル間の転移は弱く、モデルアーキテクチャが共通の場合にうまく転移することが示され、このことから、モデル固有のsteering方向に依存することが示唆されるようである。
[Paper Note] Steerable but Not Decodable: Function Vectors Operate Beyond the Logit Lens, Mohammed Suhail B Nadaf, arXiv'26, 2026.04
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #NLP #LanguageModel #Author Thread-Post Issue Date: 2026-05-26 GPT Summary- 活性化の誘導は、タスク挙動が活性化空間の線形方向に対応することに基づくが、研究によりこの前提が逆転することが示された。12タスクにわたる6つのモデルでの分析から、通常の操縦が成功する一方で、デコードできない場合も多く、FVsは計算的指示を符号化するが、回答の方向性は示さないことが明らかになった。また、モデル間の非対称性が確認され、線形表現仮説が「線形デコーダ可能性」と「線形ステアラビリティ」に分解されることで、それぞれが異なることも示された。これらの結果は、安全性モニタリングにおいて重要な示唆を含む。 Comment
元ポスト:
関連:
- [Paper Note] Steered LLM Activations are Non-Surjective, Aayush Mishra+, arXiv'26, 2026.04
[Paper Note] Steered LLM Activations are Non-Surjective, Aayush Mishra+, arXiv'26, 2026.04
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #NLP #LanguageModel #Prompting #Safety #Selected Papers/Blogs #reading #One-Line Notes #Interpretability #Reading Reflections #Author Thread-Post Issue Date: 2026-05-21 GPT Summary- アクティベーション・ステアリングは、モデルの活性化を調整し、その挙動に変化を与える手法であり、解釈可能性や安全性研究で広く利用されている。しかし、任意のテキストプロンプトによってこの挙動が実現可能かは不明である。本研究では、この問題を全射的な観点から考察し、すべてのステアされた活性化が前像を持つかを調査する。実証的結果から、活性化ステアリングは任意のプロンプトによって同じ内部挙動を再現できないことを示し、ホワイトボックス的なステアリングとブラックボックス的なプロンプティングの違いを明確にする評価プロトコルを提案する。 Comment
元ポスト:
steeringされたactivationを自然に生み出すプロンプトは存在しない。言い換えると、steeringによって得られる挙動はpromptでは再現できない。これにより以下が示唆される:
- prompt levelのbehaviorとactivation/weightに介入することによるbehaviorの変化は、根源的に異なる現象なので分けて考えなければならない
- white-boxなstteering手法によってjailbreakができたとしても、black-boxな手法(e.g., promptingによる脆弱性など)による脆弱性があることの証拠にはならない
Steeringされたactivationは下記のようなAutoencoderを学習することでverbalizeできるのだろうか?hidden_stateのreconstruction lossを通じてverbalizeするためできそうではある。元々のactivationがpromptによって到達不可能な点にいたときに、promptによって到達不能なだけであって内部のネットワークが状態を解釈できないというわけではないので(ここがめちゃめちゃなら何も学習できないということになるがそうではなさそうなので)普通にできそうではある:
- Natural Language Autoencoders: Turning Claude’s thoughts into text, Anthropic, 2026.05
[Paper Note] Targeted Neuron Modulation via Contrastive Pair Search, Sam Herring+, arXiv'26, 2026.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #read-later #Selected Papers/Blogs #Initial Impression Notes Issue Date: 2026-05-20 GPT Summary- CNAを用いて、有害なプロンプトを特定する活性化を持つニューロンの0.1%を抽出。これにより、拒否率を50%以上低減しながら、流暢さと非退化性を保持する。既存の識別構造をターゲット可能な拒否ゲートに変換することで、信頼性の高い行動誘導が可能であることを示した。 Comment
元ポスト:
追加のSAEの学習や重みの調整無しで、contrastiveなprompt pairから二つのsetの間で最もactivationが異なるMLP上位0.1%を分離することで、目的の挙動をsteeringする
[Paper Note] Learning a Generative Meta-Model of LLM Activations, Grace Luo+, arXiv'26, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Analysis #NLP #LanguageModel #DiffusionModel #Probing Issue Date: 2026-02-17 GPT Summary- 生成モデルを用いて、ニューラルネットワークの活性化を分析する新たなアプローチを提案。拡散モデルを十億の残差ストリーム活性化に適用し、ネットワーク内部状態の分布を学習する「メタモデル」を構築。介入の誘導により流暢さが向上し、損失が低下。メタモデルのニューロンは概念の分離が進み、解釈性の向上を示唆。 Comment
元ポスト:
activationに対してノイズを注入し、それをデノイジングする拡散モデルを学習することで、activationのsteeringに活用する。加えて、学習された拡散モデルは元々のニューラルネットワークよりも解釈性が高く、高いprobing性能を発揮する、という感じの話に見える。
[Paper Note] Steering Your Diffusion Policy with Latent Space Reinforcement Learning, Andrew Wagenmaker+, arXiv'25, 2025.06
Paper/Blog Link My Issue
#ReinforcementLearning #DiffusionModel #Robotics Issue Date: 2026-06-15 GPT Summary- BCポリシーの自律的な適応を実現するために、強化学習を用いて拡散ポリシーに焦点を当てたDSRLを提案。サンプル効率が高く、BCポリシーへのアクセスのみで自律的改善が可能。シミュレーションや実世界のタスクでその有効性を実証。 Comment
アクションを生成するシードとなるノイズをサンプリングするのではなく、良いノイズを生成するポリシーをRLによって学習する手法のようである。
[Paper Note] Spectrum Tuning: Post-Training for Distributional Coverage and In-Context Steerability, Taylor Sorensen+, arXiv'25, 2025.10
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Dataset #Supervised-FineTuning (SFT) #Evaluation #In-ContextLearning #PostTraining #Selected Papers/Blogs #meta-learning #KeyPoint Notes #Author Thread-Post Issue Date: 2025-10-14 GPT Summary- ポストトレーニングは言語モデルの性能を向上させるが、操作性や出力空間のカバレッジ、分布の整合性においてコストが伴う。本研究では、これらの要件を評価するためにSpectrum Suiteを導入し、90以上のタスクを網羅。ポストトレーニング技術が基礎的な能力を引き出す一方で、文脈内操作性を損なうことを発見。これを改善するためにSpectrum Tuningを提案し、モデルの操作性や出力空間のカバレッジを向上させることを示した。 Comment
元ポスト:
著者らはモデルの望ましい性質として
- In context steerbility: inference時に与えられた情報に基づいて出力分布を変えられる能力
- Valid output space coverage: タスクにおける妥当な出力を広範にカバーできること
- Distributional Alignment: ターゲットとする出力分布に対してモデルの出力分布が近いこと
の3つを挙げている。そして既存のinstruction tuningや事後学習はこれらを損なうことを指摘している。
ここで、incontext steerbilityとは、事前学習時に得た知識や、分布、能力だけに従うのではなく、context内で新たに指定した情報をモデルに活用させることである。
モデルの上記3つの能力を測るためにSpectrum Suiteを導入する。これには、人間の様々な嗜好、numericな分布の出力、合成データ作成などの、モデル側でsteeringや多様な分布への対応が必要なタスクが含まれるベンチマークのようである。
また上記3つの能力を改善するためにSpectrum Tuningと呼ばれるSFT手法を提案している。
手法はシンプルで、タスクT_iに対する 多様なinput X_i タスクのcontext(すなわちdescription) Z_i が与えられた時に、T_i: X_i,Z_i→P(Y_i) を学習したい。ここで、P(Y_i)は潜在的なoutputの分布であり、特定の1つのサンプルyに最適化する、という話ではない点に注意(meta learningの定式化に相当する)。
具体的なアルゴリズムとしては、タスクのコレクションが与えられた時に、タスクiのcontextとdescriptionをtokenizeした結果 z_i と、incontextサンプルのペア x_ij, y_ij が与えられた時に、output tokenのみに対してcross entropyを適用してSFTをする。すなわち、以下のような手順を踏む:
1. incontextサンプルをランダムなオーダーにソートする
2. p_dropの確率でdescription z_i をドロップアウトしx_i0→y_i0の順番でconcatする、
2-1. descriptionがdropしなかった場合はdescription→x_i0→y_i0の順番でconcatし入力を作る。
2-2. descriptionがdropした場合、x_i0→y_i0の順番で入力を作る。
3. 他のサンプルをx_1→y_1→...→x_n→y_nの順番で全てconcatする。
4. y_{1:n}に対してのみクロスエントロピーlossを適用し、他はマスクして学習する。
一見するとinstruct tuningに類似しているが、以下の点で異なっている:
- 1つのpromptに多くのi.i.dな出力が含まれるのでmeta-learningが促進される
- 個別データに最適化されるのではなく、タスクに対する入出力分布が自然に学習される
- chat styleのデータにfittingするのではなく、分布に対してfittingすることにフォーカスしている
- input xやタスクdescription zを省略することができ、ユーザ入力が必ず存在する設定とは異なる
という主張をしている。
[Paper Note] AxBench: Steering LLMs? Even Simple Baselines Outperform Sparse Autoencoders, Zhengxuan Wu+, ICLR'25 Spotlight
Paper/Blog Link My Issue
#Controllable #NLP #Dataset #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #Prompting #Evaluation #ICLR #read-later #ActivationSteering/ITI #Selected Papers/Blogs #InstructionFollowingCapability Issue Date: 2025-08-02 GPT Summary- 言語モデルの出力制御は安全性と信頼性に重要であり、プロンプトやファインチューニングが一般的に用いられるが、さまざまな表現ベースの技術も提案されている。これらの手法を比較するためのベンチマークAxBenchを導入し、Gemma-2-2Bおよび9Bに関する実験を行った。結果、プロンプトが最も効果的で、次いでファインチューニングが続いた。概念検出では表現ベースの手法が優れており、SAEは競争力がなかった。新たに提案した弱教師あり表現手法ReFT-r1は、競争力を持ちながら解釈可能性を提供する。AxBenchとともに、ReFT-r1およびDiffMeanのための特徴辞書を公開した。 Comment
openreview: https://openreview.net/forum?id=K2CckZjNy0
[Paper Note] Tell Your Model Where to Attend: Post-hoc Attention Steering for LLMs, Qingru Zhang+, N_A, ICLR'24
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Attention #ICLR #One-Line Notes Issue Date: 2023-11-10 GPT Summary- PASTAは、大規模言語モデル(LLMs)において、ユーザーが指定した強調マークのあるテキストを読むことを可能にする手法です。PASTAは、注意の一部を特定し、再重み付けを適用してモデルの注意をユーザーが指定した部分に向けます。実験では、PASTAがLLMの性能を大幅に向上させることが示されています。 Comment
ユーザがprompt中で強調したいした部分がより考慮されるようにattention weightを調整することで、より応答性能が向上しましたという話っぽい。かなり重要な技術だと思われる。後でしっかり読む。
openreview: https://openreview.net/forum?id=xZDWO0oejD
