GraphBased
Issue Date: 2025-09-10 [Paper Note] WebExplorer: Explore and Evolve for Training Long-Horizon Web Agents, Junteng Liu+, arXiv'25 GPT Summary- 本研究では、情報探索のためのデータ不足に対処するため、WebExplorerというモデルベースの探索手法を提案。これにより、複雑なクエリ-回答ペアを生成し、高度なウェブエージェントWebExplorer-8Bを開発。128Kのコンテキスト長を持ち、最先端の情報探索ベンチマークで高いパフォーマンスを達成。特に、WebExplorer-8Bは他の大規模モデルを上回る精度を示し、長期的な問題解決に向けた実用的なアプローチを提供することが確認された。 Comment
元ポスト:
評価で利用されているデータ:
- [Paper Note] BrowseComp: A Simple Yet Challenging Benchmark for Browsing Agents, Jason Wei+, arXiv'25
- [Paper Note] Humanity's Last Exam, Long Phan+, arXiv'25
学習データの合成方法が肝
#Pocket #NLP #LLMAgent #ScientificDiscovery
Issue Date: 2025-07-08 [Paper Note] AI Research Agents for Machine Learning: Search, Exploration, and Generalization in MLE-bench, Edan Toledo+, arXiv'25 GPT Summary- AI研究エージェントは、機械学習の自動化を通じて科学の進展を促進する可能性がある。本研究では、MLE-benchというKaggleコンペティションを用いてエージェントの性能向上に取り組み、検索ポリシーとオペレーターを用いて候補解の空間を探索する方法を提案。異なる検索戦略とオペレーターの組み合わせが高いパフォーマンスに寄与することを示し、MLE-bench liteでの結果を向上させ、Kaggleメダル獲得率を39.6%から47.7%に引き上げた。自動化された機械学習の進展には、これらの要素を共同で考慮することが重要である。 Comment
元ポスト:
関連:
- MLE-Bench, OpenAI, 2024.10
グラフ中の各ノードはartifacts(i.e., エージェントが生成したコード)で、先行研究がiterativeな実験に加え、潜在的なsolutionに対してtree searchをすることでSoTAを達成しており、これをグラフを用いてより一般化することで異なるデザインのエージェントでも適用できるようにしている。
あとで追記する
#Pocket #NLP #LanguageModel #KnowledgeGraph #Prompting #AAAI
Issue Date: 2023-10-09 Graph Neural Prompting with Large Language Models, Yijun Tian+, N_A, AAAI'24 GPT Summary- 本研究では、大規模言語モデル(LLMs)を知識グラフと組み合わせるための新しい手法であるGraph Neural Prompting(GNP)を提案しています。GNPは、標準的なグラフニューラルネットワークエンコーダやクロスモダリティプーリングモジュールなどの要素から構成されており、異なるLLMのサイズや設定において、常識的な推論タスクやバイオメディカル推論タスクで優れた性能を示すことが実験によって示されました。 Comment
元ツイート:
事前学習されたLLMがKGから有益な知識を学習することを支援する手法を提案。
しっかり論文を読んでいないが、freezeしたLLMがあった時に、KGから求めたGraph Neural Promptを元のテキストと組み合わせて、新たなLLMへの入力を生成し利用する手法な模様。
Graph Neural Promptingでは、Multiple choice QAが入力された時に、その問題文や選択肢に含まれるエンティティから、KGのサブグラフを抽出し、そこから関連性のある事実や構造情報をエンコードし、Graph Neural Promptを獲得する。そのために、GNNに基づいたアーキテクチャに、いくつかの工夫を施してエンコードをする模様。
グラフ協調フィルタリングを改善
グラフ協調フィルタリング
(下記ツイッターより引用)
user-item間の関係だけでなく、user-user間とitem-item間の情報を組み込むことで精度向上を達成した論文とのこと。
#NeuralNetwork #MachineLearning #Pocket #GraphConvolutionalNetwork #ESWC Issue Date: 2019-05-31 [Paper Note] Modeling Relational Data with Graph Convolutional Networks, Michael Schlichtkrull+, N_A, ESWC'18 GPT Summary- 知識グラフは不完全な情報を含んでいるため、関係グラフ畳み込みネットワーク(R-GCNs)を使用して知識ベース補完タスクを行う。R-GCNsは、高度な多関係データに対処するために開発されたニューラルネットワークであり、エンティティ分類とリンク予測の両方で効果的であることを示している。さらに、エンコーダーモデルを使用してリンク予測の改善を行い、大幅な性能向上が見られた。 #RecommenderSystems #NeuralNetwork #Pocket #GraphConvolutionalNetwork #SIGKDD Issue Date: 2019-05-31 [Paper Note] Graph Convolutional Neural Networks for Web-Scale Recommender Systems, Rex Ying+, KDD'18 GPT Summary- Pinterestで開発した大規模な深層レコメンデーションエンジンPinSageは、効率的なランダムウォークとグラフ畳み込みを組み合わせて、数十億のアイテムとユーザーを持つウェブスケールのタスクに対応。新しいトレーニング戦略とMapReduceモデル推論アルゴリズムを用いて、75億の例をトレーニングし、高品質なレコメンデーションを生成。これは深層グラフ埋め込みの最大の応用であり、次世代のウェブスケールレコメンダーシステムの発展に寄与する。 #NeuralNetwork #Tutorial #Pocket Issue Date: 2019-05-31 [Paper Note] Representation Learning on Graphs: Methods and Applications, William L. Hamilton+, arXiv'17 GPT Summary- グラフ上の機械学習は多様な応用があり、主な課題はグラフ構造の表現方法を見つけることです。従来はユーザー定義のヒューリスティックに依存していましたが、最近では深層学習や非線形次元削減を用いた自動学習アプローチが増加しています。本稿では、行列分解、ランダムウォーク、グラフニューラルネットワークに基づく表現学習の進展をレビューし、ノードとグラフの埋め込み方法を統一的なフレームワークで説明し、応用と今後の研究方向を示します。 #Multi #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #NLP #GraphConvolutionalNetwork #Extractive #CoNLL Issue Date: 2017-12-31 [Paper Note] Graph-based Neural Multi-Document Summarization, Yasunaga+, CoNLL'17 Comment
Graph Convolutional Network (GCN)を使って、MDSやりましたという話。 既存のニューラルなMDSモデル [Cao et al., 2015, 2017] では、sentence間のrelationが考慮できていなかったが、GCN使って考慮した。 また、MDSの学習データはニューラルなモデルを学習するには小さすぎるが(abstractiveにするのは厳しいという話だと思われる?)、sentenceのsalienceを求める問題に帰着させることで、これを克服。
GCNで用いるAdjacent Matrixとして3種類の方法(cosine similarity, G-Flow, PDG)を試し、議論をしている。PDGが提案手法だが、G-Flowによる重みをPersonalization Features(position, leadか否か等のベーシックな素性)から求まるweightで、よりsentenceのsalienceを求める際にリッチな情報を扱えるように補正している。PDGを用いた場合が(ROUGE的な観点で)最も性能がよかった。
モデルの処理の流れとしては、Document Cluster中の各sentenceのhidden stateをGRUベースなRNNでエンコードし、それをGCNのノードの初期値として利用する。GCNでL回のpropagation後(実験では3回)に得られたノードのhidden stateを、salienceスコア計算に用いるsentence embedding、およびcluster embeddingの生成に用いる。 cluster embeddingは、document clusterをglobalな視点から見て、salienceスコアに反映させるために用いられる。 最終的にこれら2つの情報をlinearなlayerにかけてsoftmaxかけて正規化して、salienceスコアとする。
要約を生成する際はgreedyな方法を用いており、salienceスコアの高いsentenceから要約長に達するまで選択していく。このとき、冗長性を排除するため、candidateとなるsentenceと生成中の要約とのcosine similarityが0.5を超えるものは選択しないといった、よくある操作を行なっている。
DUC01, 02のデータをtraining data, DUC03 をvalidation data, DUC04をtest dataとし、ROUGE1,2で評価。 評価の結果、CLASSY04(DUC04のbest system)やLexRank等のよく使われるベースラインをoutperform。 ただ、regression basedなRegSumにはスコアで勝てないという結果に。 RegSumはwordレベルでsalienceスコアをregressionする手法で、リッチな情報を結構使っているので、これらを提案手法に組み合わせるのは有望な方向性だと議論している。
[Cao+, 2015] Ranking with recursive neural networks and its application to multi-document summarization, Cao+, AAAI'15 [Cao+, 2017] Improving multi-document summarization via text classification, Cao+, AAAI'17
[所感]
・ニューラルなモデルは表現力は高そうだけど、学習データがDUC01と02だけだと、データが足りなくて持ち前の表現力が活かせていないのではないかという気がする。
・冗長性の排除をアドホックにやっているので、モデルにうまく組み込めないかなという印象(distraction機構とか使えばいいのかもしれん)
・ROUGEでしか評価してないけど、実際のoutputはどんな感じなのかちょっと見てみたい。(ハイレベルなシステムだとROUGEスコア上がっても人手評価との相関がないっていう研究成果もあるし。)
・GCN、あまり知らなかったかけど数式追ったらなんとなく分かったと思われる。(元論文読めという話だが)
#Multi #Single #DocumentSummarization #Document #Unsupervised #NLP #Extractive #SIGIR Issue Date: 2018-01-01 [Paper Note] CTSUM: Extracting More Certain Summaries for News Articles, Wan+, SIGIR'14 Comment
要約を生成する際に、情報の”確実性”を考慮したモデルCTSUMを提案しましたという論文(今まではそういう研究はなかった)
```
"However, it seems that Obama will not use the platform to relaunch his stalled drive for Israeli-Palestinian peace"
```
こういう文は、"It seems"とあるように、情報の確実性が低いので要約には入れたくないという気持ち。
FactBankのニュースコーパスから1000 sentenceを抽出し、5-scaleでsentenceの確実性をラベルづけ。
このデータを用いてSVRを学習し、sentenceの確実性をoutputする分類器を構築
affinity-propagationベース(textrank, lexrankのような手法)手法のaffinityの計算(edge間の重みのこと。普通はsentence同士の類似度とかが使われる)を行う際に、情報の確実性のスコアを導入することで確実性を考慮した要約を生成
DUC2007のMDSデータセットで、affinity計算の際に確実性を導入する部分をablationしたモデル(GRSUM)と比較したところ、CTSUMのROUGEスコアが向上した。
また、自動・人手評価により、生成された要約に含まれる情報の確実性を評価したところ、GRSUMをoutperformした
SIGIRでは珍しい、要約に関する研究
情報の確実性を考慮するという、いままであまりやられていなかった部分にフォーカスしたのはおもしろい
「アイデアはおもしろいし良い研究だが、affinity weightが変化するということは、裏を返せばdamping factorを変更してもそういう操作はできるので、certaintyを考慮したことに意味があったのかが完全に示せていない。」という意見があり、なるほどと思った。
#PersonalizedDocumentSummarization #RecommenderSystems #CollaborativeFiltering #PACLIC Issue Date: 2017-12-28 [Paper Note] Collaborative Summarization: When Collaborative Filtering Meets Document Summarization, Qu+, PACLIC'09, 2009.12 Comment
Collaborative Filteringと要約を組み合わせる手法を提案した最初の論文と思われる。
ソーシャルブックマークのデータから作成される、ユーザ・アイテム・タグのTripartite Graphと、ドキュメントのsentenceで構築されるGraphをのノード間にedgeを張り、co-rankingする手法を提案している。
評価
100個のEnglish wikipedia記事をDLし、文書要約のセットとした。
その上で、5000件のwikipedia記事に対する1084ユーザのタギングデータをdelicious.comから収集し、合計で8396の異なりタグを得た。
10人のdeliciousのアクティブユーザの協力を得て、100記事に対するtop5のsentenceを抽出してもらった。ROUGE1で評価。
#DocumentSummarization #Comments #NLP #Extractive #CIKM Issue Date: 2017-12-28 [Paper Note] Comments-Oriented Blog Summarization by Sentence Extraction, CIKM'07, [Hu+, 2007], 2007.11 Comment
#RecommenderSystems Issue Date: 2018-01-01 [Paper Note] Folkrank: A ranking algorithm for folksonomies, Hotho+, FGIR'06 Comment
代表的なタグ推薦手法
#Single #DocumentSummarization #Document #NLP #Extractive #EMNLP #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-01 [Paper Note] TextRank: Bringing Order into Texts, Mihalcea+, EMNLP'04 Comment
PageRankベースの手法で、キーワード抽出/文書要約 を行う手法。
キーワード抽出/文書要約 を行う際には、ノードをそれぞれ 単語/文 で表現する。
ノードで表現されている 単語/文 のsimilarityを測り、ノード間のedgeの重みとすることでAffinity Graphを構築。
あとは構築したAffinity Graphに対してPageRankを適用して、ノードの重要度を求める。
ノードの重要度に従いGreedyに 単語/文 を抽出すれば、キーワード抽出/文書要約 を行うことができる。
単一文書要約のベースラインとして使える。
gensimに実装がある。
個人的にも実装している:https://github.com/AkihikoWatanabe/textrank
#Article #Multi #Single #DocumentSummarization #Document #Unsupervised #NLP #Extractive #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-01 [Paper Note] LexRank: Graph-based Lexical Centrality as Salience in Text Summarization, Erkan+, Journal of Artificial Intelligence Research, 2004 Comment
代表的なグラフベースな(Multi) Document Summarization手法。
ほぼ [Paper Note] TextRank: Bringing Order into Texts, Mihalcea+, EMNLP'04
と同じ手法。
2種類の手法が提案されている:
* [LexRank] tf-idfスコアでsentenceのbag-of-wordsベクトルを作り、cosine similarityを計算し閾値以上となったsentenceの間にのみedgeを張る(重みは確率的に正規化)。その後べき乗法でPageRank。
* [ContinousLexRank] tf-idfスコアでsentenceのbag-of-wordsベクトルを作り、cosine similarityを用いてAffinity Graphを計算し、PageRankを適用(べき乗法)。
DUC2003, 2004(MDS)で評価。
Centroidベースドな手法をROUGE-1の観点でoutperform。
document clusterの17%をNoisyなデータにした場合も実験しており、Noisyなデータを追加した場合も性能劣化が少ないことも示している。
#Article #DocumentSummarization #Comments #NLP #Extractive #SIGIR Issue Date: 2017-12-28 [Paper Note] Comments-Oriented Document Summarization: Understanding Documents with Reader’s Feedback, Hu+, SIGIR’08, 2008.07 Comment