KeyPoint Notes (486) — 2/3
[Paper Note] Large Language Models as Analogical Reasoners, Michihiro Yasunaga+, arXiv'23, 2023.10
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Chain-of-Thought #Prompting #In-ContextLearning #ICLR #Reading Reflections Issue Date: 2023-10-07 GPT Summary- アナロジー的プロンプティングを用いて、言語モデルに問題解決前に関連する例示を生成させる新手法を提案。ラベリング不要で汎用性が高く、適応性もある。実験では、GSM8K、MATH、Codeforces、BIG-Benchの推論タスクで0ショットおよび少数ショットCoTを上回る性能を示した。 Comment
以下、著者ツイートのざっくり翻訳:
人間は新しい問題に取り組む時、過去に解いた類義の問題を振り返り、その経験を活用する。これをLLM上で実践できないか?というのがアイデア。
Analogical Promptingでは、問題を解く前に、適切なexamplarを自動生成(problemとsolution)させ、コンテキストとして利用する。
これにより、examplarは自己生成されるため、既存のCoTで必要なexamplarのラベリングや検索が不要となることと、解こうとしている問題に合わせてexamplarを調整し、推論に対してガイダンスを提供することが可能となる。
実験の結果、数学、コード生成、BIG-Benchでzero-shot CoT、few-shot CoTを上回った。
LLMが知っており、かつ得意な問題に対してならうまく働きそう。一方で、LLMが苦手な問題などは人手作成したexamplarでfew-shotした方が(ある程度)うまくいきそうな予感がする。うまくいきそうと言っても、そもそもLLMが苦手な問題なのでfew-shotした程度では焼石に水だとは思うが。
openreview: https://openreview.net/forum?id=AgDICX1h50
LongLoRA: Efficient Fine-tuning of Long-Context Large Language Models, Yukang Chen+, N_A, arXiv'23
Paper/Blog Link My Issue
#EfficiencyImprovement #MachineLearning #NLP #Dataset #QuestionAnswering #Supervised-FineTuning (SFT) #LongContext #PEFT(Adaptor/LoRA) #PostTraining Issue Date: 2023-09-30 GPT Summary- 本研究では、計算コストを制限しながら大規模言語モデル(LLMs)のコンテキストサイズを拡張する効率的なファインチューニング手法であるLongLoRAを提案します。従来の方法では、LLMsの長いコンテキストサイズでのトレーニングには高い計算コストとGPUリソースが必要でしたが、提案手法ではコンテキスト拡張を高速化し、非自明な計算コストの削減を実現します。また、パラメータ効率的なファインチューニング手法も再評価し、LongLoRAはさまざまなタスクで強力な実験結果を示しています。さらに、教師ありファインチューニングのためのデータセットであるLongQAも収集されました。 Comment
# 概要
context長が大きい場合でも効率的にLoRAする手法。通常のLoRAではcontext lengthが大きくなるにつれてperplexityが大きくなってしまう。一方、通常のFinetuningではperplexityは高い性能を維持するが、計算コストとVRAMの消費量が膨大になってしまう。LongLoRAでは、perplexityを通常のFinetuningと同等に抑えつつ、VRAM消費量もLoRAと同等、かつより小さな計算量でFinetuningを実現している。
# 手法概要
attentionをcontext length全体で計算するとinput長の二乗の計算量がかかるため、contextをいくつかのグループに分割しグループごとにattentionを計算することで計算量削減。さらに、グループ間のattentionの間の依存関係を捉えるために、グループをshiftさせて計算したものと最終的に組み合わせている。また、embedding, normalization layerもtrainableにしている。
[Paper Note] DoLa: Decoding by Contrasting Layers Improves Factuality in Large Language Models, Yung-Sung Chuang+, arXiv'23, 2023.09
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Hallucination #Factuality Issue Date: 2023-09-13 GPT Summary- LLMの幻覚を抑制するシンプルなデコーディング戦略「DoLa」を提案。後半層と前半層のロジット差を対比させることで、事実知識を明らかにし、誤情報の生成を減少。TruthfulQAでLLaMAモデルの性能を12〜17ポイント向上させ、信頼性の高い事実を生成することを示す。 Comment
【以下、WIP状態の論文を読んでいるため今後内容が変化する可能性あり】
# 概要
Transformer Layerにおいて、factual informationが特定のレイヤーに局所化するという現象を観測しており、それを活用しよりFactual Consistencyのある生成をします、という研究
あるテキストを生成するときの単語の生成確率の分布を可視化。final layer (N=32だと思われる)との間のJensen-shanon Divergence (JSD) で可視化している。が、図を見るとJSDの値域は[0, 1]のはずなのにこれを逸脱しているので一体どういう計算をしているのか。。。
図の説明としては論文中では2つのパターンがあると言及しており
1. 重要な固有表現や日付(Wole Soyinka, 1986など; Factual Knowledgeが必要なもの)は、higher layerでも高い値となっており、higher-layerにおいてpredictionの内容を変えている(重要な情報がここでinjectionされている)
2. 機能語や、questionからの単語のコピー(Nigerian, Nobel Prize など)のような "easy" なtokenは既にmiddle of layersで既にJSDの値が小さく、early layerの時点で出力することが既に決定されている
# 手法概要
ここからの考察としては、重要な事実に関する情報はfinal layerの方で分布が変化する傾向にあり、低layerの方ではそうではないぽいので、final layerと分布が似ているがFactual Informationがまだあまり顕著に生成確率が高くなっていないlayer(pre mature layer)との対比をとることで、生成されるべきFactual Informationがわかるのではないか、という前提の元提案手法が組まれている。手法としては、final layerとのJSDが最大となるようなlayerを一つ選択する、というものになっているが、果たしてこの選択方法で前述の気持ちが実現できているのか?という気は少しする。
[Paper Note] Textbooks Are All You Need II: phi-1.5 technical report, Yuanzhi Li+, arXiv'23, 2023.09
Paper/Blog Link My Issue
#EfficiencyImprovement #Pretraining #MachineLearning #NLP #LanguageModel #SyntheticData #Distillation #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-09-13 GPT Summary- 小型TransformerモデルTinyStoriesから、1.3十億パラメータのphi-1を開発し、教科書品質データ生成を提案。新モデルphi-1.5は、常識的推論に焦点を当て、小学校レベルの数学やコーディング課題で、非最先端LLMを上回る性能を示す。能力には一歩ずつ考えることや初歩的なインコンテキスト学習が含まれ、幻覚や偏見生成も注意が必要だが、ウェブデータの不使用により改善が見られる。phi-1.5はオープンソース化され、さらなる研究を促進。 Comment
[Paper Note] Textbooks Are All You Need, Suriya Gunasekar+, arXiv'23, 2023.06
に続く論文
20Kのトピックから、commonsense reasmning, general knowledge(科学, 日常生活, theory of mlndなど)に関するtext book likeなデータを20B合成して事前学習に活用(どのモデルで合成されたかは明記されていないように見える)
既存のより大規模なモデル(7B--13B)、web dataをフィルタリングしたデータのみで学習したモデル(phi-1.5-web-only)、phi-1でのデータ 7Bに対して上記20Bを追加したデータで学習したモデル(phi-1.5)、フィルタリングしたwebデータ、phi-1のコードデータ、phi-1.5データを40%,20%,40%でmixしたモデル(phi-1.5-web)を比較したところ、phi-1.5の全てのモデル群が.より大きな7B--13B級のモデルを上回った。
web onlyの性能は他二つと比べて悪く、後者二つの性能が高く僅差でphi-1.5-webの性能が良かった。
このことより、
- テキストブックスタイルの合成データは、様々なドメインで有用に働き巨大モデルをSLMで上回れる
- 合成データだけでなくフィルタリングしたwebデータ自体を混ぜるとさらに効果的
という話に見える。
論文のメッセージとは違うかもだが、より現代的な観点を加えると、
- より大規模なモデルから合成したデータによってデータを通じた蒸留が起き、小規模モデルに能力が転移する
という話でもある。
[Paper Note] Simple synthetic data reduces sycophancy in large language models, Jerry Wei+, arXiv'23, 2023.08
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Alignment #Supervised-FineTuning (SFT) #Sycophancy Issue Date: 2023-09-10 GPT Summary- 迎合性は、モデルが客観的に誤った見解にも従う望ましくない挙動である。本研究では、迎合性の蔓延を調査し、合成データ介入による低減策を提案。具体的には、5600億パラメータのPaLMモデルでの迎合性がスケーリングとインストラクション・チューニングによって高まることを確認し、客観的に不正確な命題に対しても同意を示すモデルの傾向を発見。公開NLPタスクを用いてモデルを頑健化し、簡単な合成データによるファインチューニングで迎合的挙動を大幅に減少させる手法を実証。合成データ生成コードは公開されている。 Comment
LLMはユーザの好む回答をするように事前学習されるため、prompt中にユーザの意見が含まれていると、ユーザの意見に引っ張られ仮に不正解でもユーザの好む回答をしてしまう問題があることを示した。また、その対策として人工的にユーザの意見と、claimを独立させるように学習するためのデータセットを生成しFinetuningすることで防ぐことができることを示した。
誤ったユーザの意見を挿入すると、正解できていた問題でも不正解になることを示した。
この傾向は、instruction tuningしている場合、モデルサイズが大きい場合により顕著であることを示した。
openreview: https://openreview.net/forum?id=WDheQxWAo4
[Paper Note] Prompt2Model: Generating Deployable Models from Natural Language Instructions, Vijay Viswanathan+, arXiv'23, 2023.08
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #NLP #LanguageModel #DataAugmentation #Supervised-FineTuning (SFT) #AIAgents #SyntheticData #EMNLP #PostTraining #Selected Papers/Blogs #System Demonstration #Author Thread-Post Issue Date: 2023-08-28 GPT Summary- Prompt2Modelは、LLMによるプロンプトを用いて特定用途モデルを訓練する方法を提案。既存データセットの検索とLLMを使ったデータ生成により、強力なモデルを得られる。提示したプロンプトで、gpt-3.5-turboの結果を約20%上回り、最大700倍小型化できる。モデルの性能を信頼性高く推定可能で、オープンソースとして公開。 Comment
Dataset Generatorによって、アノテーションが存在しないデータについても擬似ラベル付きデータを生成することができ、かつそれを既存のラベル付きデータと組み合わせることによってさらに性能が向上することが報告されている。これができるのはとても素晴らしい。
Dataset Generatorについては、データを作成する際に低コストで、高品質で、多様なデータとするためにいくつかの工夫を実施している。
1. ユーザが与えたデモンストレーションだけでなく、システムが生成したexampleもサンプリングして活用することで、生成されるexampleの多様性を向上させる。実際、これをやらない場合は120/200がduplicate exampleであったが、これが25/200まで減少した。
2. 生成したサンプルの数に比例して、temperatureを徐々に高くしていく。これにより、サンプルの質を担保しつつ、多様性を徐々に増加させることができる。Temperature Annealingと呼ぶ。
3. self-consistencyを用いて、擬似ラベルの質を高める。もしmajority votingが互角の場合は、回答が短いものを採用した(これはヒューリスティックに基づいている)
4. zeno buildを用いてAPIへのリクエストを並列化することで高速に実験を実施
非常に参考になる。
著者らによる現在の視点での振り返り(提案当時はAI Agentsという概念はまだなく、本研究はその先取りと言える):
Self-Alignment with Instruction Backtranslation, Xian Li+, N_A, arXiv'23
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Dataset #LanguageModel #InstructionTuning Issue Date: 2023-08-21 GPT Summary- 私たちは、高品質な指示に従う言語モデルを構築するためのスケーラブルな手法を提案します。この手法では、少量のシードデータとウェブコーパスを使用して言語モデルをファインチューニングし、指示のプロンプトを生成してトレーニング例を構築します。そして、高品質な例を選択してモデルを強化します。この手法を使用すると、他のモデルよりも優れた性能を発揮し、自己整列の効果を実証できます。 Comment
人間が書いたテキストを対応するinstructionに自動的にラベル付けする手法を提案。
これにより高品質なinstruction following LLMの構築が可能
手法概要
結果的に得られるデータは、訓練において非常にインパクトがあり高品質なものとなる。
実際に、他の同サイズのinstruct tuningデータセットを上回る。
Humpackは他のstrong modelからdistillされていないモデルの中で最高性能を達成。これは、スケールアップしたり、より強いベースモデルを使うなどさらなる性能向上ができる余地が残されている。
参考:
指示を予測するモデルは、今回はLLaMAをfinetuningしたモデルを用いており、予測と呼称しているが指示はgenerationされる。
[Paper Note] LoraHub: Efficient Cross-Task Generalization via Dynamic LoRA Composition, Chengsong Huang+, arXiv'23, 2023.07
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #PEFT(Adaptor/LoRA) #COLM #PostTraining Issue Date: 2023-08-08 GPT Summary- LoraHubは、タスク間一般化のためにLoRAモジュールを柔軟に組み合わせるフレームワークであり、新しいタスクに対して少数の例から適応可能な性能を目指す。これにより、追加のパラメータや勾配なしに複数のLoRAモジュールを統合でき、推論時のトークン数を削減し、効率性と性能のトレードオフを実現。Big-Bench Hardベンチマークでの結果は、LoraHubが高い上限を示し、ユーザーがLoRAモジュールを容易に共有できるプラットフォームの構築を目指している。 Comment
学習されたLoRAのパラメータをモジュールとして捉え、新たなタスクのinputが与えられた時に、LoRA Hub上の適切なモジュールをLLMに組み合わせることで、ICL無しで汎化を実現するというアイデア。few shotのexampleを人間が設計する必要なく、同等の性能を達成。
複数のLoRAモジュールは組み合わられるか?element wiseの線型結合で今回はやっているが、その疑問にこたえたのがcontribution
OpenReview: https://openreview.net/forum?id=TrloAXEJ2B
[Paper Note] Judging LLM-as-a-Judge with MT-Bench and Chatbot Arena, Lianmin Zheng+, NeurIPS'23, 2023.06
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Evaluation #LLM-as-a-Judge #NeurIPS #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-07-26 GPT Summary- LLMを審査員として用いて、チャットアシスタントの評価の新たな方法を探求。役割やバイアスの利点と限界を検討し、MT-benchとChatbot Arenaのベンチマークで人間の好みとの一致率が80%以上に達することを確認。LLMを用いることでスケーラブルかつ説明可能な評価手法を提供し、専門家の投票や会話データも公開。 Comment
MT-Bench(MTBench)スコアとは、multi-turnのQAを出題し、その回答の質をGPT-4でスコアリングしたスコアのこと。
GPT-4の判断とhuman expertの判断とのagreementも検証しており、agreementは80%以上を達成している。
`LLM-as-a-Judge` という用語を最初に提唱したのも本研究となる(p.2参照)
[Paper Note] Batch Prompting: Efficient Inference with Large Language Model APIs, Zhoujun Cheng+, arXiv'23, 2023.01
Paper/Blog Link My Issue
#EfficiencyImprovement #MachineLearning #NLP #LanguageModel #Prompting #EMNLP #Selected Papers/Blogs #Batch #IndustryTrack Issue Date: 2023-07-24 GPT Summary- 大規模言語モデル(LLM)を使ったバッチプロンプティングにより、サンプルをバッチ単位で推論し、トークンコストと推論時間を削減。few-shot in-context learningで、コストはバッチ内サンプル数に反比例して低下。100のデータセットでの検証では、最大5倍のコスト削減を実現し、性能は向上または維持。GPT-3.5やGPT-4でも効果を確認し、タスクの複雑さが性能に影響を与えることを示唆。バッチプロンプティングは他の推論手法にも適用可能。 Comment
10種類のデータセットで試した結果、バッチにしても性能は上がったり下がったりしている。著者らは類似した性能が出ているので、コスト削減になると結論づけている。
Batch sizeが大きくなるに連れて性能が低下し、かつタスクの難易度が高いとパフォーマンスの低下が著しいことが報告されている。また、contextが長ければ長いほど、バッチサイズを大きくした際のパフォーマンスの低下が著しい。
[Paper Note] Can Large Language Models Be an Alternative to Human Evaluations?, Cheng-Han Chiang+, ACL'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #LanguageModel #ChatGPT #Evaluation #LLM-as-a-Judge #Attack #ACL #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-07-22 GPT Summary- 人間評価の再現性が低いため、NLPモデル間の公正な比較が難しい。そこで、大規模言語モデル(LLM)を人間評価の代替手段として利用することを探求。本研究では、LLMに同一指示とサンプルを与え、評価を実施するLLM評価を提案。オープンエンドのストーリー生成や敵対的攻撃のタスクに対する評価結果は、人間専門家の評価と高い一致を示し、評価の安定性も確認。LLMを用いたテキスト評価の可能性やその限界、倫理的課題についても考察。 Comment
LLMがテキストの品質評価において、人間による評価者の代替となりうるか?という疑問を初めて実験的に示した研究で、インパクトが大きく重要論文と判断。ただし、実験のスコープは物語生成と敵対的生成(テキスト分類器を騙すような摂動を加える)の2タスクである点、には注意。
ChatGPT(おそらくGPT-3.5)が人間の評価者(3人のEnglish teacher)とopen-endで生成された物語にたいして、以下の4つの観点に関してratingの平均で見た時に同様の傾向のスコアを付与することを実験的に明らかにした:
- Grammaticality [^1]: テキストの文法の正しさ
- Cohesiveness: テキストの一貫性
- Likeability: テキストが読んでいて楽しいか
- Relevance: promptに対してどれだけ適切なテキストが生成されているか
ただし、T0やtext-curie-001 においてはこのような傾向は見受けられなかった。[^2]
また、ChatGPTによる説明とratingを人間の評価者に対してblindで提示したところ、人間が見ても妥当な判断だと認知された。
全体の傾向としてではなく、個別のratingがどの程度同じような傾向を示すか(i.e., 人間があるstoryを高くratingしたら、LLMも高くratingするか?)をケンドールの順位相関係数で分析(200サンプルに対して3人の英語教員のスコアの平均, text-davinciによる3回の独立したratingを実施した平均スコアを用いて計算)したところ、4つの観点のうち全てにおいて正の相関が見受けられた(Table2, p-valueは<0.05で統計的に有意)。が、Relevanceのみが強い相関を示し、他の指標については弱い相関にとどまっている。しかし、Table6に示されている通り、2人の英語の先生同士で個別のjudgeに感して同様にケンドールの順位相関係数を測定しても、人間-LLM間と同様の傾向が見受けられる。すなわち、Relevanceのみが強い相関で他は弱い相関。このことから、人間同士でも個別のサンプルに対する判断は一致しない(=主観的なタスク)ということは留意する必要がある。
敵対的生成に関する実験については、Synonym Substitution Attack (SSAs; 良性のサンプルを同義語で置換する手法で、全体的な意味は保たれるため一般的な人間は正しく認知してしまうが、実際には文法がおかしくなったり不自然になったり、意味が変わってしまうことが先行研究によって知られているようなものらしい)によって実験。Fluency / Meaning Preservingの2つの指標で英語教員とLLMによる評価を比較した結果、人間は正しくadversarialなサンプルと良性なサンプルを区別できており、ChatGPT(おそらくGPT-3.5)も区別ができている(Table4)。ただし、人間のスコアと比較するとChatGPTは高めのスコアを出す傾向がある点には注意ではあるものの、良性サンプル > 敵対的サンプル という序列の判断に関しては人間と同様の傾向を示していることが示唆された。
[^1]: ただし、LLMはpunctuationのミスを文法エラーと判断するが、一人の英語の先生は文法エラーとしてみなさないなどの現象も観察され、人間は独自の評価criteriaを保持していることも窺える
[^2]: (感想)ある程度能力の高いLLMかRLHFなどを用いて人間の好みに対してalignmentがとられていないとうまくいかないのかもしれない
本研究は非常に初期の研究であり、現在のfrontierモデル群(特にreasoningモデル)を用いた場合にはどの程度改善しているか?という点は気になる。
[Paper Note] Llama 2: Open Foundation and Fine-Tuned Chat Models, Hugo Touvron+, arXiv'23, 2023.07
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #FoundationModel #OpenWeight Issue Date: 2023-07-22 GPT Summary- Llama 2という7億から700億パラメータの範囲の大規模言語モデルを開発・公開。対話に最適化されたファインチューニング済みモデルLlama 2-Chatは、多くのベンチマークでオープンソースモデルを上回り、人間による評価でもクローズドソースモデルの代替となる可能性を示す。ファインチューニングと安全性向上のアプローチを詳細に説明し、コミュニティへの貢献を促進。 Comment
参考:
Llama, およびLlama2では、一般的なTransformer Decoderとは異なり、linear layerの”前に”RMSPropをかませている点が異なる。
また、Llama2では、Llamaと比較して
- Group Query Attentionの利用 [Paper Note] GQA: Training Generalized Multi-Query Transformer Models from Multi-Head Checkpoints, Joshua Ainslie+, arXiv'23, 2023.05
- 活性化関数として、ReLUではなく、SwiGLU [Paper Note] GLU Variants Improve Transformer, Noam Shazeer, arXiv'20, 2020.02
の活用
- Positional Embeddingとして、RoPE [Paper Note] RoFormer: Enhanced Transformer with Rotary Position Embedding, Jianlin Su+, arXiv'21, 2021.04
の活用
- より長いContext Windowsでの学習(4k)
を実施している。
出典:
https://cameronrwolfe.substack.com/p/llama-2-from-the-ground-up
[Paper Note] Tailor: A Prompt-Based Approach to Attribute-Based Controlled Text Generation, Kexin Yang+, ACL'23, 2022.04
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #Controllable #NLP #PEFT(Adaptor/LoRA) #ACL #SoftPrompt Issue Date: 2023-07-15 GPT Summary- 属性に基づくCTGでは、プロンプトを使用して望ましい属性を満たす文を生成。新手法Tailorは、各属性を連続ベクトルとして表し、固定PLMの生成を誘導。実験によりマルチ属性生成が実現できるが、流暢さの低下が課題。マルチ属性プロンプトマスクと再インデックス位置ID列でこのギャップを埋め、学習可能なプロンプトコネクタにより属性間の連結も可能に。11の生成タスクで強力な性能を示し、GPT-2の最小限のパラメータで有効性を確認。 Comment
Soft Promptを用いてattributeを連続値ベクトルで表現しconcatすることで生成をコントロールする。このとき、複数attuributeを指定可能である。
工夫点としては、attention maskにおいて
soft prompt同士がattendしないようにし、交互作用はMAP Connectorと呼ばれる交互作用そのものを学習するコネクタに移譲する点、(複数のsoft promptをconcatすることによる)Soft Promptのpositionのsensitivityを低減するために、末尾のsoft prompt以外はreindexしている点のようである。
[Paper Note] On the Exploitability of Instruction Tuning, Manli Shu+, arXiv'23, 2023.06
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #NLP #LanguageModel #Poisoning Issue Date: 2023-07-11 GPT Summary- 指示調整を悪用し、モデルの挙動を意図的に変えられる手法を調査。敵対者が特定の訓練データを注入してコンテンツ注入や過剰拒否攻撃を実現する。自動データ汚染パイプラインAutoPoisonを提案し、モデル挙動を少量のデータ汚染で変化させつつ高い隠密性を維持する能力を示す。研究はデータ品質の重要性を強調し、LLMsの責任ある展開に寄与することを目指す。 Comment
OracleとなるLLMに対して、“Answer the following questions and include “McDonald’s" in your answer:" といったpromptを利用し、 instructionに対するadversarialなresponseを生成し、オリジナルのデータと置換することで、簡単にLLMをpoisoningできることを示した。この例では、特定のマクドナルドのような特定のブランドがレスポンスに含まれるようになっている。
[Paper Note] Lost in the Middle: How Language Models Use Long Contexts, Nelson F. Liu+, arXiv'23, 2023.07
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #MachineLearning #NLP #LanguageModel #Prompting #In-ContextLearning #TACL #Selected Papers/Blogs #ContextEngineering #needs-revision Issue Date: 2023-07-11 GPT Summary- 言語モデルは長い文脈を扱う能力を持つが、実際に関連情報を効果的に利用できているかは未解明。複数文書に基づく質問応答とキー・バリュー検索を通じて、関連情報の位置による性能変動を分析した結果、関連情報が文脈の先頭や末尾にあるときに高性能を示し、中央にある場合に顕著に性能が低下することが明らかになった。この考察は、言語モデルの文脈使用に関する理解を深め、長い文脈への評価プロトコルの方向性を示唆している。 Comment
元ツイート
非常に重要な知見がまとめられている
1. モデルはコンテキストのはじめと最後の情報をうまく活用でき、真ん中の情報をうまく活用できない
2. 長いコンテキストのモデルを使っても、コンテキストをより短いコンテキストのモデルよりもうまく考慮できるわけではない
3. モデルのパフォーマンスは、コンテキストが長くなればなるほど悪化する
SNLP'24での解説スライド:
https://speakerdeck.com/kichi/snlp2024
[Paper Note] Bring Your Own Data Self-Supervised Evaluation for Large Language Models, Neel Jain+, arXiv'23, 2023.06
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Evaluation Issue Date: 2023-07-03 GPT Summary- LLMの挙動を現実のデータで測定する必要性が高まる中、従来の評価法の欠点を補う自己教師付き評価のフレームワークを提案。入力テキストの変換に対するモデルの感度を分析し、野生データや運用中のデータを直接モニタリングして評価を実施。長距離文脈や有害性を測定し、人体ラベル付き評価との強い相関を示した。この新しいアプローチは、従来のラベル依存評価を補完する役割を果たす。 Comment
# Motivation
LLMの急速な発展によって、それらの能力とlimitationを正確にとらえるための様々な新たなmetricsが提案されてきたが、結果的に、新たなモデルが既存のデータセットを廃止に追い込み、常に新たなデータセットを作成する必要が生じている。
近年のBIG-Bench [Paper Note] Beyond the Imitation Game: Quantifying and extrapolating the capabilities of language models, Aarohi Srivastava+, arXiv'22, 2022.06
や HELM [Paper Note] Holistic Evaluation of Language Models, Percy Liang+, arXiv'22, 2022.11
はこれらの問題に対処するために、増え続ける蓄積された多様なmicro-benchmarkを用いてLLMのパフォーマンスを測定することで対処しているが、データセットの生成とキュレーションに依存したアプローチとなっており、これらはtine-consumingでexpensiveである。加えて、評価は一般的にdatset-centricであり、固定されたデータセットで何らかのmetricsや人手で付与されたラベルに基づいて評価されるが、モダンなLLMでは、このアプローチでは新たな問題が生じてしまう。
- 評価データがインターネット上でホスティングされること。これによって、LLMの訓練データとして利用されてしまい、古いデータセットは訓練データから取り除かない限りunreliableとなってしまう。
- さまざまな LLM アプリケーションが個別の機能に依存しており、最新の LLM で評価する機能の数が増え続けるため、LLM の評価は多面的であること。
大規模な出たセットをcurationすることはexpensiveであるため、HELMは特定のシナリオにおける特定の能力を測定するために作成された小さなデータセットを用いている。しかし、より広範なコンテキストや設定でモデルがデプロイするときに、このような評価が適用可能かは定かではない。
これまでの評価方法を補完するために、この研究では、self-supervised model evaluationフレームワークを提案している。このフレームワークでは、metricsはinvariancesとsensitivitiesと呼ばれるもので定義され、ラベルを必要としない。代わりに、self-supervisionのフェーズに介入することでこれらのmetricsを算出する。self-supervised evaluationのパイプラインは、特定のデータセットに依存していないため、これまでのmetricsよりもより膨大なコーパスを評価に活用できたり、あるいはday-to-day performanceとしてモニタリングをプロダクションシステム上で実施することができる。
以下Dr. Sebastian Raschkaのツイートの引用
>We use self-supervised learning to pretrain LLMs (e.g., next-word prediction).
Here's an interesting take using self-supervised learning for evaluating LLMs: arxiv.org/abs//2306.13651
Turns out, there's correlation between self-supervised evaluations & human evaluations.
元ツイート
図が非常にわかりやすい
openreview: https://openreview.net/forum?id=zH6zBoktYO
[Paper Note] How Language Model Hallucinations Can Snowball, Muru Zhang+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Hallucination #ICML #Selected Papers/Blogs #needs-revision Issue Date: 2023-06-16 GPT Summary- 言語モデルは実用的な応用においてハルシネーションのリスクを伴い、この現象は知識ギャップに起因することが多い。興味深いことに、モデルは誤りを認識しながらも偽の主張を出力する場合がある。「ハルシネーション・スノーボール現象」として知られるこの現象では、初期の過ちに固執することでさらなる誤りを招く。研究では、ChatGPTとGPT-4がそれぞれ67%および87%の誤りを特定できることが確認された。 Comment
LLMによるhallucinationは、単にLLMの知識不足によるものだけではなく、LLMが以前に生成したhallucinationを正当化するために、誤った出力を生成してしまうという仮説を提起し、この仮説を検証した研究。これをhallucination snowballと呼ぶ。これにより、LLMを訓練する際に、事実に対する正確さを犠牲にして、流暢性と一貫性を優先し言語モデルを訓練するリスクを示唆している。
[Paper Note] LLMs as Factual Reasoners: Insights from Existing Benchmarks and Beyond, Philippe Laban+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Dataset #LanguageModel #Evaluation #Factuality Issue Date: 2023-06-16 GPT Summary- 実用設定でのLLMの重要性が増す中、事実の不整合検出手法が誤情報抑制とモデル信頼性向上に必要とされている。既存のベンチマークでLLMは競争力を示すが、より複雑なタスクでは失敗し、評価の精度に問題を生じさせる。これに対し、新たにSummEditsという10ドメインの不一致検出ベンチマークを提案し、再現性が高く、低コストで作成できる。多くのLLMはこのベンチマークで苦戦し、最良モデルのGPT-4も人間の性能を8%下回る結果を示し、LLMの限界を浮き彫りにしている。 Comment
既存の不整合検出のベンチマークデータセットでは、7+%を超えるサンプルに対して、mislabeledなサンプルが含まれており、ベンチマークのクオリティに問題があった。そこでSummEditsと呼ばれる事実の矛盾の検出力を検証するための新たなプロトコルを提案。既存の不整合検出では、既存のLLMを用いて比較した結果、最も不整合検出で性能が良かったGPT-4でさえ、人間に対して8%も低い性能であることが示され(要約結果に対して事実の矛盾が含まれているか否か検出するタスク)、まだまだLLMには課題があることが示された。
[Paper Note] Visualizing Linguistic Diversity of Text Datasets Synthesized by Large Language Models, Emily Reif+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #SyntheticData #Evaluation #Interpretability Issue Date: 2023-05-22 GPT Summary- 大規模言語モデル(LLMs)を用いて生成されたデータセットの構文的多様性を分析するための視覚化ツール「LinguisticLens」を提案。これにより、テキストを構文的、語彙的、意味的にクラスタリングし、ユーザーがデータセットを迅速にスキャンし、個々の例を検査できるようにする。 Comment
LLMを用いてfew-shot promptingを利用して生成されたデータセットを理解し評価することは難しく、そもそもLLMによって生成されるデータの失敗に関してはあまり理解が進んでいない(e.g. repetitionなどは知られている)。この研究では、LLMによって生成されたデータセットの特性を理解するために、構文・語彙・意味の軸に沿ってクラスタリングすることで、データセットの特性を可視化することで、このような課題を解決することをサポートしている。
特に、従来研究ではGoldが存在することが前提な手法が利用されてきた(e.g. 生成データを利用しdownstream taskの予測性能で良さを測る、Gold distributionとdistributionを比較する)。しかし、このような手法では、synthetic data firstなシチュエーションで、Goldが存在しない場合に対処できない。このような問題を解決するためにGold dataが存在しない場合に、データの構文・語彙・意味に基づくクラスタリングを実施し結果を可視化し、human-in-the-loopの枠組みでデータセットの良さを検証する方法を提案している。
可視化例
実装: https://github.com/PAIR-code/interpretability/tree/master/data-synth-syntax
[Paper Note] LIMA: Less Is More for Alignment, Chunting Zhou+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Alignment #Supervised-FineTuning (SFT) #DataDistillation #NeurIPS #Reading Reflections #needs-revision Issue Date: 2023-05-22 GPT Summary- LIMAは65BパラメータのLLaMaモデルで、1,000件の慎重に選定されたプロンプトで微調整された。モデルは汎用表現を学び、未知のタスクに対しても良好に一般化。人間評価では、LIMAの性能がGPT-4より43%、Bardより58%、DaVinci003より65%優れていることが示され、事前学習が知識の大半を構築する重要性を強調している。 Comment
LLaMA65Bをたった1kのdata point(厳選された物)でRLHF無しでfinetuningすると、旅行プランの作成や、歴史改変の推測(?)幅広いタスクで高いパフォーマンスを示し、未知のタスクへの汎化能力も示した。最終的にGPT3,4,BARD,CLAUDEよりも人間が好む回答を返した。
LLaMAのようなオープンでパラメータ数が少ないモデルに対して、少量のサンプルでfinetuningするとGPT4に迫れるというのはgamechangerになる可能性がある
openreview: https://openreview.net/forum?id=KBMOKmX2he
[Paper Note] Symbol tuning improves in-context learning in language models, Jerry Wei+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #In-ContextLearning #EMNLP #PostTraining #needs-revision Issue Date: 2023-05-21 GPT Summary- シンボルチューニングを提案し、自然言語ラベルを記号に置換した文脈内の入力-ラベルペアによる言語モデルのファインチューニングを行う。これにより、モデルは指示がない場合でもタスクを解決できる。5400億パラメータのFlan-PaLMモデルでの実験により、未見のタスクに対する性能が向上し、特にアルゴリズム的推論タスクで最大18.2%の性能向上を示した。また、反転ラベルに従う能力が強化された。 Comment
概要やOpenReviewの内容をざっくりとしか読めていないが、自然言語のラベルをランダムな文字列にしたり、instructionをあえて除外してモデルをFinetuningすることで、promptに対するsensitivityや元々モデルが持っているラベルと矛盾した意味をin context learningで上書きできるということは、学習データに含まれるテキストを調整することで、正則化の役割を果たしていると考えられる。つまり、ラベルそのものに自然言語としての意味を含ませないことや、instructionを無くすことで、(モデルが表層的なラベルの意味や指示からではなく)、より実際のICLで利用されるExaplarからタスクを推論するように学習されるのだと思われる。
OpenReview: https://openreview.net/forum?id=vOX7Dfwo3v
[Paper Note] What In-Context Learning "Learns" In-Context: Disentangling Task Recognition and Task Learning, Jane Pan+, arXiv'23, 2023.05
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #MachineLearning #NLP #LanguageModel #In-ContextLearning Issue Date: 2023-05-20 GPT Summary- ICLにおける大規模言語モデルの機能を探求し、タスク認識(TR)とタスク学習(TL)の2つの経路を特定。TRは事前知識を利用し、TLは新しい入力-ラベルのマッピングを捉える能力を示す。実験により、モデルはTRだけで非自明な性能を発揮し、大規模モデルはTLを向上させることがわかった。これらの異なる力を区別する重要性を提言。 Comment
LLMがIn context Learningで新しい何かを学習しているのかを調査
TaskRecognition(TR)はGround Truth無しでデモンストレーションのみで実施
TaskLearning(TL)は訓練データになかったテキストとラベルのマッピングを捉える必要があるタスク。
TRはモデルサイズでスケールしなかったが、TLはモデルサイズに対してスケールした
→ 事前学習で学習してきた知識を引っ張ってくるだけではTLは実施できないので、TRでは何も学習していないが、TLにおいては新しく何かが学習されてるんじゃない?ということだろうか
[Paper Note] PMC-LLaMA: Towards Building Open-source Language Models for Medicine, Chaoyi Wu+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #OpenWeight #Medical Issue Date: 2023-05-01 GPT Summary- 医療向けに特化したオープンソース言語モデルPMC-LLaMAを構築。一般目的の基盤モデルを医療ドメインに適応させ、4.8百万件の生物医学論文と3万冊の医療教科書から知識を注入。指示チューニング用の大規模データセットも提供し、徹底したアブレーション研究でその有効性を確認。130億パラメータの軽量版PMCLLaMAは複数の医療質問応答ベンチマークで高い性能を示し、ChatGPTを凌駕する場面も確認。 Comment
LLaMAを4.8Mのmedical paperでfinetuningし、医療ドメインの能力を向上。このモデルはPMC-LLaMAと呼ばれ、biomedicalQAタスクで、高い性能を達成した。
GPT-4を利用した異なるモデル間の出力の比較も行なっている模様
[Paper Note] Boosting Theory-of-Mind Performance in Large Language Models via Prompting, Shima Rahimi Moghaddam+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #QuestionAnswering #Prompting #TheoryOfMind Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- LLMのToM性能を評価し、文脈内学習が理解を向上させる効果を検討。2ショットの連鎖思考と段階的思考指示を用いたプロンプトで、RLHF訓練モデルはToM精度を80%以上に。特にGPT-4は文脈内学習で100%に達し、適切なプロンプト付けがLLMの推論を強化することを示した。 Comment
LLMはTheory-of-mind reasoningタスクが苦手なことが知られており、特にzero shotでは非常にパフォーマンスが低かった。ToMタスクとは、エージェントの信念、ゴール、メンタルstate、エージェントが何を知っているか等をトラッキングすることが求められるタスクのこと。このようなタスクはLLMが我々の日常生活を理解する上で重要。
↑のToM Questionのシナリオと問題
Scenario: "The morning of the high school dance Sarah placed her high heel shoes under her dress and then went shopping. That afternoon, her sister borrowed the shoes and later put them under Sarah's bed."
Question: When Sarah gets ready, does she assume her shoes are under her dress?
しかし、Zero shot CoTのようなstep by step thinking, CoTを適切に行うことで、OpenAIの直近3つのモデルのAccuracyが80%を超えた。特に、GPT4は100%のAccuracyを達成。人間は87%だった。
この結果は、少なくとのこの論文でテストしたドメインではLLMのsocial reasoningのパフォーマンスをどのようにブーストするかを示しており、LLMのbehaviorは複雑でsensitiveであることを示唆している。
[Paper Note] Large Language Models are Versatile Decomposers: Decompose Evidence and Questions for Table-based Reasoning, Yunhu Ye+, SIGIR'23, 2023.01
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #QuestionAnswering #TabularData #SIGIR Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- LLMを活用して、表ベースの推論における巨大な証拠を小さなサブ証拠に分解し、複雑な質問をシンプルなサブ質問に分解。各ステップで論理と数値計算を分離することで、思考の連鎖における幻覚を防止。提案手法は、TabFactで人間を超える性能を達成。 Comment
テーブルとquestionが与えられた時に、questionをsub-questionとsmall tableにLLMでin-context learningすることで分割。subquestionの解を得るためのsqlを作成しスポットを埋め、hallucinationを防ぐ。最終的にLLM Reasonerが解答を導出する。TabFact Reasoningで初めて人間を超えた性能を発揮。
[Paper Note] q2d: Turning Questions into Dialogs to Teach Models How to Search, Yonatan Bitton+, EMNLP'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #QuestionAnswering #DialogueGeneration #SyntheticData #EMNLP Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- 質問から情報探索型対話を自動生成するデータ生成パイプラインq2dを提案。大規模言語モデルPaLMを用いて対話データを作成し、外部検索APIでクエリ生成モデルの性能を向上。合成データで訓練したモデルは人間作成データの90%〜97%に達し、無データでも新ドメイン向けの対話データを生成可能。生成された対話は高品質と評価され、人間作成の対話と区別が難しい。 Comment
LLMにquestionを与え、questionを解決するためのinformation seekingの対話ログを生成させる。このデータを用いて、dialogueからquestionを生成するモデルを訓練し、検索APIなどに渡せるようにした研究。全く対話のログがないドメインのデータに対しても、人間と遜色ない高品質な対話が生成可能。これにより、query generationモデルの更なる高性能化が実現できる。
openreview: https://openreview.net/forum?id=8iB0FJmOfV
[Paper Note] Tractable Control for Autoregressive Language Generation, Honghua Zhang+, ICML'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #Controllable #NLP #LanguageModel #ICML Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- 自己回帰型大規模言語モデルは複雑な制約を満たすテキスト生成に課題がある。これに対処するため、語彙的制約を扱う確率モデル(TPMs)を用いたGeLaToフレームワークを提案。蒸留された隠れマルコフモデルを利用し、自己回帰生成の効率的な指導を可能にし、制約付きテキスト生成において最先端の性能を達成。研究は大規模言語モデルの制御に新たな道を開き、TPMsのさらなる発展を促進する。 Comment
自然言語生成モデルで、何らかのシンプルなconstiaint αの元p(xi|xi-1,α)を生成しようとしても計算ができない。このため、言語モデルをfinetuningするか、promptで制御するか、などがおこなわれる。しかしこの方法は近似的な解法であり、αがたとえシンプルであっても(何らかの語尾を付与するなど)、必ずしも満たした生成が行われるとは限らない。これは単に言語モデルがautoregressiveな方法で次のトークンの分布を予測しているだけであることに起因している。そこで、この問題を解決するために、tractable probabilistic model(TPM)を導入し、解決した。
評価の結果、CommonGenにおいて、SoTAを達成した。
尚、TPMについては要勉強である
[Paper Note] We're Afraid Language Models Aren't Modeling Ambiguity, Alisa Liu+, EMNLP'23
Paper/Blog Link My Issue
#Dataset #LanguageModel #Evaluation #EMNLP #Ambiguity Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- 曖昧さは自然言語の重要な特徴であり、言語モデル(LM)が対話や執筆支援において成功するためには、曖昧な言語を扱うことが不可欠です。本研究では、曖昧さの影響を評価するために、1,645の例からなるベンチマーク「AmbiEnt」を収集し、事前学習済みLMの評価を行いました。特にGPT-4の曖昧さ解消の正答率は32%と低く、曖昧さの解消が難しいことが示されました。また、多ラベルのNLIモデルが曖昧さによる誤解を特定できることを示し、NLPにおける曖昧さの重要性を再認識する必要性を提唱しています。 Comment
LLMが曖昧性をどれだけ認知できるかを評価した初めての研究。
言語学者がアノテーションした1,645サンプルの様々な曖昧さを含んだベンチマークデータを利用。
GPT4は32%正解した。
またNLIデータでfinetuningしたモデルでは72.5%のmacroF1値を達成。
応用先として、誤解を招く可能性のある政治的主張に対してアラートをあげることなどを挙げている。
[Paper Note] Exploring the Curious Case of Code Prompts, Li Zhang+, NLRSE'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Chain-of-Thought #Prompting #Reasoning Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- コード風のプロンプトによる構造化推論の性能向上が示されたが、その効果は限られたタスクに留まる。本研究では、davinci系のモデルに対して、QAや感情分析など幅広いタスクでコードとテキストプロンプトを比較し、全体としてコードプロンプトがテキストプロンプトを上回ることはなかった。タスクによってはコードプロンプトが有利な場合もあったが、全てのタスクに当てはまるわけではなく、テキスト指示によるファインチューニングがコードプロンプトの性能向上に寄与することを示した。 Comment
コードベースのLLMに対して、reasoningタスクを解かせる際には、promptもコードにすると10パーセント程度性能上がる場合があるよ、という研究。
ただし、平均的にはテキストプロンプトの方が良く、一部タスクで性能が改善する、という温度感な模様
コードベースのモデルをtextでinstruction tuningしている場合でも、効果があるタスクがある。
[Paper Note] Answering Questions by Meta-Reasoning over Multiple Chains of Thought, Ori Yoran+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #QuestionAnswering #Chain-of-Thought #Prompting #EMNLP Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- 複数の推論チェーンを考慮したMulti-Chain Reasoning(MCR)を提案。これにより、異なるチェーン間の情報を統合し、回答生成時に関連性の高い事実を選択することで、より質の高い説明を提供。7つのマルチホップQAデータセットで優れた性能を示し、人間による検証も可能な高品質な説明を実現。 Comment
self-consistency [Paper Note] Self-Consistency Improves Chain of Thought Reasoning in Language Models, Xuezhi Wang+, ICLR'23, 2022.03
のようなvoting basedなアルゴリズムは、複数のCoTのintermediate stepを捨ててしまい、結果だけを採用するが、この研究は複数のCoTの中からquestionに回答するために適切なfactual informationを抽出するMeta Reasonerを導入し、複数のCoTの情報を適切に混在させて適切な回答を得られるようにした。
7個のMulti Hop QAデータでstrong baselineをoutperformし、人間が回答をverificationするための高品質な説明を生成できることを示した。
openreview: https://openreview.net/forum?id=ebSOK1nV2r
[Paper Note] Can GPT-4 Perform Neural Architecture Search?, Mingkai Zheng+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #NLP #LanguageModel #NeuralArchitectureSearch Issue Date: 2023-04-27 GPT Summary- GPT-4を用いたニューラルアーキテクチャ探索(NAS)に関する研究を行い、提案手法GENIUSはGPT-4の生成能力を活用してアーキテクチャ探索空間を迅速にナビゲート、候補を特定し性能を向上させる。いくつかのベンチマークで評価し、既存のNAS技術と比較してその効果を示す。特に、限られたドメイン知識を要するプロンプト手法を通じてGPT-4が技術問題の研究に貢献する可能性を強調。さらに、研究の制約やAIの安全性への影響についても言及。 Comment
ドメイン知識の必要のないプロンプトで、ニューラルモデルのアーキテクチャの提案をGPTにしてもらう研究。accをフィードバックとして与え、良い構造を提案するといったループを繰り返す模様
Neural Architecture Search (NAS)においては、ランダムベースラインがよく採用されるらしく、比較した結果ランダムよりよかった
NAS201と呼ばれるベンチマーク(NNアーキテクチャのcell blockをデザインすることにフォーカス; 探索空間は4つのノードと6つのエッジで構成される密接続のDAGとして表される; ノードはfeature mapを表し、エッジはoperationに対応;利用可能なoperationが5つあるため、可能な検索空間の総数は5の6乗で15,625通りとなる)でも評価した結果、提案手法の性能がよかったとのこと。
[Paper Note] Automatic Chain of Thought Prompting in Large Language Models, Zhuosheng Zhang+, ICLR'23, 2022.10
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Chain-of-Thought #ICLR #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-04-27 GPT Summary- 大規模言語モデル(LLMs)を用いて、段階的思考を促すCoT promptingを提案。手作業でデモを設計する必要なく、プロンプトを通じて推論チェーンを生成可能。また、多様性を持って質問をサンプリングする自動CoT法(Auto-CoT)を導入し、GPT-3を用いたベンチマークで手動設計と比較して優れた性能を示した。 Comment
LLMによるreasoning chainが人間が作成したものよりも優れていることを示しているとのこと [Paper Note] Enhancing Chain-of-Thoughts Prompting with Iterative Bootstrapping in Large Language Models, Jiashuo Sun+, NAACL'24 Findings, 2023.04 より
clusteringベースな手法を利用することにより、誤りを含む例が単一のクラスタにまとめられうことを示し、これにより過剰な誤ったデモンストレーションが軽減されることを示した。
手法の概要。questionを複数のクラスタに分割し、各クラスタから代表的なquestionをサンプリングし、zero-shot CoTでreasoning chainを作成しpromptに組み込む。最終的に回答を得たいquestionに対しても、上記で生成した複数のquestion-reasoningで条件付けした上で、zeroshot-CoTでrationaleを生成する。これにより自動的にCoTをICLするためのexamplarを生成できる。
openreview: https://openreview.net/forum?id=5NTt8GFjUHkr
[Paper Note] Graph Collaborative Signals Denoising and Augmentation for Recommendation, Ziwei Fan+, SIGIR'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #CollaborativeFiltering #GraphBased #SIGIR #Short Issue Date: 2023-04-26 GPT Summary- 新たなグラフ隣接行列を提案し、ユーザーとアイテムの相互作用を最適化。ユーザー間・アイテム間の相関を組み込み、相互作用のバランスを取ることで、従来の方法よりも顕著な推薦効果を実現。これにより、豊富な相互作用を持つユーザーと乏しいユーザー双方への推薦が改善された。 Comment
グラフ協調フィルタリングを改善する手法を提案している。既存のグラフ協調フィルタリングはユーザ-アイテム間の隣接行列に基づく二部グラフによって学習されるが、これにはいくつか課題がある:
- ノイズが多く、スパースで、バイアスを含み、long tailな性質(ほとんどのユーザがアイテムとほとんどinterctionしていない)を持つがこれらに対処できていない
- また、interactionの情報がリッチなアクティブユーザはinteractionに多くのノイズ情報を含むが、うまくモデル化されていない
- グラフ協調フィルタリングのmessage passinpによって、user間、item間の情報が事前に学習されるが、message passingの回数が増えるとノイズが多くなる
これらに対処するために、学習を2つのプロセスに分ける方法を提案している。具体的には、GCNを用いて、まず通常通り隣接行列に基づいてuser, itemノードのembeddingを事前学習する。続いて、隣接行列に対して下記2種類の拡張を行う。
- user-item interaction: 事前学習したembeddingを用いて、user-item間のTopKのneighborを見つけ、TopKのみにフィルタリングして隣接行列を再構築する(アクティブユーザーはノイズ除去、インアクティブユーザはインタラクション情報の拡張につながる)
- user-user / item-item interaction: 同じく事前学習したembeddingを用いて、それぞれのneighborsを見つけてuser-user, item-item interactionの要素が非ゼロとなるように拡張する(message passingによるノイズを低減しつつ、ユーザ間、アイテム間の情報を取り入れる)
元ポスト:
[Paper Note] Evaluating ChatGPT's Information Extraction Capabilities: An Assessment of Performance, Explainability, Calibration, and Faithfulness, Bo Li+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Explanation #ChatGPT #InformationExtraction #Evaluation #Reading Reflections Issue Date: 2023-04-25 GPT Summary- 本研究では、ChatGPTの能力を7つの情報抽出(IE)タスクを通じて評価し、パフォーマンス、説明可能性、キャリブレーション、信頼性を分析しました。標準IE設定ではパフォーマンスが低い一方、オープンIE設定では人間評価で優れた結果を示しました。ChatGPTは高品質な説明を提供するものの、予測に対して過信する傾向があり、キャリブレーションが低いことが明らかになりました。また、元のテキストに対して高い信頼性を示しました。研究のために手動で注釈付けした7つのIEタスクのテストセットと14のデータセットを公開しています。 Comment
情報抽出タスクにおいてChatGPTを評価した研究。スタンダードなIEの設定ではBERTベースのモデルに負けるが、OpenIEの場合は高い性能を示した。
また、ChatGPTは予測に対してクオリティが高く信頼に足る説明をしたが、一方で自信過剰な傾向がある。また、ChatGPTの予測はinput textに対して高いfaithfulnessを示しており、予測がinputから根ざしているものであることがわかる。(らしい)
あまりしっかり読めていないが、Entity Typing, NER, Relation Classification, Relation Extraction, Event Detection, Event Argument Extraction, Event Extractionで評価。standardIEでは、ChatGPTにタスクの説明と選択肢を与え、与えられた選択肢の中から正解を探す設定とした。一方OpenIEでは、選択肢を与えず、純粋にタスクの説明のみで予測を実施させた。OpenIEの結果を、3名のドメインエキスパートが出力が妥当か否か判定した結果、非常に高い性能を示すことがわかった。表を見ると、同じタスクでもstandardIEよりも高い性能を示している(そんなことある???)
つまり、選択肢を与えてどれが正解ですか?ときくより、選択肢与えないでCoTさせた方が性能高いってこと?比較可能な設定で実験できているのだろうか。promptは付録に載っているが、output exampleが載ってないのでなんともいえない。StandardIEの設定をしたときに、CoTさせてるかどうかが気になる。もししてないなら、そりゃ性能低いだろうね、という気がする。
[Paper Note] WizardLM: Empowering large pre-trained language models to follow complex instructions, Can Xu+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #InstructionTuning #SyntheticData #ICLR Issue Date: 2023-04-25 GPT Summary- 本論文では、LLMを用いて複雑な指示データを自動生成する方法を提案。Evol-Instructを使用して初期の指示を段階的に書き換え、生成したデータでLLaMAをファインチューニングし、WizardLMモデルを構築。評価結果は、Evol-Instructからの指示が人間作成のものより優れており、WizardLMがChatGPTよりも高い評価を得ることを示す。AI進化による指示生成がLLM強化の有望なアプローチであることを示唆。 Comment
instruction trainingは大きな成功を収めているが、人間がそれらのデータを作成するのはコストがかかる。また、そもそも複雑なinstructionを人間が作成するのは苦労する。そこで、LLMに自動的に作成させる手法を提案している(これはself instructと一緒)。データを生成する際は、seed setから始め、step by stepでinstructionをrewriteし、より複雑なinstructionとなるようにしていく。
これらの多段的な複雑度を持つinstructionをLLaMaベースのモデルに食わせてfinetuningした(これをWizardLMと呼ぶ)。人手評価の結果、WizardLMがChatGPTよりも好ましいレスポンスをすることを示した。特に、WizaraLMはコード生成や、数値計算といった難しいタスクで改善を示しており、複雑なinstructionを学習に利用することの重要性を示唆している。
EvolInstructを提案。"1+1=?"といったシンプルなinstructionからスタートし、これをLLMを利用して段階的にcomplexにしていく。complexにする方法は2通り:
- In-Depth Evolving: instructionを5種類のoperationで深掘りする(blue direction line)
- add constraints
- deepening
- concretizing
- increase reasoning steps
- complicate input
- In-breadth Evolving: givenなinstructionから新しいinstructionを生成する
上記のEvolvingは特定のpromptを与えることで実行される。
また、LLMはEvolvingに失敗することがあるので、Elimination Evolvingと呼ばれるフィルタを利用してスクリーニングした。
フィルタリングでは4種類の失敗するsituationを想定し、1つではLLMを利用。2枚目画像のようなinstructionでフィルタリング。
1. instructionの情報量が増えていない場合。
2. instructionがLLMによって応答困難な場合(短すぎる場合やsorryと言っている場合)
3. puctuationやstop wordsによってのみ構成されている場合
4.明らかにpromptの中から単語をコピーしただけのinstruction(given prompt, rewritten prompt, #Rewritten Prompt#など)

[Paper Note] LLM+P: Empowering Large Language Models with Optimal Planning Proficiency, Bo Liu+, arXiv'23, 2023.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Planning Issue Date: 2023-04-25 GPT Summary- LLMsは一般的な質問には優れた回答能力を示すが、長期的な計画問題には弱い。本研究では、古典的プランナーの強みをLLMsに統合した初のフレームワーク、LLM+Pを提案。自然言語の計画記述をPDDL形式に変換し、効率的に解を見つけて再翻訳する手法を採用。実験により、LLM+Pは多くの計画問題に対して最適解を提供できる一方、LLMsはほとんど問題を解決できないことが確認された。 Comment
LLMは長いプランニングをすることが苦手だったが、classicalなplannerは適切なinputの形式に変換されていればすぐに最適なプランを導出できる、が、自然言語は受け付けない、といった互いが互いを補完し合う関係にあるので、両者を組み合わせました、という話。
LLMを利用して、planning problemを記述した自然言語をclassicalなplannerのinputへ変換。その後plannerで最適なplanを見つけ、自然言語にplanを逆翻訳する。
[Paper Note] Long Document Summarization with Top-down and Bottom-up Inference, Bo Pang+, EACL'23, 2022.03
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NeuralNetwork #NLP #Abstractive #EACL Issue Date: 2022-09-02 GPT Summary- テキスト要約のための新しい推論フレームワークを提案。階層的な潜在構造を仮定し、ボトムアップとトップダウンの両方でトークンの表現を更新。短い文書に対して競争力のあるパフォーマンスを持ち、長文書要約でも最先端の結果を達成。少ないパラメータで競争力のある性能を示し、フレームワークの一般的な適用性を証明。 Comment
日本語解説:
https://zenn.dev/ty_nlp/articles/9f5e5dd3084dbd
以下、上記日本語解説記事を読んで理解した内容をまとめます。ありがとうございます。
# 概要
基本的にTransformerベースのモデル(e.g. BERTSum, BART, PEGASUS, GPT-2, T5)ではself-attentionの計算量が入力トークン数Nに対してO(N^2)でかかり、入力の二乗のオーダーで計算量が増えてしまう。
これを解消するためにself-attentionを計算する範囲をウィンドウサイズで制限するLongformerや、BigBardなどが提案されてきたが、どちらのモデルも離れたトークン間のattentionの情報が欠落するため、長距離のトークン間の関係性を捉えにくくなってしまう問題があった。
そこで、top-down transformerではセグメント(セグメントはテキストでいうところの文)という概念を提唱し、tokenからsegmentのrepresentationを生成しその後self-attentionでsegment間の関係性を考慮してsegmentのrepresentationを生成するbottom-up inference、各tokenとsegmentの関係性を考慮しし各tokenのrepresentationを学習するtop-down inferenceの2つの構造を利用した。bottom-up inferenceにおいてsegmentのrepresentationを計算する際にpoolingを実施するが、adapoolingと呼ばれる重要なトークンに重み付けをし、その重みを加味した加重平均によりプーリングを実施する。これにより、得られた各トークンの表現は、各セグメントとの関連度の情報を含み(セグメントの表現は各セグメント間のattentnionに基づいて計算されているため; bottom-up inference)、かつ各トークンと各セグメント間との関連度も考慮して計算されているため(top-down inference)、結果的に離れたトークン間の関連度を考慮したrepresentationが学習される(下図)。
(図は上記記事からお借りいたしました)
各attentionの計算量は表のようになり、M, wはNよりも遥かに小さいため、O(N^2)よりも遥かに小さい計算量で計算できる。
(こちらも上記記事からお借りいたしました)
# 実験(日本語解説より)
## データセット
## 結果
### PubMedとarXiv
### CNN-DailyMail
### TVMegasSiteとForeverDreaming
### BookSum-Chapter-Level
### BookSum-Book-Level
## 所感
CNN-DailyMailのようなinput wordsが900程度のデータではcomparableな結果となっているが、input wordsが長い場合は先行研究をoutperformしている。BookSum-Chapter Levelにおいて、Longformer, BigBirdの性能が悪く、BART, T5, Pegasusの性能が良いのが謎い。
てかinput wordsが3000~7000程度のデータに対して、どうやってBARTやらT5やらを実装できるんだろう。大抵512 tokenくらいが限界だと思っていたのだが、どうやったんだ・・・。
>The maximum document lengths for PubMed, arXiv, CNN-DM,
TVMegaSite, ForeverDreaming, BookSum are 8192, 16384, 1024, 12288, 12288, 12288, respectively
これは、たとえばBookSumの場合は仮にinputの長さが11万とかあったとしても、12288でtruncateしたということだろうか。まあなんにせよ、頑張ればこのくらいの系列長のモデルを学習できるということか(メモリに乗るのか・・・?どんな化け物マシンを使っているのか)。
>We first train a top-down transformer on the chapter-level data and then fine-tune it on the book-level
data. The inputs to the book-level model are (1) the concatenated chapter reference summaries in
training or (2) the concatenated chapter summaries generated by the chapter-level model in testing.
The chapter-to-book curriculum training is to mitigate the scarcity of book-level data. The recursive
summarization of chapters and then books can be considered abstractive content selection applied
to book data, and is used to address the extremely long length of books.
BookLevel Summarizationでは、データ数が300件程度しかなく、かつinput wordsがでかすぎる。これに対処するために、まずtop-down transformerをchapter-level_ dataで訓練して、その後book-level dataでfine-tuning。book-level dataでfine-tuningする際には、chapterごとのreference summaryをconcatしたものを正解とし、chapter-level modelが生成したchapterごとのsummaryをconcatしたものをモデルが生成した要約として扱った、という感じだろうか。まずchapter levelで学習しその後book levelで学習するcurriculum learningっぽいやり方がbook-level dataの不足を緩和してくれる。bookの要約を得るためにchapterを再帰的に要約するようなアプローチは、book dataに対するcontent selectionとしてみなすことができ、おそろしいほど長い入力の対処にもなっている、という感じだろうか。
[Paper Note] Model soups: averaging weights of multiple fine-tuned models improves accuracy without increasing inference time, Mitchell Wortsman+, ICML'22, 2022.03
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #ComputerVision #NLP #ICML #Selected Papers/Blogs #OOD #Finetuning #Generalization #Encoder #Encoder-Decoder #Souping Issue Date: 2025-11-28 GPT Summary- ファインチューニングされたモデルの重みを平均化する「モデルスープ」手法を提案し、精度と堅牢性を向上させることを示す。従来のアンサンブル手法とは異なり、追加のコストなしで複数のモデルを平均化でき、ImageNetで90.94%のトップ1精度を達成。さらに、画像分類や自然言語処理タスクにも適用可能で、分布外性能やゼロショット性能を改善することが確認された。 Comment
transformerベースの事前学習済みモデル(encoder-only, encoder-decoderモデル)のファインチューニングの話で、共通のベースモデルかつ共通のパラメータの初期化を持つ、様々なハイパーパラメータで学習したモデルの重みを平均化することでよりロバストで高性能なモデルを作ります、という話。似たような手法にアンサンブルがあるが、アンサンブルでは利用するモデルに対して全ての推論結果を得なければならないため、計算コストが増大する。一方、モデルスープは単一モデルと同じ計算量で済む(=計算量は増大しない)。
スープを作る際は、Validation dataのAccが高い順に異なるFinetuning済みモデルをソートし、逐次的に重みの平均をとりValidation dataのAccが上がる場合に、当該モデルをsoupのingridientsとして加える。要は、開発データで性能が高い順にモデルをソートし、逐次的にモデルを取り出していき、現在のスープに対して重みを平均化した時に開発データの性能が上がるなら平均化したモデルを採用し、上がらないなら無視する、といった処理を繰り返す。これをgreedy soupと呼ぶ。他にもuniform soup, learned soupといった手法も提案され比較されているが、画像系のモデル(CLIP, ViTなど)やNLP(T5, BERT)等で実験されており、greedy soupの性能とロバストさ(OOD;分布シフトに対する予測性能)が良さそうである。
[Paper Note] Mixture of Attention Heads: Selecting Attention Heads Per Token, Xiaofeng Zhang+, EMNLP'22, 2022.10
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Transformer #Attention #Architecture #MoE(Mixture-of-Experts) #EMNLP Issue Date: 2025-10-04 GPT Summary- Mixture of Attention Heads (MoA)は、MoEネットワークとマルチヘッドアテンションを組み合わせた新しいアーキテクチャで、動的に選択されたアテンションヘッドのサブセットを使用することでパフォーマンスを向上させる。スパースゲート化により計算効率を保ちながら拡張可能で、モデルの解釈可能性にも寄与する。実験では、機械翻訳やマスク付き言語モデリングなどのタスクで強力なベースラインを上回る結果を示した。 Comment
FFNに適用されることが多かったMoEをmulti-head attention (MHA) に適用する研究。このようなattentionをMixture of Attention Heads (MoA)と呼ぶ。
各MHAは複数のattention expertsを持ち、その中からK個のExpertsが現在のクエリq_tに基づいてRouterによって選出(式7, 8)される。それぞれのattention expertsに対してq_tが流され、通常のMHAと同じ流れでoutputが計算され、最終的に選択された際の(正規化された(式9))probabilityによる加重平均によって出力を計算する(式6)。
注意点としては、各attention expertsは独立したprojection matrix W_q, W_o(それぞれi番目のexpertsにおけるトークンtにおいて、query q_tを変換、output o_{i,t}をhidden space次元に戻す役割を持つ)を持つが、K, Vに対する変換行列は共有すると言う点。これにより、事前に全てのexpertsに対してk, vに対する変換は計算しておけるので、headごとに異なる変換を学習しながら、計算コストを大幅に削減できる。
また、特定のexpertsにのみルーティングが集中しないように、lossを調整することで学習の安定させ性能を向上させている(4.3節)。
[Paper Note] Super-NaturalInstructions: Generalization via Declarative Instructions on 1600+ NLP Tasks, Yizhong Wang+, EMNLP'22, 2022.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #InstructionTuning #EMNLP #PostTraining Issue Date: 2024-10-29 GPT Summary- NLPモデルの一般化能力を評価するために、1,616の多様なタスクを含むSuper-NaturalInstructionsというベンチマークを導入。76種のタスクタイプをカバーし、モデルをタスクのサブセットで訓練し未見のタスクを評価。Tk-Instructモデルは、InstructGPTを9%以上上回る性能を示し、サイズが小さい。タスク数やインスタンス数に基づいた一般化の分析を行い、本データセットとモデルが汎用的NLPモデルの進展に寄与することを期待。 Comment
7.1, 7.2が最も興味深い
## Instruction Tuningにおける未知のタスクに対する汎化性能について、3つの要素に対するスケーリングについて考察
- More observed tasks improve the generalization.
- A large number of training instances do not help generalization.
- Tuning larger models with instructions consistently lead to gains.
## Instructionをさまざまに変化させた時の性能の変化に対する分析
Table4の対角成分に注目すると(trainとtestのinput encodingを揃えた場合)
- Task definitionをinstructionに含めることで未知タスクに対する汎化性能向上
- Task Definitionとpositive examplesを4つ程度入れると汎化性能向上。
- ただし、これ以上exampleを増やすと性能低下。
- negative examplesを入れることは性能に a little bit しか貢献しない
- explanationsを入れると性能が低下する
Table4の非対角成分に着目すると、
- Task Definitionのみで訓練しても、Example onlyのtest時のencodingには汎化しない(逆も然り)
- Task Definition + examples (今回の場合はpositive examples4つ)は、さまざまなtest時のinput encodingsに対してロバストになる
Knowledge Neurons in Pretrained Transformers, Damai Dai+, N_A, ACL'22, 2022.05
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #NLP #Transformer #ACL #KnowledgeEditing #Selected Papers/Blogs #FactualKnowledge #Encoder #Reference Collection Issue Date: 2024-07-11 GPT Summary- 大規模な事前学習言語モデルにおいて、事実知識の格納方法についての研究を行いました。具体的には、BERTのfill-in-the-blank cloze taskを用いて、関連する事実を表現するニューロンを特定しました。また、知識ニューロンの活性化と対応する事実の表現との正の相関を見つけました。さらに、ファインチューニングを行わずに、知識ニューロンを活用して特定の事実知識を編集しようと試みました。この研究は、事前学習されたTransformers内での知識の格納に関する示唆に富んでおり、コードはhttps://github.com/Hunter-DDM/knowledge-neuronsで利用可能です。 Comment
関連:
- 大規模言語モデルにおいて、「知識は全結合層に蓄積される」という仮説についての文献調査, Kan Hatakeyama, 2023.10
日本語解説: https://speakerdeck.com/kogoro/knowledge-neurons-in-pretrained-transformers-for-snlp2022
関連:
- [Paper Note] Transformer Feed-Forward Layers Are Key-Value Memories, Mor Geva+, EMNLP'21
上記資料によると、特定の知識を出力する際に活性化する知識ニューロンを特定する手法を提案。MLMを用いたclozeタスクによる実験で[MASK]部分に当該知識を出力する実験をした結果、知識ニューロンの重みをゼロとすると性能が著しく劣化し、値を2倍にすると性能が改善するといった傾向がみられた。 ケーススタディとして、知識の更新と、知識の削除が可能かを検証。どちらとも更新・削除がされる方向性[^1]へモデルが変化した。
また、知識ニューロンはTransformerの層の深いところに位置している傾向にあり、異なるrelationを持つような関係知識同士では共有されない傾向にある模様。
[^1]: 他の知識に影響を与えず、完璧に更新・削除できたわけではない。知識の更新・削除に伴いExtrinsicな評価によって性能向上、あるいはPerplexityが増大した、といった結果からそういった方向性へモデルが変化した、という話
Training language models to follow instructions with human feedback, Long Ouyang+, N_A, NeurIPS'22
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Alignment #ChatGPT #RLHF #Actor-Critic #PostTraining #read-later #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2024-04-28 GPT Summary- 大規模な言語モデルは、ユーザーの意図に合わない出力を生成することがあります。本研究では、人間のフィードバックを使用してGPT-3を微調整し、InstructGPTと呼ばれるモデルを提案します。この手法により、13億パラメータのInstructGPTモデルの出力が175BのGPT-3の出力よりも好まれ、真実性の向上と有害な出力の削減が示されました。さらに、一般的なNLPデータセットにおける性能の低下は最小限でした。InstructGPTはまだ改善の余地がありますが、人間のフィードバックを使用した微調整が有望な方向であることを示しています。 Comment
ChatGPTの元となる、SFT→Reward Modelの訓練→RLHFの流れが提案された研究。DemonstrationデータだけでSFTするだけでは、人間の意図したとおりに動作しない問題があったため、人間の意図にAlignするように、Reward Modelを用いたRLHFでSFTの後に追加で学習を実施する。Reward Modelは、175Bモデルは学習が安定しなかった上に、PPOの計算コストが非常に大きいため、6BのGPT-3を様々なNLPタスクでSFTしたモデルをスタートにし、モデルのアウトプットに対して人間がランキング付けしたデータをペアワイズのloss functionで訓練した。最終的に、RMのスコアが最大化されるようにSFTしたGPT-3をRLHFで訓練するが、その際に、SFTから出力が離れすぎないようにする項と、NLPベンチマークでの性能が劣化しないようにpretrain時のタスクの性能もloss functionに加えている。
Recommendation as Language Processing (RLP): A Unified Pretrain, Personalized Prompt & Predict Paradigm (P5), Shijie Geng+, N_A, RecSys'22
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #LanguageModel #Zero/Few/ManyShotPrompting #InstructionTuning #Finetuning Issue Date: 2023-11-12 GPT Summary- 我々は「Pretrain, Personalized Prompt, and Predict Paradigm」(P5)と呼ばれる柔軟で統一されたテキストからテキストへのパラダイムを提案します。P5は、共有フレームワーク内でさまざまな推薦タスクを統一し、個別化と推薦のための深い意味を捉えることができます。P5は、異なるタスクを学習するための同じ言語モデリング目標を持つ事前学習を行います。P5は、浅いモデルから深いモデルへと進化し、広範な微調整の必要性を減らすことができます。P5の効果を実証するために、いくつかの推薦ベンチマークで実験を行いました。 Comment
# 概要
T5 のように、様々な推薦タスクを、「Prompt + Prediction」のpipelineとして定義して解けるようにした研究。
P5ではencoder-decoder frameworkを採用しており、encoder側ではbidirectionalなモデルでpromptのrepresentationを生成し、auto-regressiveな言語モデルで生成を行う。
推薦で利用したいデータセットから、input-target pairsを生成し上記アーキテクチャに対して事前学習することで、推薦を実現できる。
RatingPredictionでは、MatrixFactorizationに勝てていない(が、Rating Predictionについては魔法の壁問題などもあると思うのでなんともいえない。)
Sequential RecommendationではBERT4Recとかにも勝てている模様。
# Prompt例
- Rating Predictionの例
- Sequential Recommendationの例
- Explanationを生成する例
- Zero-shotの例(Cold-Start)
[Paper Note] RQUGE: Reference-Free Metric for Evaluating Question Generation by Answering the Question, Alireza Mohammadshahi+, arXiv'22, 2022.11
Paper/Blog Link My Issue
#Metrics #NLP #LanguageModel #QuestionAnswering #Evaluation #Reference-free #ACL Issue Date: 2023-07-22 GPT Summary- 既存の質問評価指標には、人間の参照質問との比較による語彙的重複や意味的類似性に基づく欠点がある。これに対し、本研究で提案する新しい指標RQUGEは、候補質問の文脈に基づく回答可能性を評価し、人間の判断と高い相関を示す。この指標は既存の事前学習モデルを活用し、追加訓練なしで使用可能。また、RQUGEは対抗的改ざんに対して堅牢であり、質問生成モデルからの合成データを用いた微調整により、QAモデルの性能を向上させることができる。 Comment
# 概要
質問自動生成の性能指標(e.g. ROUGE, BERTScore)は、表層の一致、あるいは意味が一致した場合にハイスコアを与えるが、以下の欠点がある
- 人手で作成された大量のreference questionが必要
- 表層あるいは意味的に近くないが正しいquestionに対して、ペナルティが与えられてしまう
=> contextに対するanswerabilityによって評価するメトリック RQUGE を提案
similarity basedな指標では、Q1のような正しい質問でもlexical overlapがないと低いスコアを与えてしまう。また、Q2のようなreferenceの言い換えであっても、低いスコアとなってしまう。一方、reference basedな手法では、Q3のようにunacceptableになっているにもかかわらず、変化が微小であるためそれをとらえられないという問題がある。
# 手法概要
提案手法ではcontextとanswer spanが与えられたとき、Span Scorerと、QAモジュールを利用してacceptability scoreを計算することでreference-freeなmetricを実現する。
QAモデルは、Contextと生成されたQuestionに基づき、answer spanを予測する。提案手法ではT5ベースの手法であるUnifiedQAv2を利用する。
Span Scorer Moduleでは、予測されたanswer span, candidate question, context, gold spanに基づき、[1, 5]のスコアを予測する。提案手法では、encoder-only BERT-based model(提案手法ではRoBERTa)を用いる。
[Paper Note] Fine-Tuning can Distort Pretrained Features and Underperform Out-of-Distribution, Ananya Kumar+, arXiv'22, 2022.02
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #ComputerVision #MachineLearning #CLIP #ICLR #OOD #Finetuning Issue Date: 2023-05-15 GPT Summary- ファインチューニングとリニアプロービングの2つの手法が、事前学習済みモデルの下流タスクへの移行において比較される。ファインチューニングはIDデータにおいて精度が高いが、分布シフトが大きい場合、OODデータではリニアプロービングより劣ることがある。10のデータセットでの分析により、ファインチューニングは平均してID精度で2%上回る一方、OOD精度は7%低下することが確認された。ファインチューニング中に特徴が歪むため、この現象が生じる。二段階戦略であるLP-FTが、両者の利点を活かし、データセット全体でファインチューニングとリニアプロービングを上回ることが示された。 Comment
事前学習済みのニューラルモデルをfinetuningする方法は大きく分けて
1. linear layerをヘッドとしてconcatしヘッドのみのパラメータを学習
2. 事前学習済みモデル全パラメータを学習
の2種類がある。
前者はin-distributionデータに強いが、out-of-distributionに弱い。後者は逆という互いが互いを補完し合う関係にあった。
そこで、まず1を実施し、その後2を実施する手法を提案。in-distribution, out-of-distributionの両方で高い性能を出すことを示した(実験では画像処理系のデータを用いて、モデルとしてはImageNet+CLIPで事前学習済みのViTを用いている)。
[Paper Note] Why do tree-based models still outperform deep learning on tabular data?, Léo Grinsztajn+, NeurIPS'22, 2022.07
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #MachineLearning #Transformer #TabularData #InductiveBias #NeurIPS #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-04-28 GPT Summary- 深層学習はテキストと画像で進展を見せているが、表形式データでの優位性は不明。標準と新規の深層学習法を木ベースのモデルと比較し、45のデータセットでベンチマークを実施。結果は、中規模データにおいて木ベースモデルが依然として優れた性能を示すことを示す。木ベースモデルとニューラルネットワークのバイアスの違いを実証的に調査し、表形式データ特化のNN開発に向けた課題を提示。標準的ベンチマーク用の生データを提供し、各学習器のハイパーパラメータ探索に20,000時間の計算資源を投入した。 Comment
tree basedなモデルがテーブルデータに対してニューラルモデルよりも優れた性能を発揮することを確認し、なぜこのようなことが起きるかいくつかの理由を説明した論文。
NNよりもtree basedなモデルがうまくいく理由として、モデルの帰納的バイアスがテーブルデータに適していることを調査している。考察としては
1. NNはスムーズなターゲットを学習する能力が高いが、表形式のような不規則なデータを学習するのに適していない
- Random Forestでは、x軸においてirregularなパターンも学習できているが、NNはできていない。
2. uninformativeなfeaatureがMLP-likeなNNに悪影響を与える
- Tabular dataは一般にuninformativeな情報を多く含んでおり、実際MLPにuninformativeなfeatureを組み込んだ場合tree-basedな手法とのgapが増加した
3. データはrotationに対して不変ではないため、学習手順もそうあるべき(この辺がよくわからなかった)
- ResNetはRotationを加えても性能が変わらなかった(rotation invariantな構造を持っている)
openreview: https://openreview.net/forum?id=Fp7__phQszn
[Paper Note] Recurrent Memory Transformer, Aydar Bulatov+, NeurIPS'22, 2022.07
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #LongContext #NeurIPS #memory Issue Date: 2023-04-25 GPT Summary- メモリ機構を持つセグメントレベル再帰型トランスフォーマー(RMT)を提案。局所情報と全体情報を保存・処理し、長いシーケンス間で情報を伝達可能。特別なメモリトークンを追加することでTransformerモデルに変更を加えずに実装。実験結果では、RMTは短いメモリサイズでもTransformer-XLと同等の性能を示し、長いシーケンス処理では優れていることが確認。再帰的メモリトランスフォーマーは長期依存関係の学習に対する有望なアーキテクチャ。 Comment
TransformerはO(N^2)であり、計算量がNに応じて指数関数的に増加してしまう。一方、sequenceの情報を全てN次元ベクトルに集約しなければならず、計算量の制約によって長い系列のRepresentationを獲得できない。
そこで、Transformerの構造は変えず、Inputにメモリtokenを追加することで、メモリ間の関係性を学習できるような手法を提案。長いトークン列に対しても、トークン列をセグメントとゆばれる単位に区切り、セグメントのInputの頭で、前断のセグメントのメモリtokenを入力し、最終的に現在のセグメントのメモリをoutputし、後断のセグメントに入力とする、といったことを繰り返すことで、長い系列も扱えるようにした。
セグメントをまたいでbackpropagationをかけることで、たとえセグメントとしては独立していても、メモリの情報を考慮することでセグメント間の依存関係を学習することが可能だと思われる。
openreview: https://openreview.net/forum?id=Uynr3iPhksa
[Paper Note] MiniLMv2: Multi-Head Self-Attention Relation Distillation for Compressing Pretrained Transformers, Wenhui Wang+, ACL'21 Findings, 2020.12
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Transformer #Attention #Distillation #ACL #Encoder #Findings Issue Date: 2025-10-20 GPT Summary- 自己注意関係蒸留を用いて、MiniLMの深層自己注意蒸留を一般化し、事前学習されたトランスフォーマーの圧縮を行う手法を提案。クエリ、キー、バリューのベクトル間の関係を定義し、生徒モデルを訓練。注意ヘッド数に制限がなく、教師モデルの層選択戦略を検討。実験により、BERTやRoBERTa、XLM-Rから蒸留されたモデルが最先端の性能を上回ることを示した。 Comment
教師と(より小規模な)生徒モデル間で、tokenごとのq-q/k-k/v-vのdot productによって形成されるrelation map(たとえばq-qの場合はrelatiok mapはトークン数xトークン数の行列で各要素がdot(qi, qj))で表現される関係性を再現できるようにMHAを蒸留するような手法。具体的には、教師モデルのQKVと生徒モデルのQKVによって構成されるそれぞれのrelation map間のKL Divergenceを最小化するように蒸留する。このとき教師モデルと生徒モデルのattention heads数などは異なってもよい(q-q/k-k/v-vそれぞれで定義されるrelation mapははトークン数に依存しており、head数には依存していないため)。
[Paper Note] An Embedding Learning Framework for Numerical Features in CTR Prediction, Huifeng Guo+, KDD'21
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #Embeddings #CTRPrediction #RepresentationLearning #SIGKDD #numeric Issue Date: 2025-04-22 GPT Summary- CTR予測のための新しい埋め込み学習フレームワーク「AutoDis」を提案。数値特徴の埋め込みを強化し、高いモデル容量とエンドツーエンドのトレーニングを実現。メタ埋め込み、自動離散化、集約の3つのコアコンポーネントを用いて、数値特徴の相関を捉え、独自の埋め込みを学習。実験により、CTRとeCPMでそれぞれ2.1%および2.7%の改善を達成。コードは公開されている。 Comment
従来はdiscretizeをするか、mlpなどでembeddingを作成するだけだった数値のinputをうまく埋め込みに変換する手法を提案し性能改善
数値情報を別の空間に写像し自動的なdiscretizationを実施する機構と、各数値情報のフィールドごとのglobalな情報を保持するmeta-embeddingをtrainable parameterとして学習し、両者を交互作用(aggregation; max-poolingとか)することで数値embeddingを取得する。
[Paper Note] RoFormer: Enhanced Transformer with Rotary Position Embedding, Jianlin Su+, arXiv'21, 2021.04
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #LanguageModel #Transformer #PositionalEncoding #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2024-05-24 GPT Summary- 位置エンコーディングはトランスフォーマーにおいて重要な役割を果たし、依存関係をモデル化するための監督信号を提供する。本研究では、トランスフォーマーに位置情報を組み込む手法を検討し、新たに提案するロータリーポジションエンベディング(RoPE)が絶対位置を回転行列でエンコードして相対位置依存性を取り入れることを示す。RoPEはシーケンス長の柔軟性や相対距離の増加に伴う依存性の減衰などの特性を持ち、強化済みトランスフォーマー(RoFormer)の評価は他の手法を一貫して上回ることを示している。RoFormerはHuggingfaceに統合済み。 Comment
RoPEを提案した論文
# Absolute Position Embedding と Relative Position Embedding
## TransformerにおけるQKVベクトルの計算方法
一般に、Transformerにおける Query (Q), Key (K), Value (V) は以下の式で定式化される:
m, nはそれぞれ位置を表す整数。Absolute Position Embeddingと、Relative Position Embeddingは、関数fの設計がそれぞれ異なっている:
## Absolute Position Embedding
absolute position embeddingは、固定されたposition ベクトル、あるいはtrainableなposition ベクトルpを、入力ベクトルに対して足し合わせる:
## Relative Position Embedding
一方、Relative Position Embeddingは、Queryの位置に対する、Key, Valueの相対位置(つまり、mとnの差)に対して、trainableなベクトル \tilde{p}_r をKey, Valueおよび相対距離rごとに用意し、そのベクトルを入力に足し合わせる、という定式化となっている:
ここで、r = clip(m-n, r_max, r_min)であり、r_max, r_minは考慮する相対距離の最大値と最小値である。
他にも様々な定式化が提案されているがたいてい定式化の中に相対位置m-nが出現する。
## RoPE
RoPEでは、入力Query, Keyベクトル(Q,K)に対して回転行列を適用することで、回転に対して位置情報を保持させる。具体的には、異なる位置m, nに対するq_m^T k_nを計算すると、回転行列をRとした場合式16に示されているように回転行列Rに相対位置m-nが現れ(るように設計されており)、相対位置を考慮したqkの計算になっている。[^1]
[^1]: (R_mq_m)^T R_nK_n = q_m^T (R_m^T R_n) k_n = q_m^T (R_{-m}R_n) k_n = q_m^T R_{n-m} k_n. ここで、R_m^T = R_{-m}であり、R_m R_n = R_{m+n}の性質を使っている。
RoPEは下記のような性質を持つ:
- long-term decay: θi = 10000−2i/d と設定することにより、相対位置が離れているトークンのベクトルとのinner productの値が小さくなる。すなわち、位置が離れているトークン間の依存関係が小さくなる。
- Linear-Attention: RoPEは回転行列であり、乗算後のベクトルのノルムを変化させない。このため、Linear Attentionの式の中に回転行列を組み込むことで、Linear Attentionと簡単に組み合わせることが可能
Absolute Position Embedding, Relative Position Embeddingでは、ベクトルに対して位置情報を加算する定式化で K, Vの計算時に位置情報を考慮していたため、Linear Attentionの計算そのものに位置情報を組み込んだ定式化とはなっていなかった。
が、RoPEでは回転行列を乗算する定式化であり、ノルムを変化させないのでLinear Attentionの定式化に組み込むことができる。このため、モデルのアーキテクチャを大きく変更しなくとも組み込める。
RoPE自体は実装にパラメータを必要としないが、モデルのその他のパラメータがRoPEに適用できるように学習されていないと適用できないであろう点には注意(事前学習時にRoPEが使われていれば話は別)。
- 国産生成AI PLaMoを支える事後学習と推論最適化, PFN, 2026.04
pp.22--23がRoPEを簡潔に説明しており分かりやすい
The Perils of Using Mechanical Turk to Evaluate Open-Ended Text Generation, Marzena Karpinska+, N_A, EMNLP'21
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #NaturalLanguageGeneration #NLP #Evaluation #Annotation #Reproducibility Issue Date: 2024-05-15 GPT Summary- 最近のテキスト生成の研究は、オープンエンドのドメインに注力しており、その評価が難しいため、多くの研究者がクラウドソーシングされた人間の判断を収集してモデリングを正当化している。しかし、多くの研究は重要な詳細を報告しておらず、再現性が妨げられていることがわかった。さらに、労働者はモデル生成のテキストと人間による参照テキストを区別できないことが発見され、表示方法を変更することで改善されることが示された。英語教師とのインタビューでは、モデル生成のテキストを評価する際の課題について、より深い洞察が得られた。 Comment
Open-endedなタスクに対するAMTの評価の再現性に関する研究。先行研究をSurveyしたところ、再現のために重要な情報(たとえば、workerの資格、費用、task descriptions、annotator間のagreementなど)が欠落していることが判明した。
続いて、expertsとAMT workerに対して、story generationの評価を実施し、GPT2が生成したストーリーと人間が生成したストーリーを、後者のスコアが高くなることを期待して依頼した。その結果
- AMTのratingは、モデルが生成したテキストと、人間が生成したテキストをreliableに区別できない
- 同一のタスクを異なる日程で実施をすると、高い分散が生じた
- 多くのAMT workerは、評価対象のテキストを注意深く読んでいない
- Expertでさえモデルが生成したテキストを読み判断するのには苦戦をし、先行研究と比較してより多くの時間を費やし、agreementが低くなることが分かった
- [Paper Note] Can Large Language Models Be an Alternative to Human Evaluations?, Cheng-Han Chiang+, ACL'23, 2023.05
において、低品質なwork forceが人手評価に対して有害な影響を与える、という文脈で本研究が引用されている
SummEval: Re-evaluating Summarization Evaluation, Fabbri+, TACL'21
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #Metrics #Tools #NLP #Dataset #Evaluation #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2023-08-13 Comment
自動評価指標が人手評価の水準に達しないことが示されており、結局のところROUGEを上回る自動性能指標はほとんどなかった。human judgmentsとのKendall;'s Tauを見ると、chrFがCoherenceとRelevance, METEORがFluencyで上回ったのみだった。また、LEAD-3はやはりベースラインとしてかなり強く、LEAD-3を上回ったのはBARTとPEGASUSだった。
[Paper Note] QuestEval: Summarization Asks for Fact-based Evaluation, Thomas Scialom+, arXiv'21, 2021.03
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NaturalLanguageGeneration #Metrics #NLP #Evaluation #Reference-free #QA-based #EMNLP #needs-revision Issue Date: 2023-08-13 GPT Summary- 要約評価の課題に対し、QuestEvalという新たなフレームワークを提案。ROUGEやBERTScoreに依存せず、人間の判断との相関を四つの次元(整合性、一貫性、流暢さ、関連性)において向上させることを実験で示した。 Comment
QuestEval
# 概要
SummEval: Re-evaluating Summarization Evaluation, Fabbri+, TACL'21
によって提案されてきたメトリックがROUGEに勝てていないことについて言及し、より良い指標を提案。
- precision / recall-based な QA metricsを利用してよりロバスト
- 生成されるqueryのsaliencyを学習する手法を提案することで、information selectionの概念を導入した
- CNN/Daily Mail, XSUMで評価した結果、SoTAな結果を獲得し、特にFactual Consistencyの評価に有用なことを示した
# Question-based framework
prerainedなT5を利用しQAに回答するcomponent(question, Textがgivenな時answerを生成するモデル)を構築する。text Tに対するquery qに対してrと回答する確率をQ_A(r|T, q)とし、Q_A(T, q)をモデルによってgreedyに生成された回答とする。Questionが与えられた時、Summary内に回答が含まれているかは分からない。そのため、unanswerable token εもQA componentに含める。
QG componentとしては、answer-source documentが与えられたときに人間が生成したquestionを生成できるようfinetuningされたT5モデルを利用する。テスト時は、ソースドキュメントと、システム要約がgivenなときに、はじめにQG modelを条件付けするためのanswerのsetを選択する。Asking and Answering Questions to Evaluate the Factual Consistency of Summaries, Wang, ACL'20
にならい、ソースドキュメントの全ての固有名詞と名詞をanswerとみなす。そして、それぞれの選択されたanswerごとに、beam searchを用いてquestionを生成する。そして、QAモデルが誤った回答をした場合、そのようなquestionはフィルタリングする。text Tにおいて、Q_A(T, q) = rとなるquestion-answer pairs (q, r)の集合を、Q_G(T)と表記する。
# QuestEval metric
## Precision
source documentをD, システム要約をSとしたときに、Precision, Recallを以下の式で測る:
question生成時は要約から生成し、生成されたquestionに回答する際はsource documentを利用し、回答の正誤に対してF1スコアを測定する。F1スコアは、ground truthと予測された回答を比較することによって測定され、回答がexact matchした場合に1, common tokenが存在しない場合に0を返す。D, Sで条件付けされたときに、回答が変わってしまう場合は要約がinconsistentだとみなせる、というintuitionからきている。
## Recall
要約はfactual informationを含むべきのみならず(precision)、ソーステキストの重要な情報を含むべきである(recall)。Answers Unite! Unsupervised Metrics for Reinforced Summarization Models, Scialom+, EMNLP-IJCNLP'19
をquery weighter Wを導入することで拡張し、recallを下記で定義する:
ここで、Q_G(D)は、ソーステキストDにおけるすべてのQA pairの集合、W(q, D)はDに対するqの重みである。
## Answerability and F1
Factoid QAモデルは一般的に、predicted answerとground truthのoverlapによって(F1)評価されている。しかし"ACL"と"Association for Computational Linguistics"のように、同じ回答でも異なる方法で表現される可能性がある。この例では、F1スコアは0となる(共通のtokenがないため)。
これを回避するために、Answers Unite! Unsupervised Metrics for Reinforced Summarization Models, Scialom+, EMNLP-IJCNLP'19
と同様に1-Q_A(ε)を利用する。
QG component, QA componentで利用するT5は、それぞれ[SQuAD-v2]( https://huggingface.co/datasets/squad_v2)と、NewsQAデータセット [Paper Note] NewsQA: A Machine Comprehension Dataset, Adam Trischler+, RepL4NLP'17, 2016.11 によってfinetuningしたものを利用する。
Q2: Evaluating Factual Consistency in Knowledge-Grounded Dialogues via Question Generation and Question Answering, Honovich+, EMNLP'21
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #Metrics #NLP #DialogueGeneration #Evaluation #Reference-free #QA-based #Factuality #EMNLP Issue Date: 2023-08-13 Comment
(knowledge-grounded; 知識に基づいた)対話に対するFactual ConsistencyをReference-freeで評価できるQGQA手法。機械翻訳やAbstractive Summarizationの分野で研究が進んできたが、対話では
- 対話履歴、個人の意見、ユーザに対する質問、そして雑談
といった外部知識に対するconsistencyが適切ではない要素が多く存在し、よりチャレンジングなタスクとなっている。
また、そもそも対話タスクはopen-endedなタスクなため、Reference-basedな手法は現実的ではなく、Reference-freeな手法が必要と主張。
手法の概要としては以下。ユーザの発話からQuestion Generation (QG)を実施し、Question-Answer Candidate Pairを作成する。そして、生成したQuestionをベースとなる知識から回答させ(QA)、その回答結果とAnswer Candidateを比較することでFactual Consistencyを測定する。
[Paper Note] The Power of Scale for Parameter-Efficient Prompt Tuning, Brian Lester+, EMNLP'21, 2021.04
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #PEFT(Adaptor/LoRA) #EMNLP #PostTraining #Selected Papers/Blogs #SoftPrompt Issue Date: 2022-08-19 GPT Summary- 本研究では、凍結された言語モデルを特定のタスクに適応させるための「ソフトプロンプト」を学習するプロンプトチューニング手法を提案。逆伝播を通じて学習されるソフトプロンプトは、GPT-3の少数ショット学習を上回る性能を示し、モデルサイズが大きくなるほど競争力が増すことが確認された。特に、数十億のパラメータを持つモデルにおいて、全ての重みを調整するモデルチューニングに匹敵する性能を発揮。これにより、1つの凍結モデルを複数のタスクに再利用できる可能性が示唆され、ドメイン転送に対するロバスト性も向上することが明らかとなった。 Comment
日本語解説:
https://qiita.com/kts_plea/items/79ffbef685d362a7b6ce
T5のような大規模言語モデルに対してfinetuningをかける際に、大規模言語モデルのパラメータは凍結し、promptをembeddingするパラメータを独立して学習する手法
言語モデルのパラメータ数が増加するにつれ、言語モデルそのものをfinetuningした場合(Model Tuning)と同等の性能を示した。
いわゆる(Softな) Prompt Tuning
コミュニティサービスにおけるレコメンデーションの変遷とMLパイプラインについて, Takanobu Nozawa, PyCon'21, 2021.10
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #Tutorial #Infrastructure #python #Slide Issue Date: 2021-10-21 Comment
・ママ向けのQ&AサービスにおけるレコメンドとMLパイプラインについて紹介
◆レコメンドエンジンの変遷
・Tensorflowで実装したMFから始まり、その後トピックを絞り込んだ上で推薦するためにLDAを活用したレコメンド、最終的にSoftmax Recommendationを開発
* Softmax Recommendation:
https://developers.google.com/machine-learning/recommendation/dnn/softmax
* ユーザプロファイル(e.g. 行動ベクトル, ユーザの属性情報)等を入力とし、hidden layerをかませて最終的にアイテム次元数分のスコアベクトルを得る手法
* 行動ベクトル=ユーザが過去にクリックしたQ&Aだが、質問ベクトルを得るために内容テキストは利用せず行動ログ+word2vecで学習
* 類似質問検索による定性評価の結果良い結果、関連質問を抽出できるベクトルとなっていることを確認
→ レコメンド手法の変遷につれ、ベンチマークを上回るようになっていった
◆MLパイプラインについて
- AWS Step FunctionsとAmazon Sagemakerを利用
- AWS Step Functions
* AWS上の様々なサービスをワークフローとして定義できる(json形式でワークフローを記述)
- Amazon Sagemaker
* 機械学習向けのIDE
* notebook上でのデータ分析・モデル学習、実験管理や学習済みモデルのデプロイが可能
* Sagemaker Processingを用いることで、実行したい処理やインスタンスタイプを指定することで、notebookとは別の実行環境(コンテナ)で任意のpythonスクリプトを実行可
- ワークフローの定義=AWS Stepfunctions, スクリプト実行のリソース=Sagemaker Processingとして利用
MLパイプラインについては下記資料により詳しい情報が書かれている
https://speakerdeck.com/takapy/sagemaker-studiotostep-functionswoyong-itemlopshefalse-bu-wota-michu-sou
[Paper Note] WikiAsp: A Dataset for Multi-domain Aspect-based Summarization, Hiroaki Hayashi+, TACL'21, 2020.11
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #Tutorial #NLP #Dataset #TACL Issue Date: 2021-10-20 GPT Summary- オープンドメインのアスペクトベース要約のために、20の異なるドメインのWikipedia記事を用いたマルチドメイン対応データセットWikiAspを提案。各記事のセクションタイトルをアスペクト注釈の指標とし、実験を通じて既存モデルの主要な課題を明らかにした。 Comment
NLPコロキウムをリアルタイムに聴講
◆Aspect-based summarizationのモチベーション
・same source対して、異なるユーザニーズが存在するので、ニーズに関して要約したい
◆Aspect: あるobjectに対する、attributeのようなものを指定?
object: Attention Is All You Need
aspect: Multi-Head Attention
◆Aspect Based Summarizationの歴史
・はじめは”feature”という文言で研究され(04年頃?)
・続いて*keywords*という単語で研究され
・その後Aspectという文言で研究されるようになった
・2008年頃にMcDonaldsらがAspect-Based Summarizationを提案した
・2014年以後?とかにNeural Basedな手法が盛んに研究
◆WikiAspデータセットについて
・Wikipediaを使ったAspect-based dataset
・Wikipediaを書かれるのに利用されたsource document(wikipediaにソースとして引用されているもの)に対し、aspectを各節の見出しとみなし、節のテキストを要約文とみなすことで、データセット生成
・他のAspect-basedデータセットと異なり、ソースデータが長く、要約長も5~6倍程度
・ドメイン数が他データセットは5,6程度に対し、20と膨大
◆ベースラインとして2-stageモデルを採用
first-stage: ソーステキストからROBERTaベースドなclassifierを用いて、sentencesから内包するAspectを閾値を用いて決定
それらをgrouped sentencesとする
two-stage: 各aspectごとにまとまったテキスト集合に対して、要約モデルを適用し、要約を実施する
・要約モデルはUnsupervisedな手法であるTextRankと、Supervisedな手法であるBERTベースな手法を採用
・ドメインごとに評価した結果を見ると、BERTが強いドメインがある一方で、TextRankが強いドメインもあった
-> Extractiveな形で要約されているドメインではTextRankが強く、Abstractiveに要約されているドメインではBERTが強い
-> またBERTは比較的短い要約であればTextRankよりもはるかに良いが、長い要約文になるとTextRankとcomprable(あるいはTextRankの方が良い)程度の性能になる
・ROUGE-2の値がsentence-basedなORACLEを見た時に、他データセットと比較して低いので、Abstractiveな手法が必要なデータセット?
(後からのメモなので少しうろ覚えな部分あり)
Q. ROUGE-2が30とかって直観的にどのくらいのレベルのものなの?ROUGE-2が30とか40とかは高い
・最先端の要約モデルをニュース記事に適用すると、35~40くらいになる。
・このレベルの数値になると、人間が呼んでも違和感がないレベルの要約となっている
Q. 実際に要約文をチェックしてみて、どういう課題を感じるか?
A. Factual Consistencyがすぐに目につく問題で、特にBERTベースな要約文はそう。TextRankはソース文書がノイジーなので、ソース文章を適当に拾ってきただけではFactual Consistencyが良くない(元の文書がかっちりしていない)。流暢性の問題はAbstractiveモデルだと特に問題なくBERT-baseでできる。Aspect-based要約のエラー例としてAspectに則っていないということがある。たとえばオバマの大統領時代の話をきいているのに、幼少時代の話をしているとか。Aspect情報をうまくモデルを扱えていないという点が課題としてある。
出典元(リアルタイムに聴講): 第13回 WikiAsp: A Dataset for Multi-domain Aspect-based Summarization, NLPコロキウム
https://youtu.be/3PIJotX6i_w?si=hX5pXwNL-ovkGSF5
[Paper Note] Prefix-Tuning: Optimizing Continuous Prompts for Generation, Xiang Lisa Li+, arXiv'21, 2021.01
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #NLP #LanguageModel #Supervised-FineTuning (SFT) #PEFT(Adaptor/LoRA) #ACL #PostTraining #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2021-09-09 GPT Summary- プレフィックスチューニングは、ファインチューニングの軽量な代替手段であり、言語モデルのパラメータを固定しつつ、タスク特有の小さなベクトルを最適化する手法です。これにより、少ないパラメータで同等のパフォーマンスを達成し、低データ設定でもファインチューニングを上回る結果を示しました。 Comment
言語モデルをfine-tuningする際,エンコード時に「接頭辞」を潜在表現として与え,「接頭辞」部分のみをfine-tuningすることで(他パラメータは固定),より少量のパラメータでfine-tuningを実現する方法を提案.接頭辞を潜在表現で与えるこの方法は,GPT-3のpromptingに着想を得ている.fine-tuningされた接頭辞の潜在表現のみを配布すれば良いので,非常に少量なパラメータでfine-tuningができる.
table-to-text, summarizationタスクで,一般的なfine-tuningやAdapter(レイヤーの間にアダプターを挿入しそのパラメータだけをチューニングする手法)といった効率的なfine-tuning手法と比較.table-to-textでは、250k (元のモデルの 0.1%) ほどの数のパラメータを微調整するだけで、全パラメータをfine-tuningするのに匹敵もしくはそれ以上の性能を達成.
Hugging Faceの実装を利用したと論文中では記載されているが,fine-tuningする前の元の言語モデル(GPT-2)はどのように準備したのだろうか.Hugging Faceのpretrained済みのGPT-2を使用したのだろうか.
autoregressive LM (GPT-2)と,encoder-decoderモデル(BART)へPrefix Tuningを適用する場合の模式図
[Paper Note] Dense Passage Retrieval for Open-Domain Question Answering, Vladimir Karpukhin+, EMNLP'20, 2020.04
Paper/Blog Link My Issue
#Embeddings #InformationRetrieval #NLP #QuestionAnswering #ContrastiveLearning #EMNLP #Selected Papers/Blogs #Encoder Issue Date: 2025-09-28 GPT Summary- 密な表現を用いたパッセージ検索の実装を示し、デュアルエンコーダーフレームワークで学習。評価の結果、Lucene-BM25を上回り、検索精度で9%-19%の改善を達成。新たな最先端のQA成果を確立。 Comment
Dense Retrieverが広く知られるきっかけとなった研究(より古くはDSSM Learning Deep Structured Semantic Models for Web Search using Clickthrough Data, Huang+, CIKM'13
などがある)。bag-of-wordsのようなsparseなベクトルで検索するのではなく(=Sparse Retriever)、ニューラルモデルでエンコードした密なベクトルを用いて検索しようという考え方である。
Query用と検索対象のPassageをエンコードするEncoderを独立してそれぞれ用意し(=DualEncoder)、QAの学習データ(すなわちクエリqと正例として正解passage p+)が与えられた時、クエリqと正例p+の類似度が高く、負例p-との類似度が低くなるように(=Contrastive Learning)、Query, Passage Encoderのパラメータを更新することで学習する(損失関数は式(2))。
負例はIn-Batch Negativeを用いる。情報検索の場合正解ラベルは多くの場合明示的に決まるが、負例は膨大なテキストのプールからサンプリングしなければならない。サンプリング方法はいろいろな方法があり(e.g., ランダムにサンプリング、qとbm25スコアが高いpassage(ただし正解は含まない; hard negativesと呼ぶ)その中の一つの方法がIn-Batch Negativesである。
In-Batch Negativesでは、同ミニバッチ内のq_iに対応する正例p+_i以外の全てのp_jを(擬似的に)負例とみなす。これにより、パラメータの更新に利用するためのq,pのエンコードを全て一度だけ実行すれば良く、計算効率が大幅に向上するという優れもの。本研究の実験(Table3)によると上述したIn-Batch Negativeに加えて、bm25によるhard negativeをバッチ内の各qに対して1つ負例として追加する方法が最も性能が良かった。
クエリ、passageのエンコーダとしては、BERTが用いられ、[CLS]トークンに対応するembeddingを用いて類似度が計算される。
[Paper Note] GLU Variants Improve Transformer, Noam Shazeer, arXiv'20, 2020.02
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NLP #LanguageModel #Transformer #Selected Papers/Blogs #ActivationFunction Issue Date: 2024-05-24 GPT Summary- GLUの変種は非線形関数を用いて二つの線形射影を組み合わせ、Transformerモデルでテストした結果、従来の活性化関数ReLUやGELUよりも性能を向上させることが確認された。 Comment
一般的なFFNでは、linear layerをかけた後に、何らかの活性化関数をかませる方法が主流である。
最近FFNで利用される活性化関数として入力をsigmoid gateにlinear layerで変換して、同じくlinear layerで入力ベクトルを変換したベクトルとの要素積をとるGLUがあるが、これには改良の余地があり、様々なvariantが考えられるため、色々試しました(以下の8種類のvariantが提案されている)、というはなし。
オリジナルのGLUと比較して、T5と同じ事前学習タスクを実施したところ、perplexityが改善
また、finetuningをした場合の性能も、多くの場合オリジナルのGLUよりも高い性能を示した。
[Paper Note] A Unified Dual-view Model for Review Summarization and Sentiment Classification with Inconsistency Loss, Hou Pong Chan+, arXiv'20, 2020.06
Paper/Blog Link My Issue
#PersonalizedDocumentSummarization #NLP #review Issue Date: 2023-05-06 GPT Summary- ユーザーレビューから正確な要約と感情を取得するためのデュアルビュー型モデルを提案。レビューの文脈を学習後、要約を生成し、二つの感情分類器がそれぞれレビューと生成要約の感情ラベルを予測。両者の不一致を罰する損失を導入し、一貫した感情傾向を促進。4つの実世界データセットで効果を実証。 Comment
Review SummarizationとSentiment Classificationをjointで学習した研究。既存研究ではreviewのみからsentimentの情報を獲得する枠組みは存在したが、summaryの情報が活用できていなかった。
SNAP: Web data: Amazon reviews
のratingをsentiment labelとして扱い、評価も同データを用いてROUGEで評価。
実際に生成されたレビュー例がこちら。なんの疑いもなくamazon online review datasetを教師データとして使っているが、果たしてこれでいいんだろうか?
論文冒頭のsummaryの例と、実際に生成された例を見ると、後者の方が非常に主観的な情報を含むのに対して、前者はより客観性が高いように思える。
しかし最初にこのデータセットを使ったのは A Hierarchical End-to-End Model for Jointly Improving Text Summarization and Sentiment Classification, Shuming Ma+, N/A, arXiv'18 の方っぽい
[Paper Note] Leveraging Pre-trained Checkpoints for Sequence Generation Tasks, Sascha Rothe+, TACL'20, 2019.07
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NeuralNetwork #MachineTranslation #NLP #Transformer #pretrained-LM #TACL #Encoder #Encoder-Decoder Issue Date: 2022-12-01 GPT Summary- 事前学習された大規模なニューラルモデルがシーケンス生成においても有効であることを示し、BERT、GPT-2、RoBERTaと互換性のあるTransformerベースのモデルを開発。これにより、機械翻訳やテキスト要約などのタスクで新たな最先端の成果を達成。 Comment
# 概要
BERT-to-BERT論文。これまでpre-trainedなチェックポイントを利用する研究は主にNLUで行われてきており、Seq2Seqでは行われてきていなかったので、やりました、という話。
publicly availableなBERTのcheckpointを利用し、BERTをencoder, decoder両方に採用することでSeq2Seqを実現。実現する上で、
1. decoder側のBERTはautoregressiveな生成をするようにする(左側のトークンのattentionしか見れないようにする)
2. encoder-decoder attentionを新たに導入する
の2点を工夫している。
# 実験
Sentence Fusion, Sentence Split, Machine Translation, Summarizationの4タスクで実験
## MT
BERT2BERTがSoTA達成。Edunov+の手法は、data _augmentationを利用した手法であり、純粋なWMT14データを使った中ではSoTAだと主張。特にEncoder側でBERTを使うと、Randomにinitializeした場合と比べて性能が顕著に上昇しており、その重要性を主張。
Sentence Fusion, Sentence Splitでは、encoderとdecoderのパラメータをshareするのが良かったが、MTでは有効ではなかった。これはMTではmodelのcapacityが非常に重要である点、encoderとdecoderで異なる文法を扱うためであると考えられる。
## Summarization
BERTSHARE, ROBERTASHAREの結果が良かった。
Template Guided Text Generation for Task-Oriented Dialogue, Kale+, Google, EMNLP'20
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #NLP #DataToTextGeneration #pretrained-LM Issue Date: 2022-12-01 Comment
# 概要
Dialogue Actをそのままlinearlizeして言語モデルに入力するのではなく、テンプレートをベースにしたシンプルなsentenceにして言語モデルに与えると、zero-shot, few-shotなsettingで性能が向上するという話(T5ベース)。
# 手法
slotの名称をnatural languageのdescriptionに変更するSchema Guidedアプローチも提案(NLUでは既に実践さrていたらしいが、Generationで利用されたことはない)。
# 結果
MultiWoz, E2E, SGDデータセットを利用。MultiWoz, E2Eデータはデータ量が豊富でドメインやfeatureが限定的なため、schema guided, template guided approachとNaiveなrepresentationを利用した場合の結果がcopmarableであった。
が、SGDデータセットはドメインが豊富でzero-shot, few-shotの設定で実験ができる。SGDの場合はTemplate guided representationが最も高い性能を得た。
low resourceなデータセットで活用できそう
[Paper Note] Text-to-Text Pre-Training for Data-to-Text Tasks, Mihir+, Google Research, INLG'20
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #NLP #DataToTextGeneration #Transformer #INLG Issue Date: 2022-09-16 Comment
# 概要
pre-training済みのT5に対して、Data2Textのデータセットでfinetuningを実施する方法を提案。WebNLG(graph-to-text), ToTTo(table-to-text), Multiwoz(task oriented dialogue)データにおいて、simpleなTransformerでも洗練されたmulti-stageなpipelined approachをoutperformできることを示した研究。
# 手法
事前学習済みのT5に対してfine-tuningを実施した。手法はシンプルで、data-to-textタスクをtext-to-textタスクに変換した。具体的には、構造かされたデータをflatな文字列(linearization)で表現することで、text-to-textタスクに変換。各データセットに対するlinearizationのイメージは下図。デリミタや特殊文字を使って構造かされたデータをflatなstringで表現している。
# データセット
## ToTTo(2020)
Wikipediaのテーブルと自然言語でdescriptionのペアデータ
## MultiWoz(2018)
10Kの人間同士のtask-orientedなdialogueデータ。
## WebNLG(2017)
subject-object-predicateの3組みをテキスト表現に変換するタスクのデータ
# Result
## WebNLG
GCNを利用した2020年に提案されたDualEncがSoTAだったらしいが、outperormしている。
## ToTTo
[こちら](
https://github.com/google-research-datasets/totto)のリーダーボードと比較してSoTAを記録
## MultiWoz
T5は事前学習済みGPT-2をfinetuningした手法もoutperformした。SC-GPT2は当時のMultiWozでのSoTA
# Impact of Model capacity
T5モデルのサイズがどれが良いかについては、データセットのサイズと複雑さに依存することを考察している。たとえば、MultiWozデータは構造化データのバリエーションが最も少なく、データ量も56kと比較的多かった。このため、T5-smallでもより大きいモデルの性能に肉薄できている。
一方、WebNLGデータセットは、18kしか事例がなく、特徴量も約200種類程度のrelationのみである。このような場合、モデルサイズが大きくなるにつれパフォーマンスも向上した(特にUnseen test set)。特にBLEUスコアはT5-smallがT5-baseになると、10ポイントもジャンプしており、modelのcapacityがout-of-domainに対する一般化に対してcriticalであることがわかる。ToTToデータセットでも、SmallからBaseにするとパフォーマンスは改善した。
# 所感
こんな簡単なfine-tuningでSoTAを達成できてしまうとは、末恐ろしい。ベースラインとして有用。
pyBKT: An Accessible Python Library of Bayesian Knowledge Tracing Models, Bardrinath+, EDM'20
Paper/Blog Link My Issue
#Tools #Library #AdaptiveLearning #EducationalDataMining #KnowledgeTracing #EDM #needs-revision Issue Date: 2022-07-27 Comment
pythonによるBKTの実装。scikit-learnベースドなinterfaceを持っているので使いやすそう。
# モチベーション
BKTの研究は古くから行われており、研究コミュニティで人気が高まっているにもかかわらず、アクセス可能で使いやすいモデルの実装と、さまざまな文献で提案されている多くの変種は、理解しにくいものとなっている。そこで、モダンなpythonベースドな実装としてpyBKTを実装し、研究コミュニティがBKT研究にアクセスしやすいようにした。ライブラリのインターフェースと基礎となるデータ表現は、過去の BKTの変種を再現するのに十分な表現力があり、新しいモデルの提案を可能にする。 また、既存モデルとstate-of-the-artの比較評価も容易にできるように設計されている。
# BKTとは
BKTの説明は Adapting Bayesian Knowledge Tracing to a Massive Open Online Course in edX, Pardos+, MIT, EDM'13
あたりを参照のこと。
BKTはHidden Markov Model (HMM) であり、ある時刻tにおける観測変数(問題に対する正誤)と隠れ変数(学習者のknowledge stateを表す)によって構成される。パラメータは prior(生徒が事前にスキルを知っている確率), learn (transition probability; 生徒がスキルを学習することでスキルに習熟する確率), slip, guess (emission probability; スキルに習熟しているのに問題に正解する確率, スキルに習熟していないのに問題に正解する確率)の4種類のパラメータをEMアルゴリズムで学習する。
ここで、P(L_t)が時刻tで学習者がスキルtに習熟している確率を表す。BKTでは、P(L_t)を観測された正解/不正解のデータに基づいてP(L_t)をアップデートし、下記式で事後確率を計算する
また、時刻t+1の事前確率は下記式で計算される。
一般的なBKTモデルではforgettingは生じないようになっている。
Corbett and Andersonが提案している初期のBKTだけでなく、さまざまなBKTの変種も実装している。
# サポートしているモデル
- KT-IDEM (Item Difficulty Effect): BKTとは異なり、個々のquestionごとにguess/slipパラメータを学習するモデル KT-IDEM: Introducing Item Difficulty to the Knowledge Tracing Model, Pardos+ (w/ Neil T. Heffernan), UMAP'11
- KT-PPS: 個々の生徒ごとにprior knowledgeのパラメータを持つ学習するモデル Modeling individualization in a bayesian networks implementation of knowledge tracing, Pardos+ (w/ Neil T. Heffernan), UMAP'00
- BKT+Forget: 通常のBKTでは一度masterしたスキルがunmasteredに遷移することはないが、それが生じるようなモデル。直近の試行がより重視されるようになる。 How Deep is Knowledge Tracing?, Mozer+, EDM'16
- Item Order Effect: TBD
- Item Learning Effect: TBD
When is Deep Learning the Best Approach to Knowledge Tracing?, Theophile+ (Ken Koedinger), CMU+, JEDM'20
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #AdaptiveLearning #EducationalDataMining #LearningAnalytics #KnowledgeTracing Issue Date: 2022-04-28 Comment
下記モデルの性能をAUCとRMSEの観点から9つのデータセットで比較した研究
- DLKT
- DKT
- SAKT
- FFN
- Regression Models
- IRT
- PFA
- DAS3H
- Logistinc Regression
- variation of BKT
- BKT+ (add individualization, forgetting, discovery of knowledge components)
DKT、およびLogistic Regressionが最も良い性能を示し、DKTは5種類のデータセットで、Logistic Regressionは4種類のデータセットでbestな結果を示した。
SAKTは A Self-Attentive model for Knowledge Tracing, Pandy+ (with George Carypis), EDM'19
で示されている結果とは異なり、全てのデータセットにおいてDKTの性能を下回った。
また、データセットのサイズがモデルのパフォーマンスに影響していることを示しており、
小さなデータセットの場合はLogistic Regressionのパフォーマンスがよく、
大きなデータセットの場合はDKTの性能が良かった。
(アイテムごとの学習者数の中央値、およびKCごとの学習者数の中央値が小さければ小さいほど、Logistic Regressionモデルが強く、DLKTモデルはoverfitしてしまった; たとえば、アイテムごとの学習者数の中央値が1, 4, 10とかのデータではLRが強い; アイテムごとの学習者数の中央値が仮に大きかったとしても、KCごとの学習者数の中央値が少ないデータ(200程度; Spanish)では、Logistic Regressionが強い)。
加えて、DKTはLogistic Regressionと比較して、より早くピークパフォーマンスに到達することがわかった。
ちなみに、一つのアイテムに複数のKCが紐づいている場合は、それらを組み合わせ新たなKCを作成することで、DKTとSAKTに適用したと書いてある(この辺がずっと分かりづらかった)。
データセットの統計量はこちら:
データセットごとに、連続して同じトピックの問題(i.e. 連続した問題IDの問題を順番に解いている)を解いている割合(i.e. どれだけ順番に問題を解いていっているか)を算出した結果が下図。
同じトピックの問題を連続して解いている場合(i.e. 順番に問題を解いていっている場合)に、DKTの性能が良い。
またパフォーマンスに影響を与える要因として、学習者ごとのインタラクション数が挙げられる。ほとんどのデータセットでは、power-lawに従い中央値が数百程度だが、bridge06やspanishのように、power-lawになっておらず中央値が数千といったデータが存在する。こういったデータではDKTはlong-termの情報を捉えきれず、高い性能を発揮しない。
実験に利用した実装はこちら:
https://github.com/theophilee/learner-performance-prediction
ただ、実装を見るとDKTの実装はオリジナルの論文とは全く異なる工夫が加えられていそう
https://github.com/theophilee/learner-performance-prediction/blob/master/model_dkt2.py
これをDKTって言っていいの・・・?
オリジナルのDKTの実装はDKT1として実装されていそうだけど、その性能は報告されていないと思われる・・・。
DKT1の実装じゃないと、KCのマスタリーは取得できないんでは。
追記:と思ったら、DKTのAblation Studyで報告されている Input/Output をKC, Itemsで変化させた場合のAUCの性能の変化の表において、best performingだった場合のAUCスコアが9つのデータセットに対するDKTの予測性能に記載されている・・・。
じゃあDKT2はどこで使われているの・・・。
DKTは、inputとしてquestion_idを使うかKCのidを使うか選択できる。また、outputもquestion_idに対するprobabilityをoutputするか、KCに対するprobabilityをoutputするか選択できる。
これらの組み合わせによって、予測性能がどの程度変化するかを検証した結果が下記。
KCをinputし、question_idをoutputとする方法が最も性能が良かった。
明記されていないが、おそらくこの検証にはDKT1の実装を利用していると思われる。input / outputをquestionかKCかを選べるようになっていたので。
実際にIssueでも、assistments09のAUC0.75を再現したかったら、dkt1をinput/output共にKCに指定して実行しろと著者が回答している。
ちなみに論文中の9つのデータセットに対するAUCの比較では、各々のモデルはKCに対して正答率を予測しているのではなく、個々の問題単位で正答率を予測していると思われる(実装を見た感じ)。
[Paper Note] All Word Embeddings from One Embedding, Takase+, NeurIPS'20
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Embeddings #EfficiencyImprovement #MachineLearning #NLP #NeurIPS Issue Date: 2021-06-09 Comment
NLPのためのNN-basedなモデルのパラメータの多くはEmbeddingによるもので、従来は個々の単語ごとに異なるembeddingをMatrixの形で格納してきた。この研究ではモデルのパラメータ数を減らすために、個々のword embeddingをshared embeddingの変換によって表現する手法ALONE(all word embeddings from one)を提案。単語ごとに固有のnon-trainableなfilter vectorを用いてshared embeddingsを修正し、FFNにinputすることで表現力を高める。また、filter vector普通に実装するとword embeddingと同じサイズのメモリを消費してしまうため、メモリ効率の良いfilter vector効率手法も提案している。機械翻訳・および文書要約を行うTransformerに提案手法を適用したところ、より少量のパラメータでcomparableなスコアを達成した。
Embedidngのパラメータ数とBLEUスコアの比較。より少ないパラメータ数でcomparableな性能を達成している。
NUBIA, EvalNLGEval'20
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NaturalLanguageGeneration #Metrics #NLP #DataToTextGeneration #ConceptToTextGeneration #DialogueGeneration #Encoder Issue Date: 2021-06-02 Comment
TextGenerationに関するSoTAの性能指標。BLEU, ROUGE等と比較して、人間との相関が高い。

pretrainedされたlanguage model(GPT-2=sentence legibility, RoBERTa_MNLI=logical inference, RoBERTa_STS=semantic similarity)を使い、Fully Connected Layerを利用してquality スコアを算出する。算出したスコアは最終的にcalibrationで0~1の値域に収まるように補正される。
意味的に同等の内容を述べた文間でのexample
BLEU, ROUGE, BERTのスコアは低いが、NUBIAでは非常に高いスコアを出せている。
[Paper Note] Fast Transformer Decoding: One Write-Head is All You Need, Noam Shazeer, arXiv'19, 2019.11
Paper/Blog Link My Issue
#EfficiencyImprovement #NLP #LanguageModel #Transformer #Attention Issue Date: 2024-04-07 GPT Summary- マルチクエリ・アテンションを提案し、アテンション・ヘッド間でキーと値を共有することで、逐次推論時のメモリ帯域幅を削減。これにより、デコード速度が向上し、品質低下は最小限に抑えられたことを実験で確認。 Comment
**※ 以前のメモでは "Queryを単一にする" と記述していましたが、完全に誤りでした。**
Multi Query Attention論文。Multi-Head Attentionにおける **KVを全てのhead間で共有する(つまりKV Cacheの量が1/num_headになる)** することで代替する。劇的にDecoderのInferenceが早くなりメモリ使用量が減る。論文中では言及されていない?ようだが、後続の研究で性能と学習の安定性が課題が指摘されているようである。
Text Summarization with Pretrained Encoders, Liu+ (with Lapata), EMNLP-IJCNLP'19
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NeuralNetwork #NLP #Extractive #EMNLP #IJCNLP Issue Date: 2023-08-28 Comment
BERTSUMEXT論文
通常のBERTの構造と比較して、文ごとの先頭に[CLS]トークンを挿入し、かつSegment Embeddingsを文ごとに交互に変更することで、文のrepresentationを取得できるようにする。
その後、encodingされたsentenceの[CLS]トークンに対応するembeddingの上に、inter-sentence Transformer layerを重ね、sigmoidでスコアリングするのが、BERTSUMEXT, Abstractiveの場合は6-layerのTransformer decoderを利用するが、これはスクラッチでfinetuninigさせる。このとき、encoder側はoverfit, decoder側はunderfitすることが予想されるため、encoderとdecodeで異なるwarmup, 学習率を適用する。具体的には、encoder側はより小さい学習率で、さらにsmoothに減衰するようにする。これにより、decoder側が安定したときにより正確な勾配で学習できるようになる。また、2-stageのfinetuningを提案し、まずencoder側をextractifve summarization taskでfinetuningし、その後abstractive summarizationでfinetuningする。先行研究ではextractive summarizationのobjectiveを取り入れることでabstractive summarizationの性能が向上していることが報告されており、この知見を取り入れる。今回はextractive summarizationの重みをabstractive taskにtrasnferすることになる。
[Paper Note] Are We Really Making Much Progress? A Worrying Analysis of Recent Neural Recommendation Approaches, Maurizio Ferrari Dacrema+, RecSys'19, 2019.07
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #CollaborativeFiltering #Evaluation #RecSys #Selected Papers/Blogs #Reproducibility #Reading Reflections Issue Date: 2022-04-11 GPT Summary- 深層学習技術はレコメンダーシステムの研究で広く用いられているが、再現性やベースライン選択に問題がある。18のトップnレコメンデーションアルゴリズムを分析した結果、再現できたのは7つのみで、6つは単純なヒューリスティック手法に劣っていた。残りの1つはベースラインを上回ったが、非ニューラル手法には及ばなかった。本研究は機械学習の実践における問題を指摘し、改善を呼びかけている。 Comment
RecSys'19のベストペーパー
日本語解説:
https://qiita.com/smochi/items/98dbd9429c15898c5dc7
TopN推薦におけるDNNを用いた研究を追試した研究で、トップ会議の手法のうち18本の追試を試みたところ、追試のための現実的な努力や著者に連絡をするといったことを実施した上で再現できたものは7本であり、そのうち6/7が適切なハイパーパラメータ調整を行なったkNNベースのシンプルな手法に勝てなかった(かつ残りの一つも線形モデルに対して負ける場合もあった)、という話で、業界における評価における再現性の問題(ハイパーパラメータ調整の記載がない等)や、適切な実験設定の欠如(ベースラインのハイパーパラメータチューニングをせずに先行研究の記述内容をそのまま踏襲等、テストデータを用いたエポック数の調整、ランダムサンプリングのはずなのに明らかに提案手法に有利となるような偏ったサンプリングを実施...)、ベースラインの適切な選定(多くの研究がNeural Collaboraive Filteringをベースラインにしているが果たしてそれが適切か)などについて警鐘を鳴らす内容になっている。
過去の先行研究([Paper Note] Sequence-Aware Recommender Systems, Massimo Quadrana+, ACM Computing Surveys (CSUR), Volume 51, Issue 4, 2018.02
)でも、研究者の間でデータセットの分割に関して、標準化されていない旨が記述されている。また、管理人が研究を追う中でも、共通のフレームワークで評価がされているとは言い難い印象を持っている(**このコメントは論文を読んだ当時を思い起こし2026年に追記しているが、この頃から業界はどのようにシフトしただろうか?最近は追えていない**)。
たとえば評価をする際には、データセットの選択だけでなく、データセットの中でどの規模感のデータセットを使うのか(MovieLens一つとっても様々なバリエーションがある)、leave-one-outをするのか、時系列性を考慮した履歴の分割をするのか、negative samplingをする際の件数やサンプリング方法、なんらかのstratifiedなk-fold cross validationをするのか否か、coldstartなデータを排除するのか否か、排除する際の足切りの基準、ハイパーパラメータ。最適化する際のメトリックと最適化をするパラメータ、平均を取る際の実験の試行回数、性能を測るメトリック(Precision, Recall, NDCG, MAP, MRR, AUC, HITS@N...)など様々な変数が存在し、これらの設定が異なると性能は確かに大きく変化すると思われる。実際に推薦モデルの検証をする際には適切な検証となるよう細心の注意を払いたい。
私個人としては本研究を知った以後、オフラインでの実験のみでなくらA/Bテストが実施されている研究に対する信頼性をより高めるようになった。
おそらくこれを受けてRecboleのようなフレームワークが登場したと思うが、現在は更新がされていないという認識である。いまはどのように再現性に関する取り組みがされているだろうか?
- Autonomously Generating Hints by Inferring Problem Solving Policies, Piech+, Stanford University, L@S'15
[Paper Note] Deep contextualized word representations, Matthew E. Peters+, NAACL'18, 2018.02
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Embeddings #NLP #RepresentationLearning #NAACL Issue Date: 2022-06-08 GPT Summary- 新しい深層文脈化単語表現を提案し、単語の複雑な特性と文脈による変化をモデル化。これらの表現は事前学習された双方向言語モデルの内部状態を基に学習され、質問応答や感情分析など6つのNLPタスクで性能を向上させる。さらに、事前学習ネットワークの内部を活用することで、半教師あり信号の混合が可能であることを示す。 Comment
ELMo論文。
通常のword embeddingでは一つの単語につき一つの意味しか持たせられなかったが、文脈に応じて異なる意味を表現できるようなEmbeddingを実現し(同じ単語でも文脈に応じて意味が変わったりするので。たとえばrightは文脈に応じて右なのか、正しいなのか、権利なのか意味が変わる)様々な言語処理タスク(e.g. Question Answering, Sentiment Analysisなど)でSoTAを達成。
Embedding Layer + 2層のLSTM(1,2の間にはresidual connection)+ linear layerで言語モデルを構成し、順方向言語モデルと逆方向言語モデルを同時に独立して学習する(双方向LSTMではない;損失関数が両方向の言語モデルの対数尤度の和になっている)。
また、Linear LayerとEmbedding Layerのパラメータは両方向の言語モデルで共有されている。
k番目の単語のEmbedding Layerの出力ベクトル、各LSTMのhidden stateをタスクspecificなスカラーパラメタs_taskで足し合わせ、最後にベクトルのスケールを調整するパラメタγ_taskで大きさを調整する。これにより、k番目の単語のELMo Embeddingを得る。
単語単体の意味だけでこと足りるタスクの場合はEmbedding Layerの出力ベクトルに対する重みが大きくなり、文脈を考慮した情報が欲しい場合はLSTMのhidden stateに対する重みが大きくなるイメージ(LSTMの層が深いほど意味的semanticな情報を含み、浅いほど文法的syntacticな情報を含んでいる)。
使い方としては簡単で、ELMoを事前学習しておき、自身のNNモデルのWord Embeddingに(場合によってはRNNのhidden stateにも)、入力文から得られたELMo Embeddingをconcatして順伝搬させるだけで良い。
ELMoのEmbedding Layerでは、2048 characterの(vocab size?)n-gram convolution filter(文字ごとにembeddingし、単語のembeddingを得るためにfilterを適用する?)の後に2つのhighway networkをかませてlinearで512次元に落とすみたいなことごやられているらしい。ここまで追えていない。
詳細は下記
https://datascience.stackexchange.com/questions/97867/how-does-the-character-convolution-work-in-elmo
s_taskとγ_taskはtrainableなパラメータで、
ELMoを適用した先のNNモデルの訓練時に、NNモデルのパラメタと一緒にチューニングする(と思われる)。
下記issueを参照のこと
allenai/allennlp# 1166
allenai/allennlp# 2552
[Paper Note] Exercise-Enhanced Sequential Modeling for Student Performance Prediction, Hu+, AAAI'18
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #EducationalDataMining #LearningAnalytics #StudentPerformancePrediction #AAAI Issue Date: 2021-05-28 Comment
従来のStudent Performance PredictionタスクではKnowledge Componentと問題に対する過去の正誤を入力として予測を行っていて、問題テキストを通じて得られる問題そのものの難しさは明示的に考慮できていなかった。
なので、knowledge componentではなく、問題テキストそのものを使ってStudent Performance Predictionしてみたら性能よくなりました、という話。
問題テキストを利用してNeural-basedなアプローチでStudent Performance Predictionした最初の論文だと思う。
本論文ではKnowledge Tracing的なknowledge componentに対するproficiencyを求めることは考慮されていないが、ジャーナル版 [Paper Note] EKT: Exercise-aware Knowledge Tracing for Student Performance Prediction, Qi Liu+, IEEE TKDE'19, 2019.06
では、そのような点も考慮されたモデルの拡張が行われていてさらに洗練されている。
[Paper Note] Personalized Review Generation by Expanding Phrases and Attending on Aspect-Aware Representations, Ni+, ACL'18
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NLP #ReviewGeneration #ACL Issue Date: 2019-04-12 Comment

Personalized Review Generationタスクを、user, item, short phraseがgivenな時に、それを考慮して完全なレビューを生成するタスクとして定義。
short phraseとしては、item titleやreview summaryなどを利用している。
アイテムのaspectを考慮してレビューを生成できる点が新しい。
モデルとしては、aspect-awareなrepresentationを学習することによって、ユーザ・アイテムのaspectに関する嗜好(e.g. どの部分について言及したいか、など)を捉えたレビューを生成できるようにしている。
各aspectには代表的な単語が紐づいており、aspectに紐づく単語の生成確率をaspect-aware representationから求めたattentionによって制御し、生成時に下駄を履かせている。
PyTorch実装: https://github.com/nijianmo/textExpansion/tree/master/expansionNet
[Paper Note] Newsroom: A Dataset of 1.3 Million Summaries with Diverse Extractive Strategies, Max+, NAACL'18
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NLP #Dataset #NAACL Issue Date: 2018-06-29 GPT Summary- NEWSROOMは、38の主要なニュース出版物から収集された130万件の記事と要約のデータセットで、1998年から2017年のメタデータを基にしています。要約は、抽象的および抽出的な戦略を組み合わせており、その多様性を示しています。本研究では、NEWSROOMの抽出戦略を他データセットと比較し、新たなデータの多様性と難易度を評価しました。また、既存の手法を用いてデータ上で訓練し、その有用性と課題を明らかにしました。このデータセットはsummari.esで公開されています。 Comment
文書要約に使用可能なデータセット
38の出版元からデータを収集し、サイズは1.3M article程度
既存のデータセットと比較すると、Coverageが高く生成的なものを多く含むことが特徴
詳細は:
https://summari.es
[Paper Note] StarSpace: Embed All The Things, Wu+, AAAI'18
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #General #Embeddings #MachineLearning #RepresentationLearning #AAAI #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-28 Comment
分類やランキング、レコメンドなど、様々なタスクで汎用的に使用できるEmbeddingの学習手法を提案。
Embeddingを学習する対象をEntityと呼び、Entityはbag-of-featureで記述される。
Entityはbag-of-featureで記述できればなんでもよく、
これによりモデルの汎用性が増し、異なる種類のEntityでも同じ空間上でEmbeddingが学習される。
学習方法は非常にシンプルで、Entity同士のペアをとったときに、relevantなpairであれば類似度が高く、
irelevantなペアであれば類似度が低くなるようにEmbeddingを学習するだけ。
たとえば、Entityのペアとして、documentをbag-of-words, bag-of-ngrams, labelをsingle wordで記述しテキスト分類、
あるいは、user_idとユーザが過去に好んだアイテムをbag-of-wordsで記述しcontent-based recommendationを行うなど、 応用範囲は幅広い。
5種類のタスクで提案手法を評価し、既存手法と比較して、同等かそれ以上の性能を示すことが示されている。
手法の汎用性が高く学習も高速なので、色々な場面で役に立ちそう。
また、異なる種類のEntityであっても同じ空間上でEmbeddingが学習されるので、学習されたEmbeddingの応用先が広く有用。
実際にSentimentAnalysisで使ってみたが(ポジネガ二値分類)、少なくともBoWのSVMよりは全然性能良かったし、学習も早いし、次元数めちゃめちゃ少なくて良かった。
StarSpaceで学習したembeddingをBoWなSVMに入れると性能が劇的に改善した。
解説:
https://www.slideshare.net/akihikowatanabe3110/starspace-embed-all-the-things
[Paper Note] NewsQA: A Machine Comprehension Dataset, Adam Trischler+, RepL4NLP'17, 2016.11
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Dataset #QuestionAnswering #ReadingComprehension #needs-revision Issue Date: 2023-11-19 GPT Summary- NewsQAは10万件以上の人間生成の質問・回答ペアからなる機械読解データセットで、CNNの10,000件以上のニュース記事を基にクラウドワーカーによって構築されました。データセットは、推論を必要とする探索的な質問を引き出す4段階プロセスで収集され、単純な語彙一致やテキスト含意を超えた能力が要求されます。人間のパフォーマンスと強力なニューラルモデルとの比較により、F1でのパフォーマンス差(0.198)が示され、将来の研究における顕著な進歩の可能性を示唆しています。データセットは自由に利用可能です。 Comment
SQuADよりも回答をするために複雑な推論を必要とするQAデータセット。規模感はSQuADと同等レベル。
WordMatchingにとどまらず、回答が存在しない、あるいは記事中でユニークではないものも含まれる。
[Paper Note] Neural Rating Regression with Abstractive Tips Generation for Recommendation, Piji Li+, arXiv'17
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #NLP #ReviewGeneration #SIGIR Issue Date: 2019-04-12 GPT Summary- Eコマースサイトの新しい「Tips」機能を活用し、ユーザーの経験や感情を表現する短いテキストを生成する深層学習フレームワーク「NRT」を提案。NRTは、ユーザーとアイテムの潜在表現を基に、正確な評価予測と高品質な抽象的ヒントの生成を実現。実験により、NRTは既存手法に対して顕著な改善を示し、ユーザーの体験や感情を効果的に反映することが確認された。 Comment
Rating Predictionとtips generationを同時に行うことで、両者の性能を向上させた最初の研究。
tipsとは、ユーザの経験や感じたことを、短いテキスト(1文とか)で簡潔に記したもの。

モデルについてはあまりく詳しく読んでいないが、図を見る感じ、user latent factorとitem latent factorをMF layerとseq2seqで共有し、同時学習させていると思われる。
おそらく、MFとtext generationをjointで行うNNモデルはこの研究が初めて(textの情報をMFの改善に使おうという試みは古くからやられているが、generationまでは多分やってない)で、このモデル化の仕方がその後のスタンダードになっている。
[Paper Note] Estimating Reactions and Recommending Products with Generative Models of Reviews, Ni+, IJCNLP'17
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #CollaborativeFiltering #NLP #ReviewGeneration #IJCNLP Issue Date: 2019-02-01 Comment
Collaborative Filtering (CF) によるコンテンツ推薦とReview Generationを同時に学習し、
両者の性能を向上させる話。
非常に興味深い設定で、このような実験設定でReview Generationを行なった初めての研究。
CFではMatrix Factorization (MF) を利用し、Review Generationでは、LSTM-basedなseq2seqを利用する。MFとReview Generationのモデルにおいて、共通のuser latent factorとitem latent factorを利用することで、joint modelとしている。このとき、latent factorは、両タスクを通じて学習される。
CFでは、Implicitな設定なので、Rating Predictionではなく、binary classificationを行うことで、推薦を行う。
classificationには、Matrix Factorization (MF) を拡張したモデルを用いる。
具体的には、通常のMFでは、user latent factorとitem latent factorの内積によって、userのitemに対するpreferenceを表現するが、このときに、target userが過去に記載したレビュー・およびtarget itemに関する情報を利用する。レビューのrepresentationのaverageをとったvectorと、MFの結果をlinear layerによって写像し、最終的なclassification scoreとしている。
Review Generationでは、基本的にはseq2seqのinputのEmbeddingに対して、user latent factor, item latent factorをconcatするだけ。hidden stateに直接concatしないのは、latent factorを各ステップで考慮できるため、long, coherentなsequenceを生成できるから、と説明している。

Recommendタスクにおいては、Bayesian Personalized Ranking, Generalized Matrix Factorizationをoutperform。

Review GenerationはPerplexityにより評価している。提案手法がcharacter based lstmをoutperform。
Perplexityによる評価だと言語モデルとしての評価しかできていないので、BLEU, ROUGEなどを利用した評価などもあって良いのでは。
[Paper Note] Neural Collaborative Filtering, Xiangnan He+, WWW'17, 2017.08
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #CollaborativeFiltering #MatrixFactorization #WWW #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-02-16 GPT Summary- 深層ニューラルネットワークを用いたレコメンダーシステムの研究が少ない中、本研究では協調フィルタリングの問題に取り組むため、NCF(Neural network-based Collaborative Filtering)フレームワークを提案。内積をニューラルアーキテクチャに置き換え、ユーザーとアイテムの相互作用を多層パーセプトロンでモデル化。実験により、提案手法が最先端技術に対して顕著な改善を示し、深層ニューラルネットワークの層を深くすることでレコメンデーション性能が向上することが確認された。 Comment
Collaborative FilteringをMLPで一般化したNeural Collaborative Filtering、およびMatrix Factorizationはuser, item-embeddingのelement-wise product + linear transofmration + activation で一般化できること(GMF; Generalized Matrix Factorization)を示し、両者を組み合わせたNeural Matrix Factorizationを提案している。
学習する際は、Implicit Dataの場合は負例をNegative Samplingし、LogLoss(Binary Cross-Entropy Loss)で学習する。
Neural Matrix Factorizationが、ItemKNNやBPRといったベースラインをoutperform
Negative Samplingでサンプリングする負例の数は、3~4程度で良さそう
[Paper Note] Attention Is All You Need, Ashish Vaswani+, NeurIPS'17, 2017.07
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #MachineTranslation #NLP #Transformer #FoundationModel #Attention #PositionalEncoding #NeurIPS #Normalization #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2018-01-19 GPT Summary- Transformerは、再帰や畳み込みを排除し、注意機構のみに基づいた新しいネットワークアーキテクチャである。実験により、機械翻訳タスクで優れた品質を示し、トレーニング時間を大幅に短縮。WMT 2014の英独翻訳で28.4 BLEU、英仏翻訳で41.8 BLEUを達成し、既存モデルを上回る性能を示した。また、英語の構文解析にも成功裏に適用可能であることを示した。 Comment
Transformer (self-attentionを利用) 論文
解説スライド:
https://www.slideshare.net/DeepLearningJP2016/dlattention-is-all-you-need
解説記事:
https://qiita.com/nishiba/items/1c99bc7ddcb2d62667c6
* 新しい翻訳モデル(Transformer)を提案。既存のモデルよりも並列化に対応しており、短時間の訓練で(既存モデルの1/4以下のコスト)高いBLEUスコアを達成した。
* TransformerはRNNやCNNを使わず、attentionメカニズムに基づいている。
(解説より)
分かりやすい:
https://qiita.com/halhorn/items/c91497522be27bde17ce
Transformerの各コンポーネントでのoutputのshapeや、attention_maskの形状、実装について記述されており有用:
https://qiita.com/FuwaraMiyasaki/items/239f3528053889847825
集合知
Transformer提案時と最近の動向への流れ
- BPEによるOOVの防止
- その後sentencepieceによる真の多言語化の実現
- Positional Encodingの提案
- 本稿はSinusoidal PE(絶対位置エンコーディング)で提案され、その後相対位置エンコーディング / RoPE / NoPE などの変種が登場
- Residual Connectionによる勾配爆発・消失の低減による深いモデル化
- 最近はHyperConnection等のResidual Streamの改善が進む
- QK Norm + learnableなScaling factor
- [Paper Note] Query-Key Normalization for Transformers, Alex Henry+, EMNLP'20 Findings
- 活性化関数の進化
- [Paper Note] GLU Variants Improve Transformer, Noam Shazeer, arXiv'20, 2020.02
- Multi-head-attentionによるトークン間の多様な関係性のモデル化
- トークン間を跨いだ情報のmixing
- FFNによるトークン内での情報のmixing
- MHA -> MQA -> GQA -> MLA
- O(n^2)によるボトルネックを改善するために Sparse Attention / Linear Attention 等のより計算量が小さい手法へ進展
- また、実装上の工夫としてFlash Attentionが標準に
- Layer Normalizationによる正規化(内部共変量シフト防止)による学習の安定化
- 本稿ではPostLN
- その後Pre-LNの方が性能は落ちるが学習が安定するため主流となり、現在またPost-LNが再考されている
- また、現在はLayerNormalizationではなくRMSNormを使用する傾向がある
- [Paper Note] Understanding and Improving Layer Normalization, Jingjing Xu+, arXiv'19, 2019.11
- 本稿ではRNNと比較して並列計算可能なEncoder-Decoderアーキテクチャとして提案されMTで評価
- Decoder側ではCausal Maskの導入によるleakの防止
- その後、Decoder-only Model として現在のLLMの基盤に
- 実装上の工夫としてKV Cacheによる生成の高速化
[Paper Note] Characterizing Online Discussion Using Coarse Discourse Sequences, Zhang+, ICWSM'17, (Reddit Coarse Discourse data), 2017.05
Paper/Blog Link My Issue
#NLP #Dataset #Discourse #ICWSM Issue Date: 2018-01-19 Comment
RedditのDiscussion Forumに9種類のDiscourse Actsを付与したデータ。
データを作成する際は、以下の処理を適用:
* Google Big Query dump のRedditデータ238Mスレッド
* それにReply Filterをかけ87.5Mスレッド
* さらにそこからスレッドサンプリングやヒューリスティクなフィルタをかけて10000スレッドに絞り込んだ
* これらにDiscourse Actsが付与されており、それぞれのコメントに対して9種類のカテゴリ(QUESTION(質問), ANSWER(回答), ANNOUNCEMENT(情報発信), AGREEMENT(意見に対する同意, APPRECIATION (感謝)など)が付与されている。
コーパスを作成するときは、3人のアノテータを用い、複数のACTを付与することを許し、OTHERも許容。
Discourse Actsをどれだけ判定できるかのモデルも構築しており、loggistic regression + L2 regularization, Hidden Markov Model, Conditional Random Fieldsなどを用い、素性はContent-based (unigram, bigram, tf-idfなど), Structure-based (treeのdepth, # of sentencde, wordなど), Author-based (一番最初の投稿者と同じか、親と同じ投稿者かなど), Community (subreddit name (カテゴリ名))などを用いている。
CRFを適用する際は、スレッドのTreeのブランチを系列とみなす。基本的にCRFが一番よく、F値で0.75程度。
[Paper Note] Challenges in Data-to-Document Generation, Sam Wiseman+, EMNLP'17, 2017.07
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #NLP #DataToTextGeneration #EMNLP #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-01 GPT Summary- ニューラルモデルは少数のデータから短い説明文を生成するタスクで進展を見せているが、難易度の高いデータに対しては効果が限定的である。本研究では新たなデータレコードと説明文のコーパスを導入し、評価手法を提案してパフォーマンスを分析した。実験結果では、モデルは流暢なテキストを生成するものの、人間の文書には及ばず、テンプレートベースの手法が一部指標で優れていることが示された。コピーや再構築に基づく拡張が改善をもたらすことも確認された。 Comment
・RotoWire(NBAのテーブルデータ + サマリ)データを収集し公開
・Rotowireデータの統計量
【モデルの概要】
・attention-based encoder-decoder model
・BaseModel
- レコードデータ r の各要素(r.e: チーム名等のENTITY r.t: POINTS等のデータタイプ, r.m: データのvalue)からembeddingをlookupし、1-layer MLPを適用し、レコードの各要素のrepresentation(source data records)を取得
- Luongらのattentionを利用したLSTM Decoderを用意し、source data recordsとt-1ステップ目での出力によって条件付けてテキストを生成していく
- negative log likelihoodがminimizeされるように学習する
・Copying
- コピーメカニズムを導入し、生成時の確率分布に生成テキストを入力からコピーされるか否かを含めた分布からテキストを生成。コピーの対象は、入力レコードのvalueがコピーされるようにする。
- コピーメカニズムには下記式で表現される Conditional Copy Modelを利用し、p(zt|y1:t-1, s)はMLPで表現する(Conditional Copy Model 節参照)。
- またpcopyは、生成している文中にあるレコードのエンティティとタイプが出現する場合に、対応するvalueをコピーし生成されるように表現する
[Paper Note] Why We Need New Evaluation Metrics for NLG, Novikova+, EMNLP'17
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #Metrics #NLP #EMNLP Issue Date: 2018-01-01 Comment
解説スライド: https://www.dropbox.com/s/7o8v64nr6gyj065/20170915_SNLP2017_Nishikawa.pptx?dl=0
言語生成の評価指標が信用ならないので、3種類の生成器、3種類のデータを用意し、多数の自動評価尺度を利用した評価結果と人手評価の結果を比較した結果、相関がなかった。
既存の自動評価は人手評価と弱い相関しかなく、その有効性はデータとドメインに依存。
システム間の比較およびシステムの性能が低い場合においては有効。
[Paper Note] Get To The Point: Summarization with Pointer-Generator Networks, Abigail See+, arXiv'17, 2017.04
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #NLP #Abstractive #ACL #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- ニューラルシーケンス・ツー・シーケンスモデルは抽象的なテキスト要約に新たなアプローチを提供するが、事実の不正確な再現と自己繰り返しの問題がある。本研究では、ハイブリッドポインタージェネレーターネットワークを用いて情報の正確な再現を促進し、カバレッジを利用して繰り返しを抑制する新しいアーキテクチャを提案。CNN/Daily Mail要約タスクで、最先端技術を2 ROUGEポイント上回る結果を得た。 Comment
単語の生成と単語のコピーの両方を行えるハイブリッドなニューラル文書要約モデルを提案。
同じ単語の繰り返し現象(repetition)をなくすために、Coverage Mechanismも導入した。
[Paper Note] Incorporating Copying Mechanism in Sequence-to-Sequence Learning, Gu+, ACL'16
などと比較するとシンプルなモデル。
一般的に、PointerGeneratorと呼ばれる。
OpenNMTなどにも実装されている:
https://opennmt.net/OpenNMT-py/_modules/onmt/modules/copy_generator.html
(参考)Pointer Generator Networksで要約してみる:
https://qiita.com/knok/items/9a74430b279e522d5b93
[Paper Note] Graph-based Neural Multi-Document Summarization, Michihiro Yasunaga+, CoNLL'17, 2017.06
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #GraphBased #NLP #GraphConvolutionalNetwork #Extractive #CoNLL Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- 文の関係グラフを用いたニューラルマルチドキュメント要約システムを提案。GCNを適用し、重要な文の特徴を生成後、貪欲なヒューリスティックで文を抽出。DUC 2004の実験で、従来の手法を上回る競争力のある結果を示す。 Comment
Graph Convolutional Network (GCN)を使って、MDSやりましたという話。 既存のニューラルなMDSモデル [Cao et al., 2015, 2017] では、sentence間のrelationが考慮できていなかったが、GCN使って考慮した。 また、MDSの学習データはニューラルなモデルを学習するには小さすぎるが(abstractiveにするのは厳しいという話だと思われる?)、sentenceのsalienceを求める問題に帰着させることで、これを克服。
GCNで用いるAdjacent Matrixとして3種類の方法(cosine similarity, G-Flow, PDG)を試し、議論をしている。PDGが提案手法だが、G-Flowによる重みをPersonalization Features(position, leadか否か等のベーシックな素性)から求まるweightで、よりsentenceのsalienceを求める際にリッチな情報を扱えるように補正している。PDGを用いた場合が(ROUGE的な観点で)最も性能がよかった。
モデルの処理の流れとしては、Document Cluster中の各sentenceのhidden stateをGRUベースなRNNでエンコードし、それをGCNのノードの初期値として利用する。GCNでL回のpropagation後(実験では3回)に得られたノードのhidden stateを、salienceスコア計算に用いるsentence embedding、およびcluster embeddingの生成に用いる。 cluster embeddingは、document clusterをglobalな視点から見て、salienceスコアに反映させるために用いられる。 最終的にこれら2つの情報をlinearなlayerにかけてsoftmaxかけて正規化して、salienceスコアとする。
要約を生成する際はgreedyな方法を用いており、salienceスコアの高いsentenceから要約長に達するまで選択していく。このとき、冗長性を排除するため、candidateとなるsentenceと生成中の要約とのcosine similarityが0.5を超えるものは選択しないといった、よくある操作を行なっている。
DUC01, 02のデータをtraining data, DUC03 をvalidation data, DUC04をtest dataとし、ROUGE1,2で評価。 評価の結果、CLASSY04(DUC04のbest system)やLexRank等のよく使われるベースラインをoutperform。 ただ、regression basedなRegSumにはスコアで勝てないという結果に。 RegSumはwordレベルでsalienceスコアをregressionする手法で、リッチな情報を結構使っているので、これらを提案手法に組み合わせるのは有望な方向性だと議論している。
[Cao+, 2015] Ranking with recursive neural networks and its application to multi-document summarization, Cao+, AAAI'15 [Cao+, 2017] Improving multi-document summarization via text classification, Cao+, AAAI'17
[所感]
・ニューラルなモデルは表現力は高そうだけど、学習データがDUC01と02だけだと、データが足りなくて持ち前の表現力が活かせていないのではないかという気がする。
・冗長性の排除をアドホックにやっているので、モデルにうまく組み込めないかなという印象(distraction機構とか使えばいいのかもしれん)
・ROUGEでしか評価してないけど、実際のoutputはどんな感じなのかちょっと見てみたい。(ハイレベルなシステムだとROUGEスコア上がっても人手評価との相関がないっていう研究成果もあるし。)
・GCN、あまり知らなかったかけど数式追ったらなんとなく分かったと思われる。(元論文読めという話だが)
[Paper Note] Human Centered NLP with User-Factor Adaptation, Lynn+, EMNLP'17
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #DomainAdaptation #UserModeling #EMNLP Issue Date: 2017-12-31 Comment
[Paper Note] Frustratingly easy domain adaptation, Daum'e, ACL'07
Frustratingly easy domain adaptationをPersonalization用に拡張している。
Frustratingly easy domain adaptationでは、domain adaptationを行うときに、discreteなクラスに分けてfeature vectorを作る(age>28など)が、Personalizationを行う際は、このようなdiscreteな表現よりも、continousな表現の方が表現力が高いので良い(feature vectorとそのままのageを使いベクトルをcompositionするなど)。
psychologyの分野だと、人間のfactorをdiscreteに表現して、ある人物を表現することはnoisyだと知られているので、continuousなユーザfactorを使って、domain adaptationしましたという話。
やってることは単純で、feature vectorを作る際に、各クラスごとにfeature vectorをコピーして、feature augmentationするのではなく、continuousなuser factorとの積をとった値でfeature augmentationするというだけ。
これをするだけで、Sentiment analysis, sarcasm detection, PP-attachmentなどのタスクにおいて、F1スコアで1〜3ポイント程度のgainを得ている。特に、sarcasm detectionではgainが顕著。
pos tagging, stance detection(against, neutral, forなどの同定)では効果がなく、stance detectionではそもそもdiscrete adaptationの方が良い結果。
正直、もっと色々やり方はある気がするし、user embeddingを作り際などは5次元程度でしか作ってないので、これでいいのかなぁという気はする・・・。
user factorの次元数増やすと、その分feature vectorのサイズも大きくなるから、あまり次元数を増やしたりもできないのかもしれない。
[Paper Note] Toward Controlled Generation of Text, Zhiting Hu+, ICML'17, 2017.03
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #Controllable #NLP #DataToTextGeneration #ConceptToTextGeneration #GenerativeAdversarialNetwork #ICML #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- 属性に基づいて制御された自然言語文を生成するために、変分オートエンコーダと属性識別器を組み合わせた新しい生成モデルを提案。微分可能な近似を用いて解釈可能な表現を学習し、望ましい属性を持つ文を生成。定量的評価で生成の正確性を確認。 Comment
Text Generationを行う際は、現在は基本的に学習された言語モデルの尤度に従ってテキストを生成するのみで、outputされるテキストをcontrolすることができないので、できるようにしましたという論文。 VAEによるテキスト生成にGANを組み合わせたようなモデル。 decodingする元となるfeatureのある次元が、たとえばpolarityなどに対応しており、その次元の数値をいじるだけで生成されるテキストをcontrolできる。
テキストを生成する際に、生成されるテキストをコントロールするための研究。 テキストを生成する際には、基本的にはVariational Auto Encoder(VAE)を用いる。
VAEは、入力をエンコードするEncoderと、エンコードされた潜在変数zからテキストを生成するGeneratorの2つの機構によって構成されている。
この研究では、生成されるテキストをコントロールするために、VAEの潜在変数zに、生成するテキストのattributeを表す変数cを新たに導入。
たとえば、一例として、変数cをsentimentに対応させた場合、変数cの値を変更すると、生成されるテキストのsentimentが変化するような生成が実現可能。
次に、このような生成を実現できるようなパラメータを学習したいが、学習を行う際のポイントは、以下の二つ。
cで指定されたattributeが反映されたテキストを生成するように学習
潜在変数zとattributeに関する変数cの独立性を保つように学習 (cには制御したいattributeに関する情報のみが格納され、その他の情報は潜在変数zに格納されるように学習する)
1を実現するために、新たにdiscriminatorと呼ばれる識別器を用意し、VAEが生成したテキストのattributeをdiscriminatorで分類し、その結果をVAEのGeneratorにフィードバックすることで、attributeが反映されたテキストを生成できるようにパラメータの学習を行う。 (これにはラベル付きデータが必要だが、少量でも学習できることに加えて、sentence levelのデータだけではなくword levelのデータでも学習できる。)
また、2を実現するために、VAEが生成したテキストから、生成する元となった潜在変数zが再現できるようにEncoderのパラメータを学習。
実験では、sentimentとtenseをコントロールする実験が行われており、attributeを表す変数cを変更することで、以下のようなテキストが生成されており興味深い。
[sentimentを制御した例]
this movie was awful and boring. (negative)
this movie was funny and touching. (positive)
[tenseを制御した例]
this was one of the outstanding thrillers of the last decade
this is one of the outstanding thrillers of the all time
this will be one of the great thrillers of the all time
VAEは通常のAutoEncoderと比較して、奥が深くて勉強してみておもしろかった。 Reparametrization Trickなどは知らなかった。
管理人による解説資料:
[Controllable Text Generation.pdf](https://github.com/AkihikoWatanabe/paper_notes/files/1595121/Controllable.Text.Generation.pdf)
slideshare: https://www.slideshare.net/akihikowatanabe3110/towards-controlled-generation-of-text
[Paper Note] Unsupervised Pretraining for Sequence to Sequence Learning, Prajit Ramachandran+, EMNLP'17, 2016.11
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Pretraining #Unsupervised #NLP #EMNLP #Encoder-Decoder Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- 本研究では、seq2seqモデルの精度向上のために、事前学習済みの言語モデルの重みでエンコーダとデコーダを初期化し、ラベル付きデータでファインチューニングする教師なし学習手法を提案。機械翻訳や抽象的要約のベンチマークで性能が大幅に向上し、特にWMT英語→ドイツ語タスクで最先端の結果を達成。BLEUスコアで1.3の改善を記録し、抽象的要約においても教師あり学習のベースラインを有意に上回った。 Comment
seq2seqにおいてweightのpretrainingを行う手法を提案
seq2seqでは訓練データが小さいとoverfittingしやすいという弱点があるので、大規模なデータでunsupervisedにpretrainingし、その後目的のデータでfinetuneすることで精度を向上させましょう、というお話。
WMTの翻訳タスクにおいて、1.3ポイント BLEUスコアが改善、abstractive summarizationでも実験したが、精度は向上せず。しかしながら要約ではpretrainingによってrepetitionが減少したと主張。
encoder, decoderそれぞれを切り離して考えると、それぞれ言語モデルとみなすことができるため(encoderにはoutput-layerを追加)、それぞれの言語モデルを独立に大規模なラベルなしデータでpretrainingする。
fine-tuneする際は、targetデータだけでなく、pretrainingする際のデータも同時に学習を続ける(LM Objective)
LM Objectiveは、target側のobjective functionにpretraining側のobjective functionの項を重み付きで追加したもの。
Abltion studyによると、MTにおいてはsoftmax-layerをpretrainingすることが重要。softmax-layerのpretrainingをablationするとBLEUスコアが1.6ポイント減少。
LM objectiveをなくすと、pretrainingの効果がほとんどなくなる(BLEUスコア-2.0ポイント)。
sumarizationにおいては、embeddingのpretrainingが大幅なROUGEスコアの改善を見せた。また、MTと異なり、encoder側のpretrainingがスコア向上に寄与。
LM Objectiveは結構使えそうな印象
[Paper Note] Learning to Skim Text, Adams Wei Yu+, ACL'17, 2017.04
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #EfficiencyImprovement #NLP #ReinforcementLearning #ACL #Decoder #Sparse Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- 再帰型ニューラルネットワーク(RNN)は自然言語処理での可能性を示すが、長文の処理が遅い。本論文では、無関係な情報をスキップしながらテキストを読むアプローチを提案。モデルは、入力テキストの数語を読んだ後にジャンプする距離を学習し、ポリシー勾配法で訓練。数値予測や自動Q&Aなど4つのタスクで、提案モデルは標準LSTMに比べて最大6倍の速度向上を達成し、精度も維持。 Comment
解説スライド:
http://www.lr.pi.titech.ac.jp/~haseshun/acl2017suzukake/slides/07.pdf
Reinforceにおける勾配の更新式の導出が丁寧に記述されており大変ありがたい。
RNNにおいて重要な部分以外は読み飛ばすことで効率を向上させる研究。いくつ読み飛ばすかも潜在変数として一緒に学習する。潜在変数(離散変数)なので、普通に尤度最大化するやり方では学習できず、おまけに離散変数なのでバックプロパゲーション使えないので、強化学習で学習する。
Vanilla LSTMと比較し、色々なタスクで実験した結果、性能も(少し)上がるし、スピードアップもする。
うーんこの研究は今改めて見返すと非常に面白いな…(8年も経ったのか)。ざっくり言うと必要のない部分は読み飛ばして考慮しないという話であり、最近のLLMでもこういった話はよくやられている印象。一番近いのはSparse Attentionだろうか。
- [Paper Note] Efficient Transformers: A Survey, Yi Tay+, ACM Computing Surveys'22, 2022.12
- [Paper Note] Big Bird: Transformers for Longer Sequences, Manzil Zaheer+, NIPS'20, 2020.07
- [Paper Note] Reformer: The Efficient Transformer, Nikita Kitaev+, ICLR'20
- [Paper Note] Generating Long Sequences with Sparse Transformers, Rewon Child+, arXiv'19, 2019.04
- [Paper Note] Longformer: The Long-Document Transformer, Iz Beltagy+, arXiv'20
トークン単位などはなくlayerをスキップするとかもある(Layer Skip)。
- [Paper Note] Skip a Layer or Loop it? Test-Time Depth Adaptation of Pretrained LLMs, Ziyue Li+, arXiv'25
[Paper Note] Poincaré Embeddings for Learning Hierarchical Representations, Maximilian Nickel+, NIPS'17, 2017.05
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Embeddings #NLP #Word #RepresentationLearning #NeurIPS Issue Date: 2017-12-29 GPT Summary- 記号データの階層的表現を学習する新しいアプローチを提案し、n次元ポアンカレボールに埋め込むことで階層と類似性を同時に捉える。リーマン最適化に基づく効率的なアルゴリズムを導入し、ポアンカレ埋め込みがユークリッド埋め込みを上回る表現能力と一般化能力を持つことを実験で示した。 Comment
解説:
http://tech-blog.abeja.asia/entry/poincare-embeddings
解説スライド:
https://speakerdeck.com/eumesy/poincare-embeddings-for-learning-hierarchical-representations
実装:
https://github.com/TatsuyaShirakawa/poincare-embedding
・階層構造を持つデータ(WordNet上の上位語下位語、is-a関係など)を埋め込むために、双曲空間を使った話(通常はユークリッド空間)。
・階層構造・べき分布を持つデータはユークリッド空間ではなく双曲空間の方が効率的に埋め込める。
・階層構造・べき分布を持つデータを双曲空間(ポアンカレ球モデル)に埋め込むための学習手法(リーマン多様体上でSGD)を提案
・WordNet hypernymyの埋め込み:低次元でユークリッド埋め込みに圧勝
・Social Networkの埋め込み:低次元だと圧勝
・Lexical Entailment:2つのデータセットでSoTA
上記は解説スライドから勉強しメモ:
Poincaré Embeddings for Learning Hierarchical Representations, Sho Yokoi, 2017-09-15, 第9回最先端NLP勉強会
https://speakerdeck.com/eumesy/poincare-embeddings-for-learning-hierarchical-representations

(解説スライドp.20より)
データとして上位・下位概念を与えていないのに、原点付近には上位語・円周付近には下位語が自然に埋め込まれている(意図した通りになっている)。
ポアンカレ円板では、原点からの距離に応じて指数的に円周長が増加していくので、指数的に数が増えていく下位語などは外側に配置されると効率的だけど、その通りになっている。
(解説スライドp.9より、スライド全体のスクショではないので元ページ参照のこと)
スクショは解説スライドより引用:
Poincaré Embeddings for Learning Hierarchical Representations, Sho Yokoi, 2017-09-15, 第9回最先端NLP勉強会
https://speakerdeck.com/eumesy/poincare-embeddings-for-learning-hierarchical-representations
[Paper Note] Supervised Learning of Universal Sentence Representations from Natural Language Inference Data, Alexis Conneau+, arXiv'17, 2017.05
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Sentence #Embeddings #NLP #RepresentationLearning #EMNLP Issue Date: 2017-12-28 GPT Summary- 文の埋め込みを学習する試みは成功していないが、スタンフォード自然言語推論データセットを用いた監督学習による普遍的な文表現が、無監督手法を上回ることを示す。自然言語推論は他のNLPタスクへの転送学習に適していることが示唆される。エンコーダは公開されている。 Comment
汎用的な文のエンコーダができました!という話。
SNLIデータでパラメータ学習、エンコーダ構成スライド図中右側のエンコーダ部分をなるべく一般的な文に適用できるように学習したい。
色々なタスクで、文のエンコーダ構成を比較した結果、bi-directional LSTMでエンコードし、要素ごとの最大値をとる手法が最も良いという結果。
隠れ層の次元は4096とかそのくらい。
Skip-Thoughtは学習に1ヶ月くらいかかるけど、提案手法はより少ないデータで1日くらいで学習終わり、様々なタスクで精度が良い。
ベクトルの要素積、concat, subなど、様々な演算を施し、学習しているので、そのような構成の元から文エンコーダを学習すると何か意味的なものがとれている?
SNLIはNatural Language Inferenceには文の意味理解が必須なので、そのデータ使って学習するといい感じに文のエンコードができます。
NLIのデータは色々なところで有用なので、日本語のNLIのデータとかも欲しい。
[Paper Note] Deep Residual Learning for Image Recognition, Kaiming He+, CVPR'16, 2015.12
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #ComputerVision #CVPR #Selected Papers/Blogs #Backbone #ResidualStream #Reading Reflections Issue Date: 2021-11-04 GPT Summary- 残差学習フレームワークを提案し、深いニューラルネットワークのトレーニングを容易にする。参照層の入力に基づいて残差関数を学習することで、最適化が容易になり、精度が向上。152層の残差ネットはImageNetで低い複雑性を保ちながら高い性能を示し、ILSVRC 2015で1位を獲得。COCOデータセットでも28%の改善を達成。 Comment
ResNet論文
ResNetでは、レイヤーの計算する関数を、残差F(x)と恒等関数xの和として定義する。これにより、レイヤーが入力との差分だけを学習すれば良くなり、モデルを深くしても最適化がしやすくなる効果ぎある。数レイヤーごとにResidual Connectionを導入し、恒等関数によるショートカットができるようにしている。
ResNetが提案される以前、モデルを深くすれば表現力が上がるはずなのに、実際には精度が下がってしまうことから、理論上レイヤーが恒等関数となるように初期化すれば、深いモデルでも浅いモデルと同等の表現が獲得できる、と言う考え方を発展させた。
(ステートオブAIガイドに基づく)
同じパラメータ数でより層を深くできる(Plainな構造と比べると層が1つ増える)Bottleneckアーキテクチャも提案している。
今や当たり前のように使われているResidual Connectionは、層の深いネットワークを学習するために必須の技術なのだと再認識。
[Paper Notes] Back to the basics: Bayesian extensions of IRT outperform neural networks for proficiency estimation, Ekanadham+, EDM'16
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #EducationalDataMining #LearningAnalytics #StudentPerformancePrediction #EDM #Reading Reflections Issue Date: 2021-05-29 Comment
Knewton社の研究。IRTとIRTを拡張したモデルでStudent Performance Predictionを行い、3種類のデータセットでDKT [Paper Note] Deep Knowledge Tracing, Piech+, NIPS'15
と比較。比較の結果、IRT、およびIRTを拡張したモデルがDKTと同等、もしくはそれ以上の性能を出すことを示した。IRTはDKTと比べて、trainingが容易であり、パラメータチューニングも少なく済むし、DKTを数万のアイテムでtrainingするとメモリと計算時間が非常に大きくなるので、性能とパフォーマンス両方の面で実用上はIRTベースドな手法のほうが良いよね、という主張。
AUCを測る際に、具体的に何に大してAUCを測っているのかがわからない。モデルで何を予測しているかが明示的に書かれていないため(普通に考えたら、生徒のquizに対する回答の正誤を予測しているはず。IRTではquizのIDをinputして予測できるがDKTでは基本的にknowledge componentに対するproficiencyという形で予測される(table 1が各モデルがどのidに対して予測を行なったかの対応を示しているのだと思われる))。

knewton社は自社のアダプティブエンジンでIRTベースの手法を利用しており、DKTに対するIRTベースな手法の性能の比較に興味があったのだと思われる。
なお、論文の著者であるKnewton社のKevin H. Wilson氏はすでにknewton社を退職されている。
https://kevinhayeswilson.com/
Going Deeper with Deep Knowledge Tracing, Beck+, EDM'16
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #EducationalDataMining #LearningAnalytics #StudentPerformancePrediction #KnowledgeTracing #EDM #Reading Reflections Issue Date: 2021-05-28 Comment
BKT, PFA, DKTのinputの違いが記載されており非常にわかりやすい

BKT, PFA, DKTを様々なデータセットで性能を比較している。また、ASSISTmentsデータに問題点があったことを指摘し(e.g. duplicate records問題など)、ASSSTmentsデータの問題点を取り除いたデータでも比較実験をしている。結論としては、ASSISTmentsデータの問題点を取り除いたデータで比較すると、DKTがめっちゃ強いというわけではなく、PFAと性能大して変わらなかった、ということ。
KDD cupのデータではDKTが優位だが、これはPFAをKDD Cupデータに適用する際に、難易度を適切に求められない場面があったから、とのこと(問題+ステップ名のペアで難易度を測らざるを得ないが、そもそも1人の生徒しかそういったペアに回答していない場合があり、難易度が1.0 / 0.0 等の極端な値になってしまう。これらがoverfittingの原因になったりするので、そういった問題-ステップペアの難易度をスキルの難易度で置き換えたりしている)。
ちなみにこの手のDKTこれまでのモデルと性能大して変わんないよ?系の主張は、当時だったらそうかもしれないが、2020年のRiiiDの結果みると、オリジナルなDKTがシンプルな構造すぎただけであって、SAKT+RNNみたいな構造だったら多分普通にoutperformする、と個人的には思っている。
ASSISTmentsデータにはduplicate records問題以外にも、複数種類のスキルタグが付与された問題があったときに、1つのスキルタグごとに1レコードが列挙されるようなデータになっている点が、BKTと比較してDKTが有利だった点として指摘している。スキルA, Bが付与されている問題が2問あった時に、それらにそれぞれ正解・不正解した場合のASSISTments09-10データの構造は下図のようになる。DKTを使ってこのようなsequenceを学習した場合、スキルタグBの正誤予測には、一つ前のtime-stempのスキルタグAの正誤予測がそのまま利用できる、といった関係性を学習してしまう可能性が高い。BKTはスキルタグごとにモデルを構築するので、これではBKTと比較してDKTの方が不当に有利だよね、ということも指摘している。
複数タグが存在する場合の対処方法として、シンプルに複数タグを連結して新しいタグとする、ということを提案している。
How Deep is Knowledge Tracing?, Mozer+, EDM'16
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #EducationalDataMining #LearningAnalytics #StudentPerformancePrediction #KnowledgeTracing #EDM Issue Date: 2021-05-28 Comment
DKTでは考慮できているが、BKTでは考慮できていない4種類のregularityを指摘し、それらを考慮ようにBKT(forgetting, interactions among skills, incorporasting latent student abilities)を拡張したところ、DKTと同等のパフォーマンスを発揮したことを示した研究。
- Recency Effects, Contextualized Trial Sequence, Inter-skill similarity, Individual variation in ability
DKTの成功は、deep learningによって得られた新たなrepresentationに基づくものではなく、上記input/outputの統計的なregularityを捉えることができる柔軟性と一般性によるものだと分析している(DKTは、汎用のリカレントニューラルネットワークモデルであり、学習と忘却のモデル化、スキルの発見、学生の能力の推論に特化した構成要素はないにもかかわらず、それらを捉えることができた。この柔軟性により、DKTは、ドメイン知識・事前分析がほとんどなくても、様々なデータセットでロバストに動作する)。が、DKTはこのようなドメイン知識等がなく良い性能を達成できている代償として、解釈生を犠牲にしている。BKTのようなshallowなモデルでも上記4種類の規則性を導入することでより解釈性があり、説明性があるモデルを獲得できる、と述べている。教育に応用する上で、解釈性・説明性は非常に重要な要素であり、同等の性能が達成できるなら、BKT拡張したほうがいいじゃん?っていう主張だと思われる。
DKTのAUC計算は、trialごとに該当スキルのpredictionを行い、全てのスキルに関してAUCを計算しているのに対し、
BKTは、個々のスキルごとにAUCを計算し、最終的にそれらを平均することでAUCを算出している点を指摘している(中身の実装を読んで)。
BKTのAUC計算方法の方が、DKTよりもAUCが低くなることを述べ、どちらかに統一した方が良いことを述べている。
Khan AcademyデータをDKTの共著者に使わせてもらえないかきいてみたところ、使わせてもらえなかったとも書いてある。
BKT+Forgetsは、ある特定のスキルの間に何回のtrialがあったかを数えておき、そのfrialの機会ごとにForgetが生じる機会が生じると考えるような定式化になっている。
たとえば、A_1 - A_2 - B_1 - A_3 - B_2 - B_3 - A_4 という問題の系列があったとする(A, Bはスキル名で、添字はスキルのinstance)。そうすると、A_1とA_2間でforgettingが生じる確率はF、A_2とA_3の間でforgettingが生じる確率は1-(1-F)^2、A_3とA_4の間でforgettingが生じる確率は1-(1-F)^3となる。
※ スキルAを連続してtrialした場合はFでforgettingするが、
スキルAをtrialしない場合は 1 - (スキルAを覚えている確率) = Aを忘れている確率 ということだろうか。
BKT+Forgetsは pyBKT: An Accessible Python Library of Bayesian Knowledge Tracing Models, Bardrinath+, EDM'20
に実装されている。
[Paper Note] Collaborative Denoising Auto-Encoders for Top-N Recommender Systems, Wu+, WSDM'16
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #CollaborativeFiltering #WSDM #Selected Papers/Blogs #AutoEncoder Issue Date: 2018-01-02 Comment
Denoising Auto-Encoders を用いたtop-N推薦手法、Collaborative Denoising Auto-Encoder (CDAE)を提案。
モデルベースなCollaborative Filtering手法に相当する。corruptedなinputを復元するようなDenoising Auto Encoderのみで推薦を行うような手法は、この研究が初めてだと主張。
学習する際は、userのitemsetのsubsetをモデルに与え(noiseがあることに相当)、全体のitem setを復元できるように、学習する(すなわちDenoising Auto-Encoder)。
推薦する際は、ユーザのその時点でのpreference setをinputし、new itemを推薦する。
- [Paper Note] Collaborative Deep Learning for Recommender Systems, Hao Wang+, KDD'15
もStacked Denoising Auto EncoderとCollaborative Topic Regression [Paper Note] Collaborative topic modeling for recommending scientific articles, Wang+, KDD'11
を利用しているが、[Paper Note] Collaborative Deep Learning for Recommender Systems, Hao Wang+, KDD'15
ではarticle recommendationというspecificな問題を解いているのに対して、提案手法はgeneralなtop-N推薦に利用できることを主張。
[Paper Note] News Citation Recommendation with Implicit and Explicit Semantics, Peng+, ACL'16
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #Citations #LearningToRank #ACL Issue Date: 2018-01-01 Comment
target text中に記述されているイベントや意見に対して、それらをサポートするような他のニュース記事を推薦する研究。
たとえば、target text中に「北朝鮮が先日ミサイルの発射に失敗したが...」、といった記述があったときに、このイベントについて報道しているニュース記事を推薦するといったことを、target text中の様々なcontextに対して行う。
このようなシステムの利用により、target textの著者の執筆支援(自身の主張をサポートするためのreferenceの自動獲得)や、target textの読者の読解支援(text中の記述について詳細な情報を知りたい場合に、検索の手間が省ける)などの利点があると主張。
タスクとしては、target text中のあるcontextと、推薦の候補となるニュース記事の集合が与えられたときに、ニュース記事をre-rankingする タスク。
提案手法はシンプルで、contextとニュース記事間で、様々な指標を用いてsimilarityを測り、それらをlearning-to-rankで学習した重みで組み合わせてre-rankingを行うだけ。 similarityを測る際は、表記揺れや曖昧性の問題に対処するためにEmbeddingを用いる手法と、groundingされたentityの情報を用いる手法を提案。
Bing news中のAnchor textと、hyperlink先のニュース記事の対から、contextと正解ニュース記事の対を取得し、30000件規模の実験データを作成し、評価。その結果、baselineよりも提案手法の性能が高いことを示した。
[Paper Note] Learning from Numerous Untailored Summaries, Kikuchi+, PRICAI'16
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #Document #DomainAdaptation #Supervised #NLP #Extractive #PRICAI Issue Date: 2018-01-01 Comment
New York Times Annotated Corpus(NYTAC)に含まれる大量の正解要約データを利用する方法を提案。
NYTACには650,000程度の人手で生成された参照要約が付与されているが、このデータを要約の訓練データとして活用した事例はまだ存在しないので、やりましたという話。
具体的には、NYTACに存在する人手要約を全てそのまま使うのではなく、Extracitiveなモデルの学習に効果的な事例をフィルタリングして選別する手法を提案
また、domain-adaptationの技術を応用し、NYTACデータを要約を適用したいtargetのテキストに適応する5つの手法を提案
モデルとしては、基本的にknapsack問題に基づいた要約モデル(Extractive)を用い、学習手法としてはPassive Aggressiveアルゴリズムの構造学習版を利用する。
NYTACのデータを活用する手法として、以下の5つの手法を提案している。
```
1. NytOnly: NYTACのデータのみで学習を行い、target側の情報は用いない
2. Mixture: targetとNYTACの事例をマージして一緒に学習する
3. LinInter: TrgtOnly(targetデータのみで学習した場合)のweightとNytOnlyで学習したweightをlinear-interpolationする。interpolation parameterはdev setから決定
4. Featurize: NytOnlyのoutputをtargetでモデルを学習する際の追加の素性として用いる
5. FineTune: NytOnlyで学習したweightを初期値として、target側のデータでweightをfinetuneする
```
また、NYTACに含まれる参照要約には、生成的なものや、メタ視点から記述された要約など、様々なタイプの要約が存在する。今回学習したいモデルはExtractiveな要約モデルなので、このような要約は学習事例としては適切ではないのでフィルタリングしたい。
そこで、原文書からExtractiveな要約を生成した際のOracle ROUGE-2スコアを各参照要約-原文書対ごとに求め、特定の閾値以下の事例は使用しないように、インスタンスの選択を行うようにする。
DUC2002 (単一文書要約タスク)、RSTDTBlong, RSTDTBshort (Rhetrical Structure Theory Discourse Tree Bankに含まれる400件程度の(確か社説のデータに関する)要約)の3種類のデータで評価。
どちらの評価においても、FineTuneを行い、インスタンスの選択を行うようにした場合が提案手法の中ではもっとも性能がよかった。
DUC2002では、LEADやTextRankなどの手法を有意にoutperformしたが、DUC2002のbest systemには勝てなかった。
しかしながら、RSTDTBlongにおける評価では、RSTの情報などを用いるstate-of-the-artなシステムに、RSTの情報などを用いない提案手法がROUGEスコアでoutperformした。
RSTDTBshortにおける評価では、RSTを用いる手法(平尾さんの手法)には及ばなかったが、それ以外ではbestな性能。これは、RSTDTBshortの場合は要約が指示的な要約であるため、今回学習に用いた要約のデータやモデルは報知的な要約のためのものであるため、あまりうまくいかなかったと考察している。
[Paper Note] Incorporating Copying Mechanism in Sequence-to-Sequence Learning, Gu+, ACL'16
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #NLP #Abstractive #ACL #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-31 Comment
単語のコピーと生成、両方を行えるネットワークを提案。
location based addressingなどによって、生成された単語がsourceに含まれていた場合などに、copy-mode, generate-modeを切り替えるような仕組みになっている。
[Paper Note] Pointing the Unknown Words, Caglar Gulcehre+, ACL'16, 2016.03
と同じタイミングで発表
[Paper Note] Distraction-Based Neural Networks for Modeling Documents, Chen+, IJCAI'16
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #NLP #Abstractive #IJCAI Issue Date: 2017-12-31 Comment
Neuralなモデルで「文書」の要約を行う研究。
提案手法では、attention-basedなsequence-to-sequenceモデルにdistractionと呼ばれる機構を導入することを提案。
distractionを導入するmotivationは、入力文書中の異なる情報を横断的に参照(一度着目した情報には今後あまり着目しないようなバイアスをかける)したうえで、要約を生成しようというもの。
これにより、生成される要約の冗長性を排除するのが狙い。
以下の3つのアプローチを用いて、distractionを実現
1. [Distraction over input content vectors]
tステップ目において、decoderのinputとして用いるcontext vectorを
計算する際に、通常の計算に加えて、t-1ステップ目までに使用した
context vectorの情報を活用することで、これまでdecoderのinputとして
利用された情報をあまり重視視しないように、context vectorを生成する。
2. [Distraction over attention weight vectors]
attentionの重みを計算する際に、過去に高いattentionの重みがついた
encoderのhidden stateについては、あまり重要視しないように
attentionの重みを計算。1と同様に、t-1ステップ目までのattention weightの
historyを保持しておき活用する。
3. [Distration in decoding]
decodingステップでbeam-searchを行う際のスコア計算に、distraction scoreを導入。distraction
scoreはtステップ目までに用いられたcontext vector、attention
weight、decoderのstateから計算され、これまでと同じような情報に基づいて
単語が生成された場合は、スコアが低くなるようになっている。
CNN、およびLCSTS data (大規模な中国語のheadline generationデータ)で評価した結果、上記3つのdistraction機構を導入した場合に、最も高いROUGEスコアを獲得
特に、原文書が長い場合に、短い場合と比較して、distraction機構を導入すると、
ROUGEスコアの改善幅が大きくなったことが示されている
[Paper Note] Neural Text Generation from Structured Data with Application to the Biography Domain, Remi Lebret+, EMNLP'16, 2016.03
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #NaturalLanguageGeneration #NLP #Dataset #ConceptToTextGeneration #EMNLP #Encoder-Decoder Issue Date: 2017-12-31 GPT Summary- 大規模なWikipediaの伝記データセットを用いて、テキスト生成のためのニューラルモデルを提案。モデルは条件付きニューラル言語モデルに基づき、固定語彙とサンプル固有の単語を組み合わせるコピーアクションを採用。提案モデルは古典的なKneser-Neyモデルを約15 BLEUポイント上回る性能を示した。 Comment
Wikipediaの人物に関するinfo boxから、その人物のbiographyの冒頭を生成するタスク。
Neural Language Modelに、新たにTableのEmbeddingを入れられるようにtable embeddingを提案し、table conditioned language modelを提案している。
inputはテーブル(図中のinput textっていうのは、少し用語がconfusingだが、言語モデルへのinputとして、過去に生成した単語の系列を入れるというのを示しているだけ)
モデル全体
Wikipediaから生成した、Biographyに関するデータセットも公開している。
template basedなKNSmoothingを使ったベースラインよりも高いBLEUスコアを獲得。さらに、テーブルのGlobalな情報を入れる手法が、性能向上に寄与(たとえばチーム名・リーグ・ポジションなどをそれぞれ独立に見ても、バスケットボールプレイヤーなのか、ホッケープレイヤーなのかはわからないけど、テーブル全体を見ればわかるよねという気持ち)。
[Paper Note] Sequence-to-Sequence Learning as Beam-Search Optimization, Sam Wiseman+, EMNLP'16, 2016.06
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #BeamSearch #NLP #EMNLP Issue Date: 2017-12-30 GPT Summary- 本研究では、seq2seqモデリングを拡張し、グローバルなシーケンススコアを学習する新しいモデルとビームサーチトレーニング方式を導入。これにより、局所的なトレーニングのバイアスを回避し、トレーニング損失とテスト時の使用を統一。結果として、単語の順序付け、構文解析、機械翻訳のタスクで、他の最適化されたシステムを上回る性能を示した。 Comment
seq2seqを学習する際には、gold-history(これまで生成した単語がgoldなものと一緒)を使用し、次に続く単語の尤度を最大化するように学習するが、これには、
1. Explosure Bias: test時ではtraining時と違いgold historyを使えないし、training時には過去に生成した単語に誤りがあるみたいな状況がない
2. Loss-Evaluation Mismatch: training時は単語レベルのlossを使うが、だいたいはsentence-levelのmetrics (BLEUなど)を改善したい
3. Label Bias: 各タイムステップでの単語の生起確率が局所的に正規化され、誤ったhistoryに続く単語がgoldな履歴に続く単語と同じ量(の確率?)を受け取ってしまう
これらを解決するために、targetの"sequence"に対してスコア(確率ではない)を与えるようなseq2seqモデルを提案し、訓練方法として、beam search optimization(training時のlossとしてbeam searchの結果得られるerrorを用いる)を提案。
[Paper Note] Distraction-Based Neural Networks for Modeling Documents, Chen+, IJCAI'16
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NeuralNetwork #Document #Supervised #NLP #Abstractive #IJCAI Issue Date: 2017-12-28 Comment
Neuralなモデルで「文書」の要約を行う研究。
提案手法では、attention-basedなsequence-to-sequenceモデルにdistractionと呼ばれる機構を導入することを提案。
distractionを導入するmotivationは、入力文書中の異なる情報を横断的に参照(一度着目した情報には今後あまり着目しないようなバイアスをかける)したうえで、要約を生成しようというもの。
これにより、生成される要約の冗長性を排除するのが狙い。
以下の3つのアプローチを用いて、distractionを実現
1. [Distraction over input content vectors]
tステップ目において、decoderのinputとして用いるcontext vectorを
計算する際に、通常の計算に加えて、t-1ステップ目までに使用した
context vectorの情報を活用することで、これまでdecoderのinputとして
利用された情報をあまり重視視しないように、context vectorを生成する。
2. [Distraction over attention weight vectors]
attentionの重みを計算する際に、過去に高いattentionの重みがついた
encoderのhidden stateについては、あまり重要視しないように
attentionの重みを計算。1と同様に、t-1ステップ目までのattention weightの
historyを保持しておき活用する。
3. [Distration in decoding]
decodingステップでbeam-searchを行う際のスコア計算に、distraction scoreを導入。distraction
scoreはtステップ目までに用いられたcontext vector、attention
weight、decoderのstateから計算され、これまでと同じような情報に基づいて
単語が生成された場合は、スコアが低くなるようになっている。
CNN、およびLCSTS data (大規模な中国語のheadline generationデータ)で評価した結果、上記3つのdistraction機構を導入した場合に、最も高いROUGEスコアを獲得
特に、原文書が長い場合に、短い場合と比較して、distraction機構を導入すると、
ROUGEスコアの改善幅が大きくなったことが示されている
Distraction機構の有用性は、ACL'17のstanford NLPグループが提案したPointer Generator Networkでも示されている(Coverage Vectorという呼び方をしてた気がする)
[Paper Note] Learning Distributed Representations of Sentences from Unlabelled Data, Felix Hill+, NAACL'16, 2016.02
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Sentence #Embeddings #NLP #RepresentationLearning #NAACL Issue Date: 2017-12-28 GPT Summary- 無監督手法によるフレーズや文の分散表現の学習に関するモデルの比較を行い、最適なアプローチはアプリケーションに依存することを示す。深いモデルは監視システムに適している一方、浅いロジスティック回帰モデルは単純な空間距離メトリックに最適。さらに、トレーニング時間やドメイン移植性を考慮した新しい無監督表現学習の目的も提案。 Comment
Sentenceのrepresentationを学習する話
代表的なsentenceのrepresentation作成手法(CBOW, SkipGram, SkipThought, Paragraph Vec, NMTなど)をsupervisedな評価(タスク志向+supervised)とunsupervisedな評価(文間の距離をコサイン距離ではかり、人間が決めた順序と相関を測る)で比較している。
また筆者らはSequential Denoising Auto Encoder(SDAE)とFastSentと呼ばれる手法を提案しており、前者はorderedなsentenceデータがなくても訓練でき、FastSentはorderedなsentenceデータが必要だが高速に訓練できるモデルである。
実験の結果、supervisedな評価では、基本的にはSkipThoughtがもっとも良い性能を示し、paraphrasingタスクにおいて、SkipThoughtに3ポイント程度差をつけて良い性能を示した。unsupervisedな評価では、DictRepとFastSentがもっとも良い性能を示した。
実験の結果、以下のような知見が得られた:
## 異なるobjective functionは異なるembeddingを作り出す
objective functionは、主に隣接する文を予測するものと、自分自身を再現するものに分けられる。これらの違いによって、生成されるembeddingが異なっている。Table5をみると、後者については、生成されたrepresentationのnearest neighborを見ていると、自身と似たような単語を含む文が引っ張ってこれるが、前者については、文のコンセプトや機能は似ているが、単語の重複は少なかったりする。
## supervisedな場合とunsupervisedな評価でのパフォーマンスの違い
supervisedな設定では、SkipThoughtやSDAEなどのモデルが良い性能を示しているが、unsupervisedな設定ではまりうまくいかず。unsupevisedな設定ではlog-linearモデルが基本的には良い性能を示した。
## pre-trainedなベクトルを使用したモデルはそうでない場合と比較してパフォーマンスが良い
## 必要なリソースの違い
モデルによっては、順序づけられた文のデータが必要だったり、文の順序が学習に必要なかったりする。あるいは、デコーディングに時間がかかったり、めちゃくちゃメモリ食ったりする。このようなリソースの性質の違いは、使用できるapplicationに制約を与える。
## 結論
とりあえず、supervisedなモデルにrepresentationを使ってモデルになんらかのknowledgeをぶちこみたいときはSkipThought、単純に類似した文を検索したいとか、そういう場合はFastSentを使うと良いってことですかね.
[Paper Note] Effective Approaches to Attention-based Neural Machine Translation, Luong+, EMNLP'15
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #MachineTranslation #NLP #EMNLP #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2021-06-02 Comment
Luong論文。attentionの話しはじめると、だいたいBahdanau+か、Luong+論文が引用される。
Global Attentionと、Local Attentionについて記述されている。Global Attentionがよく利用される。
Global Attention
Local Attention
やはり菊池さんの解説スライドが鉄板。
https://www.slideshare.net/yutakikuchi927/deep-learning-nlp-attention
参考までに、LuongらのGlobal Attentionの計算の流れは下記となっている:
- h_t -> a_t -> c_t -> h^~_t
BahdanauらのAttentionは下記
- h_t-1 -> a_t -> c_t -> h_t
t-1のhidden stateを使うのか、input feeding後の現在のhidden stateをattention weightの計算に使うのかが異なっている。
また、過去のalignmentの情報を考慮した上でデコーディングしていくために、input-feeding approachも提案
input-feeding appproachでは、t-1ステップ目のoutputの算出に使ったh^~_t(hidden_stateとcontext vectorをconcatし、tanhのactivationを噛ませた線形変換を行なったベクトル)を、時刻tのinput embeddingにconcatして、RNNに入力する。
[Paper Note] Deep Knowledge Tracing, Piech+, NIPS'15
Paper/Blog Link My Issue
#AdaptiveLearning #StudentPerformancePrediction #NeurIPS #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2018-12-22 Comment
Knowledge Tracingタスクとは:
特定のlearning taskにおいて、生徒によってとられたインタラクションの系列x0, ..., xtが与えられたとき、次のインタラクションxt+1を予測するタスク
典型的な表現としては、xt={qt, at}, where qt=knowledge component (KC) ID (あるいは問題ID)、at=正解したか否か
モデルが予測するときは、qtがgivenな時に、atを予測することになる
Contribution:
1. A novel way to encode student interactions as input to a recurrent neural network.
2. A 25% gain in AUC over the best previous result on a knowledge tracing benchmark.
3. Demonstration that our knowledge tracing model does not need expert annotations.
4. Discovery of exercise influence and generation of improved exercise curricula.
モデル:
Inputは、ExerciseがM個あったときに、M個のExerciseがcorrectか否かを表すベクトル(長さ2Mベクトルのone-hot)。separateなrepresentationにするとパフォーマンスが下がるらしい。
Output ytの長さは問題数Mと等しく、各要素は、生徒が対応する問題を正答する確率。
InputとしてExerciseを用いるか、ExerciseのKCを用いるかはアプリケーション次第っぽいが、典型的には各スキルの潜在的なmasteryを測ることがモチベーションなのでKCを使う。
(もし問題数が膨大にあるような設定の場合は、各問題-正/誤答tupleに対して、random vectorを正規分布からサンプリングして、one-hot high-dimensional vectorで表現する。)
hidden sizeは200, mini-batch sizeは100としている。
[Educational Applicationsへの応用]
生徒へ最適なパスの学習アイテムを選んで提示することができること
生徒のknowledge stateを予測し、その後特定のアイテムを生徒にassignすることができる。たとえば、生徒が50個のExerciseに回答した場合、生徒へ次に提示するアイテムを計算するだけでなく、その結果期待される生徒のknowledge stateも推測することができる
Exercises間の関係性を見出すことができる
y( j | i )を考える。y( j | i )は、はじめにexercise iを正答した後に、second time stepでjを正答する確率。これによって、pre-requisiteを明らかにすることができる。
[評価]
3種類のデータセットを用いる。
1. simulated Data
2000人のvirtual studentを作り、1〜5つのコンセプトから生成された、50問を、同じ順番で解かせた。このとき、IRTモデルを用いて、シミュレーションは実施した。このとき、hidden stateのラベルには何も使わないで、inputは問題のIDと正誤データだけを与えた。さらに、2000人のvirtual studentをテストデータとして作り、それぞれのコンセプト(コンセプト数を1〜5に変動させる)に対して、20回ランダムに生成したデータでaccuracyの平均とstandard errorを測った。
2. Khan Academy Data
1.4MのExerciseと、69の異なるExercise Typeがあり、47495人の生徒がExerciseを行なっている。
PersonalなInformationは含んでいない。
3. Assistsments bemchmark Dataset
2009-2011のskill builder public benchmark datasetを用いた。Assistmentsは、online tutorが、数学を教えて、教えるのと同時に生徒を評価するような枠組みである。
それぞれのデータセットに対して、AUCを計算。
ベースラインは、BKTと生徒がある問題を正答した場合の周辺確率?

simulated dataの場合、問題番号5がコンセプト1から生成され、問題番号22までの問題は別のコンセプトから生成されていたにもかかわらず、きちんと二つの問題の関係をとらえられていることがわかる。
Khan Datasetについても同様の解析をした。これは、この結果は専門家が見たら驚くべきものではないかもしれないが、モデルが一貫したものを学習したと言える。
[Discussion]
提案モデルの特徴として、下記の2つがある:
専門家のアノテーションを必要としない(concept patternを勝手に学習してくれる)
ベクトル化された生徒のinputであれば、なんでもoperateすることができる
drawbackとしては、大量のデータが必要だということ。small classroom environmentではなく、online education environmentに向いている。
今後の方向性としては、
・incorporate other feature as inputs (such as time taken)
・explore other educational impacts (hint generation, dropout prediction)
・validate hypotheses posed in education literature (such as spaced repetition, modeling how students forget)
・open-ended programmingとかへの応用とか(proramのvectorizationの方法とかが最近提案されているので)
などがある。
knewtonのグループが、DKTを既存手法であるIRTの変種やBKTの変種などでoutperformすることができることを示す:
https://arxiv.org/pdf/1604.02336.pdf
vanillaなDKTはかなりナイーブなモデルであり、今後の伸びが結構期待できると思うので、単純にoutperformしても、今後の発展性を考えるとやはりDKTには注目せざるを得ない感
DKT元論文では、BKTを大幅にoutperformしており、割と衝撃的な結果だったようだが、
後に論文中で利用されているAssistmentsデータセット中にdupilcate entryがあり、
それが原因で性能が不当に上がっていることが判明。
結局DKTの性能的には、BKTとどっこいみたいなことをRyan Baker氏がedXで言っていた気がする。
Deep Knowledge TracingなどのKnowledge Tracingタスクにおいては、
基本的に問題ごとにKnowledge Component(あるいは知識タグ, その問題を解くのに必要なスキルセット)が付与されていることが前提となっている。
ただし、このような知識タグを付与するには専門家によるアノテーションが必要であり、
適用したいデータセットに対して必ずしも付与されているとは限らない。
このような場合は、DKTは単なる”問題”の正答率予測モデルとして機能させることしかできないが、
知識タグそのものもNeural Networkに学習させてしまおうという試みが行われている:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tjsai/33/3/33_C-H83/_article/-char/ja
DKTに関する詳細な説明が書かれているブログポスト:
expectimaxアルゴリズムの説明や、最終的なoutput vector y_i の図解など、説明が省略されガチなところが詳細に書いてあって有用。(英語に翻訳して読むと良い)
https://hcnoh.github.io/2019-06-14-deep-knowledge-tracing
こちらのリポジトリではexpectimaxアルゴリズムによってvirtualtutorを実装している模様。
詳細なレポートもアップロードされている。
https://github.com/alessandroscoppio/VirtualIntelligentTutor
DKTのinputの次元数が 2 * num_skills, outputの次元数がnum_skillsだと明記されているスライド。
元論文だとこの辺が言及されていなくてわかりづらい・・・
http://gdac.uqam.ca/Workshop@EDM20/slides/LSTM_tutorial_Application.pdf
http://gdac.uqam.ca/Workshop@EDM20/slides/LSTM_Tutorial.pdf
こちらのページが上記チュートリアルのページ
http://gdac.uqam.ca/Workshop@EDM20/
[Paper Note] Collaborative Deep Learning for Recommender Systems, Hao Wang+, KDD'15
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #CollaborativeFiltering #MatrixFactorization #SIGKDD #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2018-01-11 GPT Summary- 協調フィルタリング(CF)はレコメンダーシステムで広く用いられるが、評価がまばらな場合に性能が低下する。これに対処するため、補助情報を活用する協調トピック回帰(CTR)が提案されているが、補助情報がまばらな場合には効果が薄い。そこで、本研究では協調深層学習(CDL)という階層ベイズモデルを提案し、コンテンツ情報の深い表現学習とCFを共同で行う。実験により、CDLが最先端技術を大幅に上回る性能を示すことが確認された。 Comment
Rating Matrixからuserとitemのlatent vectorを学習する際に、Stacked Denoising Auto Encoder(SDAE)によるitemのembeddingを活用する話。
Collaborative FilteringとContents-based Filteringのハイブリッド手法。
Collaborative FilteringにおいてDeepなモデルを活用する初期の研究。
通常はuser vectorとitem vectorの内積の値が対応するratingを再現できるように目的関数が設計されるが、そこにitem vectorとSDAEによるitemのEmbeddingが近くなるような項(3項目)、SDAEのエラー(4項目)を追加する。
(3項目の意義について、解説ブログより)アイテム i に関する潜在表現 vi は学習データに登場するものについては推定できるけれど,未知のものについては推定できない.そこでSDAEの中間層の結果を「推定したvi」として「真の」 vi にできる限り近づける,というのがこの項の気持ち
cite-ulikeデータによる論文推薦、Netflixデータによる映画推薦で評価した結果、ベースライン(Collective Matrix Factorization [Paper Note] Relational learning via collective matrix factorization, Singh+, KDD'08
, SVDFeature [Paper Note] SVDFeature: a toolkit for feature-based collaborative filtering, Chen+, JMLR, Vol.13, 2012.12
, DeepMusic [Paper Note] Deep content-based music recommendation, Oord+, NIPS'13
, Collaborative Topic Regresison [Paper Note] Collaborative topic modeling for recommending scientific articles, Wang+, KDD'11
)をoutperform。
(下記は管理人が過去に作成した論文メモスライドのスクショ)




[Paper Note] Re-evaluating Automatic Summarization with BLEU and 192 Shades of ROUGE, Yvette Graham, EMNLP'15
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #Metrics #NLP #EMNLP Issue Date: 2018-01-01 Comment
文書要約で使用されているMetric、特にBLEUやROUGEの結果(可能な192のパターン)と、人手の結果との相関を再分析している。
その結果、BLEUがもっとも人手評価との相関が高く、ROUGE-2のPrecisionの平均(ステミング、stop words除去)がROUGEの中でbest-performingなvariantだった。
要約のMetrcの最適な検定方法として、Williams検定を利用。
再評価の結果、以前推奨されていたvariantとは異なるMetricsが良い結果に。
best-performing ROUGE resultを用いて、既存のstate-of-the-artなシステムを再度ランキングづけすると、originalのものとは結構異なる結果になった。
(一部のスコアが良かったシステムのスコアが相対的にかなり悪化している)
また、BLEUが人手評価ともっとも高い相関を示したが、best-performingなROUGE variantとは統計的な有意差はなかった。
[Paper Note] Recurrent neural network and a hybrid model for prediction of stock returns, Akhter+, Expert Systems with Applications'15, 2015.04
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #TimeSeriesDataProcessing #MachineLearning #Financial Issue Date: 2017-12-31 Comment
Stock returnのpredictionタスクに対してNNを適用。
AR-MRNNモデルをRNNに適用、高い性能を示している。 moving referenceをsubtractした値をinput-outputに用いることで、normalizationやdetrending等の前処理が不要となり、regularizationの役割を果たすため汎化能力が向上する。
※ AR-MRN: NNNのinput-outputとして、生のreturn値を用いるのではなく、ある時刻におけるreturnをsubtractした値(moving reference)を用いるモデル ([Paper Note] Prediction-based portfolio optimization model using neural networks, Freitas+, Neurocomputing'09, 2009.06
で提案)
[Paper Note] Teaching Machines to Read and Comprehend, Karl Moritz Hermann+, NIPS'15, 2015.06
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Document #NLP #QuestionAnswering #NeurIPS Issue Date: 2017-12-28 GPT Summary- 自然言語文書を読み取る機械の教育は難しいが、大規模なトレーニングデータが不足していた。本研究では、教師あり読解データを提供する新しい方法論を提案し、注意ベースの深層ニューラルネットワークが実際の文書を読み、複雑な質問に答える能力を向上させることを目指す。 Comment
だいぶ前に読んだので割とうろおぼえ。
CNN/DailyMailデータセットの作成を行なった論文(最近Neuralな文”書”要約の学習でよく使われるやつ)。
CNN/DailyMailにはニュース記事に対して、人手で作成した要約が付与されており、要約中のEntityを穴埋めにするなどして、穴埋め問題を作成。
言文書をNeuralなモデルに与えて、どれだけ回答できるかという話。
[スタンフォードによる追試がある](
https://cs.stanford.edu/people/danqi/papers/acl2016.pdf)
[詳しい解説 by 久保さん](
https://www.slideshare.net/takahirokubo7792/machine-comprehension)
追試によると、評価で使用している穴埋め問題は単純なモデルで提案モデルの性能を上回ったりしている。また、この穴埋め問題のうち54%は単純な質問とのマッチで回答可能であり、25%は人でも正解不能らしい(正解率のupper boundは75%)。by 久保さんのスライド
のちの研究で、ほぼこの上限に達する精度が達成されてしまったので、このデータセットはQAタスクではほぼ攻略された状態だという。
[Paper Note] LCSTS: A Large Scale Chinese Short Text Summarization Dataset, Baotian Hu+, EMNLP'15, 2015.06
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #NeuralNetwork #Sentence #Document #NLP #Dataset #Abstractive #EMNLP #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-28 GPT Summary- 中国のマイクロブログSina Weiboから構築した200万以上の短文とその要約からなる大規模コーパスを紹介。手動でタグ付けされた10,666の要約を用いて、再帰型ニューラルネットワークを導入し、有望な要約生成結果を達成。提案コーパスは短文要約研究に有用であり、さらなる研究のベースラインを提供。 Comment
Large Chinese Short Text Summarization (LCSTS) datasetを作成
データセットを作成する際は、Weibo上の特定のorganizationの投稿の特徴を利用。
Weiboにニュースを投稿する際に、投稿の冒頭にニュースのvery short summaryがまず記載され、その後ニュース本文(短め)が記載される特徴があるので、この対をsource-reference対として収集した。
収集する際には、約100個のルールに基づくフィルタリングやclearning, 抽出等を行なっている。
データセットのpropertyとしては、下記のPartI, II, IIIに分かれている。
PartI: 2.4Mのshort text - summary pair
PartII: PartIからランダムにサンプリングされた10kのpairに対して、5 scaleで要約のrelevanceをratingしたデータ。ただし、各pairにラベルづけをしたevaluatorは1名のみ。
PartIII: 2kのpairに対して(PartI, PartIIとは独立)、3名のevaluatorが5-scaleでrating。evaluatorのratingが一致した1kのpairを抽出したデータ。
RNN-GRUを用いたSummarizerも提案している。
CopyNetなどはLCSTSを使って評価している。他にも使ってる論文あったはず。
ACL'17のPointer Generator Networkでした。
[Paper Note] A hierarchical neural autoencoder for paragraphs and documents, Li+, ACL'15
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Document #Embeddings #NLP #RepresentationLearning #ACL Issue Date: 2017-12-28 Comment
複数文を生成(今回はautoencoder)するために、standardなseq2seq LSTM modelを、拡張したという話。
要は、paragraph/documentのrepresentationが欲しいのだが、アイデアとしては、word-levelの情報を扱うLSTM layerとsentenc-levelの情報を扱うLSTM layerを用意し、それらのcompositionによって、paragraph/documentを表現しましたという話。
sentence-levelのattentionを入れたらよくなっている。
trip advisorのreviewとwikipediaのparagraphを使ってtrainingして、どれだけ文書を再構築できるか実験。
MetricはROUGE, BLEUおよびcoherence(sentence order代替)を測るために、各sentence間のgapがinputとoutputでどれだけ一致しているかで評価。
hierarchical lstm with attention > hierarchical lstm > standard lstm の順番で高性能。
学習には、tesla K40を積んだマシンで、standard modelが2-3 weeks, hierarchical modelsが4-6週間かかるらしい。
[Paper Note] Document Modeling with Gated Recurrent Neural Network for Sentiment Classification, Tang+, EMNLP'15
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #Document #Embeddings #SentimentAnalysis #NLP #EMNLP Issue Date: 2017-12-28 Comment
word level -> sentence level -> document level のrepresentationを求め、documentのsentiment classificationをする話。
documentのRepresentationを生成するときに参考になるやも。
sentenceのrepresentationを求めるときは、CNN/LSTMを使う。
document levelに落とすことは、bi-directionalなGatedRNN(このGatedRNNはLSTMのoutput-gateが常にonになっているようなものを使う。sentenceのsemanticsに関する情報を落としたくないかららしい。)を使う。
sentiment classificationタスクで評価し、(sentence levelのrepresentationを求めるときは)LSTMが最も性能がよく、documentのrepresentationを求めるときは、standardなRNNよりもGatedRNNのほうが性能よかった。
Empirical analysis of exploiting review helpfulness for extractive summarization of online reviews, Xiong+, COLING'14
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NLP #review Issue Date: 2023-05-08 Comment
レビューのhelpfulnessを利用したunsupervisedなreview summarization手法を提案。helpfulessによりレビューをフィルタリングするだけでなく、トピックモデルでsentenceをクラスタリングする際にhelpfulnessの情報も活用している模様。
最終的にはユーザスタディで評価。ユーザがカメラを購入するためにレビューを読むシナリオを想定。ユーザにまずは10 sentenceでレビューを作成してもらう。その上で、3つの要約手法による要約を提示し、どれが「カメラを購入するdecision makingに役立ったか?またはinformativeだったか?」で評価してもらっている。
Predicting MOOC Dropout over Weeks Using Machine Learning Methods, EMNLP'14 Workshop, Marius Kloft
Paper/Blog Link My Issue
#AdaptiveLearning #EducationalDataMining #LearningAnalytics #DropoutPrediction #EMNLP Issue Date: 2021-10-29 Comment
EMNLP'14のWorkshop論文。引用数が120件とかなり多め。
MOOCsのclickstreamデータから、numericalなfeatureを作成。SVMに食わせて学習し、Dropout Predictionを行なっている。
psychologyのMOOCコースからデータ収集。12週に渡って講義が行われる。統計量は以下:
初週のユーザ数:11,607
最後の週まで残ったユーザ数:3,861
参加した全体のユーザ数:20,828
DropOut率:81.4%
コース自体は19週間受講可能なので、その間のデータがある。
dropoutか否かのラベルは、翌週にターゲットユーザのIDと紐づいたアクティビティがあるかどうかで判断。ユーザuの各週Wiに対して、i=1, ..., 19の +1 / -1 ラベルが付与される。
+1 がDropout, -1がNo Dropout。
特徴量:

最初の1 -- 9週の間は、あまりDropoutが予測できないが、それ以後はhistory featureが効いて予測ができるようになる。
[Paper Note] Detecting information-dense texts in multiple news domains, Yang+, AAAI'14
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #Others #NLP #AAAI Issue Date: 2018-01-01 Comment
ニュース記事の第一段落目がinformativeか否か(重要なfactual informationが記述されているか否か)を分類する研究。
New York Times Annotated Corpusに対して、自動的にinformative, non-informativeなラベルづけを行う手法を提案し、分類モデルをtraining。
評価の結果、Accuracyはだいたい0.8〜0.85くらい。
人が100件中何件をinformativeと判断したかに関してを見ると、リードにもnon-informativeなものが多数存在することがわかる。
また、ドメインによって傾向が異なっており、たとえばスポーツドメインでは、entertaining mannerで記述されるのでfactual informationがあまり記述されない傾向にあったり、Scienceドメインでは、generalなtopicやissue, personal historyなどが記述される傾向にあるので、相対的にinformativeなLeadが少ない。
[Paper Note] CTSUM: Extracting More Certain Summaries for News Articles, Wan+, SIGIR'14
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #Single #DocumentSummarization #Document #Unsupervised #GraphBased #NLP #Extractive #SIGIR Issue Date: 2018-01-01 Comment
要約を生成する際に、情報の”確実性”を考慮したモデルCTSUMを提案しましたという論文(今まではそういう研究はなかった)
```
"However, it seems that Obama will not use the platform to relaunch his stalled drive for Israeli-Palestinian peace"
```
こういう文は、"It seems"とあるように、情報の確実性が低いので要約には入れたくないという気持ち。
FactBankのニュースコーパスから1000 sentenceを抽出し、5-scaleでsentenceの確実性をラベルづけ。
このデータを用いてSVRを学習し、sentenceの確実性をoutputする分類器を構築
affinity-propagationベース(textrank, lexrankのような手法)手法のaffinityの計算(edge間の重みのこと。普通はsentence同士の類似度とかが使われる)を行う際に、情報の確実性のスコアを導入することで確実性を考慮した要約を生成
DUC2007のMDSデータセットで、affinity計算の際に確実性を導入する部分をablationしたモデル(GRSUM)と比較したところ、CTSUMのROUGEスコアが向上した。
また、自動・人手評価により、生成された要約に含まれる情報の確実性を評価したところ、GRSUMをoutperformした
SIGIRでは珍しい、要約に関する研究
情報の確実性を考慮するという、いままであまりやられていなかった部分にフォーカスしたのはおもしろい
「アイデアはおもしろいし良い研究だが、affinity weightが変化するということは、裏を返せばdamping factorを変更してもそういう操作はできるので、certaintyを考慮したことに意味があったのかが完全に示せていない。」という意見があり、なるほどと思った。
[Paper Note] Learning to Generate Coherent Sumamry with Discriminative Hidden Semi-Markov Model, Nishikawa+, COLING'14
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #Document #Supervised #NLP #Abstractive #Extractive #COLING Issue Date: 2018-01-01 Comment
Hidden-semi-markovモデルを用いた単一文書要約手法を提案。
通常のHMMでは一つの隠れ状態に一つのunit(要約の文脈だと文?)が対応するが、hidden-semi-markov(HSMM)モデルでは複数のunitを対応づけることが可能。
隠れ状態に対応するunitを文だと考えると、ある文の複数の亜種を考慮できるようになるため、ナップサック制約を満たしつつ最適な文の亜種を選択するといったことが可能となる。
とかまあ色々難しいことが前半の節に書いてある気がするが、3.3節を見るのがわかりやすいかもしれない。
定式化を見ると、基本的なナップサック問題による要約の定式化に、Coherenceを表すtermと文の変種を考慮するような変数が導入されているだけである。
文のweightや、coherenceのweightは構造学習で学習し、Passive Aggressiveを用いて、loss functionとしてはROUGEを用いている(要はROUGEが高くなるように、outputの要約全体を考慮しながら、weightを学習するということ)。
文の変種としては、各文を文圧縮したものを用意している。
また、動的計画法によるデコーディングのアルゴリズムも提案されている。
構造学習を行う際には大量の教師データが必要となるが、13,000記事分のニュース記事と対応する人手での要約のデータを用いて学習と評価を行なっており、当時これほど大規模なデータで実験した研究はなかった。
ROUGEでの評価の結果、文の変種(文圧縮)を考慮するモデルがベースラインを上回る結果を示したが、LEADとは統計的には有意差なし。しかしながら、人手で生成した要約との完全一致率が提案手法の方が高い。
また、ROUGEの評価だけでなく、linguistic quality(grammaticality, structure/coherenceなど)を人手で評価した結果、ベースラインを有意にoutperform。LEADはgrammaticalityでかなり悪い評価になっていて、これは要約を生成すると部分文が入ってしまうため。
訓練事例数を変化させてROUGEスコアに関するlearning curveを描いた結果、訓練事例の増加に対してROUGEスコアも単調増加しており、まだサチる気配を見せていないので、事例数増加させたらまだ性能よくなりそうという主張もしている。
評価に使用した記事が報道記事だったとするならば、quality的にはLeadに勝ってそうな雰囲気を感じるので、結構すごい気はする(単一文書要約で報道記事においてLEADは最強感あったし)。
ただ、要約の評価においてinformativenessを評価していないので、ROUGEスコア的にはLeadとcomparableでも、実際に生成される要約の情報量として果たしてLEADに勝っているのか興味がある。
[Paper Note] Hierarchical Summarization: Scaling Up Multi-Document Summarization, Christensen+, ACL'14
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #DocumentSummarization #NLP #Extractive #ACL #Selected Papers/Blogs #interactive #Hierarchical Issue Date: 2017-12-28 Comment
## 概要
だいぶ前に読んだ。好きな研究。
テキストのsentenceを階層的にクラスタリングすることで、抽象度が高い情報から、関連する具体度の高いsentenceにdrill downしていけるInteractiveな要約を提案している。
## 手法
通常のMDSでのデータセットの規模よりも、実際にMDSを使う際にはさらに大きな規模のデータを扱わなければならないことを指摘し(たとえばNew York Timesで特定のワードでイベントを検索すると数千、数万件の記事がヒットしたりする)そのために必要な事項を検討。
これを実現するために、階層的なクラスタリングベースのアプローチを提案。
提案手法では、テキストのsentenceを階層的にクラスタリングし、下位の層に行くほどより具体的な情報になるようにsentenceを表現。さらに、上位、下位のsentence間にはエッジが張られており、下位に紐付けられたsentence
は上位に紐付けられたsentenceの情報をより具体的に述べたものとなっている。
これを活用することで、drill down型のInteractiveな要約を実現。
[Paper Note] Deep content-based music recommendation, Oord+, NIPS'13
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #NeuralNetwork #MatrixFactorization #NeurIPS #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-11 Comment
Contents-Basedな音楽推薦手法(cold-start problemに強い)。
Weighted Matrix Factorization (WMF) (Implicit Feedbackによるデータに特化したMatrix Factorization手法) [Paper Note] Collaborative filtering for implicit feedback datasets, Hu+, International Conference on Data Mining, 2008.12
に、Convolutional Neural Networkによるmusic audioのlatent vectorの情報が組み込まれ、item vectorが学習されるような仕組みになっている。
CNNでmusic audioのrepresentationを生成する際には、audioのtime-frequencyの情報をinputとする。学習を高速化するために、window幅を3秒に設定しmusic clipをサンプルしinputする。music clip全体のrepresentationを求める際には、consecutive windowからpredictionしたrepresentationを平均したものを使用する。
[Paper Note] BJUT at TREC 2013 Temporal Summarization Track, yang et al., TREC'13, 2014.02
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NLP #Temporal Issue Date: 2017-12-28 Comment
・次のモジュールにより構成される。Preprocess, Retrieval, Information expansion, Sentence choosing and ranking
・Preprocess: GPGファイルをTXTファイルに変換。indexをはる。
・Retrieval: 検索エンジンとしてLemur searchを使っている。クエリ拡張と単語の重み付けができるため。(DocumentをRetrievalする)
・Information Expansion: 検索結果を拡張するためにK-meansを用いる。
・Sentence choosing and ranking: クラスタリング後に異なるクラスタの中心から要約を構築する。
time factorとsimilarity factorによってsentenceがランク付けされる。(詳細なし)
・Retrievalにおいては主にTF-IDFとBM25を用いている。
・traditionalなretrieval methodだけではperform wellではないので、Information Expansionをする。k-meansをすることで、異なるイベントのトピックに基づいてクラスタを得ることができる。クラスタごとの中心のドキュメントのtop sentencesをとってきて、要約とする。最終的にイベントごとに50 sentencesを選択する。
・生成したSequential Update Summarizationからvalueを抜いてきて、Value Trackingをする。
・Updateの部分をどのように実装しているのか?
A Comparative Study of Collaborative Filtering Algorithms, Lee+, arXiv'12
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #Analysis #CollaborativeFiltering Issue Date: 2021-10-29 Comment
様々あるCFアルゴリズムをどのように選択すべきか、# of users, # of items, rating matrix densityの観点から分析した研究。
1. 特にcomputationに関する制約がない場合は・・・、NMFはsparseなデータセットに対して最も良い性能を発揮する。BPMFはdenseなデータセットに対して最も良い性能を発揮する。そして、regularized SVD, PMFはこれ以外の状況で最も良い性能を示す(PMFはユーザ数が少ない場合によく機能する一方で、Regularized SVDはアイテム数が小さい場合に良く機能する。)。
2. もしtime constraintが5分の場合、Regularized SVD, NLPMF, NPCA, Rankbased CFは検討できない。この場合、NMFがスパースデータに対して最も良い性能を発揮し、BPMFがdenseで大規模なデータ、それ以外ではPMFが最も良い性能を示す。
3. もしtime constraintが1分の場合、PMFとBPMFは2に加えてさらに除外される。多くの場合Slope-oneが最も良い性能を示すが、データがsparseな場合はNMF。
4. リアルタイムな計算が必要な場合、user averageがbest
[Paper Note] Improving Matrix Factorization Techniques of Student Test Data with Partial Order Constraints, Beheshti+, UMAP'12
Paper/Blog Link My Issue
#AdaptiveLearning #StudentPerformancePrediction #UMAP Issue Date: 2018-12-22 Comment
生徒の学習の場合は、prerequisiteがあるので、factorizationする空間をかなり小さくする。
MFは、domain structure discovering (どのアイテムが生徒間の特定のスキルに紐づいているか)にも使える。
たとえば、生徒-アイテム行列をVとすると、V=WxHと分解する。ここで、Wはm x k matrixで、Q-matrixと呼ばれる。Q-matrixは、m個のアイテムをk個のスキルと紐づける。Hはスキルmastery matrix。
スキルは、成功するチャンスがあればあるほどあがっていき、下がることはない。
なので、基本的に正の値をとるので、NMFが使える。
また、カリキュラムで学習する順番は決まっている(足し算、引き算、掛け算、割り算など)ので、これがmatrixVにclosure constraintsを課すことになる(これはすなわち、partial orderがあるということ)。
partial orderのviolationは、アイテムIi, Ijが与えられてIiが常にIjよりも前に習うというとき、(student column vector)Ii=0, Ij=1というのはviolationになる。
この辺の制約を入れて、学習するらしい。
各knowledgeのpre-requisiteを、MFでうまく分解することで自動で学習することができる。
詳細な数式が書かれておらず、評価も実施していないが、考え方は興味深い。
[Paper Note] Collaborative topic modeling for recommending scientific articles, Wang+, KDD'11
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #CollaborativeFiltering #MatrixFactorization #SIGKDD #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-11 Comment
Probabilistic Matrix Factorization (PMF) [Paper Note] Probabilistic Matrix Factorization, Salakhutdinov+, NIPS'08
に、Latent Dirichllet Allocation (LDA) を組み込んだCollaborative Topic Regression (CTR)を提案 (Figure2)。
LDAによりitemのlatent vectorを求め、このitem vectorと、user vectorの内積を(平均値として持つ正規表現からのサンプリング)用いてratingを生成する(式6)。
CFとContents-basedな手法が双方向にinterationするような手法
[Paper Note] Personalized Recommendation of User Comments via Factor Models, Agarwal+, EMNLP'11
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #Comments #EMNLP Issue Date: 2018-01-01 Comment
Personalizedなコメント推薦モデルを提案。rater-authorの関係、rater-commentの関係をlatent vectorを用いて表現し、これらとバイアス項の線形結合によりraterのあるコメントに対するratingを予測する。
パラメータを学習する際は、EMでモデルをfittingする。
バイアスとして、rater bias, comment popularity bias, author reputation biasを用いている。
rater-commentに関連するバイアスやlatent vectorは、コメントのbag-of-wordsからregressionした値を平均として持つガウス分布から生成される。
Yahoo Newsのコメントで実験。ROC曲線のAUCとPrecsionで評価。
user-user, user-commentを単体で用いたモデルよりも両者を組み合わせた場合が最も性能が良かった。
かなり綺麗に結果が出ている。
[Paper Note] Summarize What You Are Interested In: An Optimization Framework for Interactive Personalized Summarization, Yan+, EMNLP'11, 2011.07
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #InteractivePersonalizedSummarization #NLP #Personalization #EMNLP #Selected Papers/Blogs #interactive Issue Date: 2017-12-28 Comment
ユーザとシステムがインタラクションしながら個人向けの要約を生成するタスク、InteractivePersonalizedSummarizationを提案。
ユーザはテキスト中のsentenceをクリックすることで、システムに知りたい情報のフィードバックを送ることができる。このとき、ユーザがsentenceをクリックする量はたかがしれているので、click smoothingと呼ばれる手法を提案し、sparseにならないようにしている。click smoothingは、ユーザがクリックしたsentenceに含まれる単語?等を含む別のsentence等も擬似的にclickされたとみなす手法。
4つのイベント(Influenza A, BP Oil Spill, Haiti Earthquake, Jackson Death)に関する、数千記事のニュースストーリーを収集し(10k〜100k程度のsentence)、評価に活用。収集したニュースサイト(BBC, Fox News, Xinhua, MSNBC, CNN, Guardian, ABC, NEwYorkTimes, Reuters, Washington Post)には、各イベントに対する人手で作成されたReference Summaryがあるのでそれを活用。
objectiveな評価としてROUGE、subjectiveな評価として3人のevaluatorに5scaleで要約の良さを評価してもらった。
結論としては、ROUGEはGenericなMDSモデルに勝てないが、subjectiveな評価においてベースラインを上回る結果に。ReferenceはGenericに生成されているため、この結果を受けてPersonalizationの必要性を説いている。
また、提案手法のモデルにおいて、Genericなモデルの影響を強くする(Personalizedなハイパーパラメータを小さくする)と、ユーザはシステムとあまりインタラクションせずに終わってしまうのに対し、Personalizedな要素を強くすると、よりたくさんクリックをし、結果的にシステムがより多く要約を生成しなおすという結果も示している。
[Paper Note] Factorization Machines, Steffen Rendle, ICDM'10, 2010.12
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #MachineLearning #CollaborativeFiltering #FactorizationMachines #ICDM #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2018-12-22 Comment
解説ブログ:
http://echizen-tm.hatenablog.com/entry/2016/09/11/024828
DeepFMに関する動向:
https://data.gunosy.io/entry/deep-factorization-machines-2018
上記解説ブログの概要が非常に完結でわかりやすい

FMのFeature VectorのExample
各featureごとにlatent vectorが学習され、featureの組み合わせのweightが内積によって表現される
Matrix Factorizationの一般形のような形式
[Paper Note] Ranking Comments on Social Web, Hsu+, CSE'09
Paper/Blog Link My Issue
#Comments #InformationRetrieval #LearningToRank Issue Date: 2018-01-15 Comment
Learning to Rankによってコメントをランキングする手法を提案。
これにより、低品質なコメントははじき、良質なコメントをすくいとることができる。
素性としては、主にユーザに基づく指標(ユーザが作成した記事の数、プロフィールが何度閲覧されたかなど)と、コメントのContentに基づく指標(コメントの長さやコメントと記事の類似度など)が用いられている。
User-basedなfeatureとcontent-basedなfeatureの両者を組み合わせた場合に最も良い性能。
個々の素性ごとにみると、User-basedなfeatureではuser comment history(コメントをしているユーザが過去にどれだけratingされているか、やcommentに対してどれだけreplyをもらっているか)、content-basedなfeatureではcomment-article(commentと本文のoverlap, commentと本文のpolarityの差)が最も性能に寄与。
[Paper Note] Interactively Optimizing Information Retrieval Systems as a Dueling Bandits Problem, Yue+, ICML'09
Paper/Blog Link My Issue
#InformationRetrieval #LearningToRank #Online/Interactive #ICML Issue Date: 2018-01-01 Comment
online learning to rankに関する論文でよくreferされる論文
提案手法は、Dueling Bandit Gradient Descent(DBGD)と呼ばれる.
onlineでlearning to rankを行える手法で、現在の重みwとwをランダムな方向に動かした新たな重みw'を使って、予測を行い、duelを行う。
duelを行った結果、新たな重みw'の方が買ったら、重みwをその方向に学習率分更新するというシンプルな手法
duelのやり方は、詳しく書いてないからなんともよくわからなかったが、Interleavedなlist(二つのモデルのoutputを混合したリスト)などを作り、実際にユーザにリストを提示してユーザがどのアイテムをクリックしたかなどから勝敗の確率値を算出し利用する、といったやり方が、IRの分野では行われている。
onlineでユーザのフィードバックから直接モデルを学習したい場合などに用いられる。
offlineに持っているデータを使って、なんらかのmetricを計算してduelをするという使い方をしたかったのだが、その使い方はこの手法の本来の使い方ではない(単純に何らかのmetricに最適化するというのであれば目的関数が設計できるのでそっちの手法を使ったほうが良さそうだし)。
そもそもこの手法は単純にMetricとかで表現できないもの(ユーザの満足度とか)を満たすようなweightをexploration/exploitationを繰り返して見つけていこう、というような気持ちだと思われる。
[Paper Note] Large Scale Learning to Rank, Sculley+, NIPS'09
Paper/Blog Link My Issue
#InformationRetrieval #LearningToRank #PairWise #NeurIPS Issue Date: 2018-01-01 Comment
sofia-mlの実装内容について記述されている論文
よくonline学習の文脈で触れられるが、気をつけないと罠にはまる。
というのは、sofia-ml内のMethodsによって、最適化している目的関数が異なるからだ。
実装をみると、全てのmethodsがonlineでできちゃいそうに見える(学習済みのモデルをinputして学習を再開させられるため)が、落とし穴。
まず、SGD SVM, Pegasos SVM,については、最適化している目的関数がbatchになっているため、online learningではない。
passive-aggressive perceptrionは目的関数が個別の事例に対して定式化される(要確認)のでonline learningといえる。
(ROMMAは調べないとわからん)
pairwiseのlearning to rankでは、サンプルのペアを使って学習するので、最悪の場合O(n^2)の計算量がかかってしまってめっちゃ遅いのだが、実は学習データを一部サンプリングして重みを更新するってのをたくさん繰り返すだけで、高速に学習できちゃうという話。
実際、sofia-mlを使って見たら、liblinearのranking SVM実装で40分かかった学習が数秒で終わり、なおかつ精度も良かった。
[Paper Note] Prediction-based portfolio optimization model using neural networks, Freitas+, Neurocomputing'09, 2009.06
Paper/Blog Link My Issue
#NeuralNetwork #TimeSeriesDataProcessing #MachineLearning #Financial Issue Date: 2017-12-31 Comment
Stock returnのpredictionタスクに対してNNを適用。
NNのinput-outputとして、生のreturn値を用いるのではなく、ある時刻におけるreturnをsubtractした値(moving reference)を用いる、AR-MRNNモデルを提案。
[Paper Note] Verbalizing time-series data: with an example of stock price trends, Kobayashi+, IFSA-EUSFLAT'09, 2009.01
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #Others #NLP #DataToTextGeneration Issue Date: 2017-12-31 Comment
小林先生の論文
Least Square Methodによって数値データにfittingするcurveを求める。
curveの特徴から、生成するテキストのtrendsを決定する。
[Paper Note] BPR: Bayesian Personalized Ranking from Implicit Feedback, Steffen Rendle+, UAI'09, 2009.06
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #LearningToRank #ImplicitFeedback #UAI #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-28 GPT Summary- アイテム推薦において、暗黙的フィードバックを用いた個別のランキング予測のために、BPR-Optという新しい最適化基準を提案。ブートストラップサンプリングを用いた確率的勾配降下法に基づく学習アルゴリズムを提供し、行列因子分解とk近傍法に適用。実験結果は、提案手法が従来の技術を上回ることを示し、モデル最適化の重要性を強調。 Comment
重要論文
ユーザのアイテムに対するExplicit/Implicit Ratingを利用したlearning2rank。
AUCを最適化するようなイメージ。
負例はNegative Sampling。
計算量が軽く、拡張がしやすい。
Implicitデータを使ったTop-N Recsysを構築する際には検討しても良い。
また、MFのみならず、Item-Based KNNに活用することなども可能。
http://tech.vasily.jp/entry/2016/07/01/134825
参考: https://techblog.zozo.com/entry/2016/07/01/134825
pytorchでのBPR実装: https://github.com/guoyang9/BPR-pytorch
[Paper Note] Collaborative Summarization: When Collaborative Filtering Meets Document Summarization, Qu+, PACLIC'09, 2009.12
Paper/Blog Link My Issue
#PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #RecommenderSystems #CollaborativeFiltering #GraphBased #Personalization #PACLIC Issue Date: 2017-12-28 Comment
Collaborative Filteringと要約を組み合わせる手法を提案した最初の論文と思われる。
ソーシャルブックマークのデータから作成される、ユーザ・アイテム・タグのTripartite Graphと、ドキュメントのsentenceで構築されるGraphをのノード間にedgeを張り、co-rankingする手法を提案している。
評価
100個のEnglish wikipedia記事をDLし、文書要約のセットとした。
その上で、5000件のwikipedia記事に対する1084ユーザのタギングデータをdelicious.comから収集し、合計で8396の異なりタグを得た。
10人のdeliciousのアクティブユーザの協力を得て、100記事に対するtop5のsentenceを抽出してもらった。ROUGE1で評価。
[Paper Note] Incremental Personalised Summarisation with Novelty Detection, Campana+, FQAS'09, 2009.10
Paper/Blog Link My Issue
#Single #PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #NLP #Search #Personalization Issue Date: 2017-12-28 Comment
https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/978-3-642-04957-6_55.pdf
[Paper Note] Personalized PageRank based Multi-document summarization, Liu+, WSCS'08, 2008.07
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #NLP #QueryBiased #Personalization Issue Date: 2017-12-28 Comment
・クエリがあるのが前提
・基本的にPersonalized PageRankの事前分布を求めて,PageRankアルゴリズムを適用する
・文のsalienceを求めるモデルと(パラグラフ,パラグラフ内のポジション,statementなのかdialogなのか,文の長さ),クエリとの関連性をはかるrelevance model(クエリとクエリのnarrativeに含まれる固有表現が文内にどれだけ含まれているか)を用いて,Personalized PageRankの事前分布を決定する
・評価した結果,DUC2007のtop1とtop2のシステムの間のROUGEスコアを獲得
[Paper Note] Personalized Multi-document Summarization in Information Retrieval, Yang+, Machine Learning and Cybernetics'08, 2008.07
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #InformationRetrieval #NLP #QueryBiased #Personalization Issue Date: 2017-12-28 Comment
・検索結果に含まれるページのmulti-document summarizationを行う.クエリとsentenceの単語のoverlap, sentenceの重要度を
Affinity-Graphから求め,両者を結合しスコアリング.MMR [Paper Note] The Use of MMR, Diversity-Based Reranking for Reordering Documents and Producing Summaries, Carbonell+, SIGIR'98
likeな手法で冗長性を排除し要約を生成する.
・4人のユーザに,実際にシステムを使ってもらい,5-scaleで要約の良さを評価(ベースラインなし).relevance, importance,
usefulness, complement of summaryの視点からそれぞれを5-scaleでrating.それぞれのユーザは,各トピックごとのドキュメントに
全て目を通してもらい,その後に要約を読ませる.
[Paper Note] Personalized Summarization Agent Using Non-negative Matrix Factorization, Sun Park, PRICAI'08, 2008.12
Paper/Blog Link My Issue
#PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #NLP #QueryBiased #PRICAI Issue Date: 2017-12-28 Comment

[Paper Note] Aspect-Based Personalized Text Summarization, Berkovsky+(Tim先生のグループ), AH'2008, 2008.07
Paper/Blog Link My Issue
#PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #Analysis #NLP #Personalization Issue Date: 2017-12-28 Comment

Aspect-basedなPDSに関して調査した研究。
たとえば、Wikipediaのクジラに関するページでは、biological taxonomy, physical dimensions, popular cultureのように、様々なアスペクトからテキストが記述されている。ユーザモデルは各アスペクトに対する嗜好の度合いで表され、それに従い生成される要約に含まれる各種アスペクトに関する情報の量が変化する。
UserStudyの結果、アスペクトベースなユーザモデルとよりfitした、擬似的なユーザモデルから生成された要約の方が、ユーザの要約に対するratingが上昇していくことを示した。
また、要約の圧縮率に応じて、ユーザのratingが変化し、originalの長さ>長めの要約>短い要約の順にratingが有意に高かった。要約が長すぎても、あるいは短すぎてもあまり良い評価は得られない(しかしながら、長すぎる要約は実はそこまで嫌いではないことをratingは示唆している)。
Genericな要約とPersonalizedな要約のfaitufulnessをスコアリングしてもらった結果、Genericな要約の方が若干高いスコアに。しかしながら有意差はない。実際、平均して83%のsentenceはGenericとPersonalizedでoverlapしている。faitufulnessの観点から、GenericとPersonalizedな要約の間に有意差はないことを示した。
museum等で応用することを検討
[Paper Note] Learning to Rank: From Pairwise Approach to Listwise Approach (ListNet), Cao+, ICML'07
Paper/Blog Link My Issue
#InformationRetrieval #LearningToRank #ListWise #ICML #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-01 Comment
解説スライド:
http://www.nactem.ac.uk/tsujii/T-FaNT2/T-FaNT.files/Slides/liu.pdf
解説ブログ:
https://qiita.com/koreyou/items/a69750696fd0b9d88608
従来行われてきたLearning to Rankはpairwiseな手法が主流であったが、pairwiseな手法は2つのインスタンス間の順序が正しく識別されるように学習されているだけであった。
pairwiseなアプローチには以下の問題点があった:
* インスタンスのペアのclassification errorを最小化しているだけで、インスタンスのランキングのerrorを最小化しているわけではない。
* インスタンスペアが i.i.d な分布から生成されるという制約は強すぎる制約
* queryごとに生成されるインスタンスペアは大きく異なるので、インスタンスペアよりもクエリに対してバイアスのかかった学習のされ方がされてしまう
これらを解決するために、listwiseなアプローチを提案。
listwiseなアプローチを用いると、インスタンスのペアの順序を最適化するのではなく、ランキング全体を最適化できる。
listwiseなアプローチを用いるために、Permutation Probabilityに基づくloss functionを提案。loss functionは、2つのインスタンスのスコアのリストが与えられたとき、Permutation Probability Distributionを計算し、これらを用いてcross-entropy lossを計算するようなもの。
また、Permutation Probabilityを計算するのは計算量が多すぎるので、top-k probabilityを提案。
top-k probabilityはPermutation Probabilityの計算を行う際のインスタンスをtop-kに限定するもの。
論文中ではk=1を採用しており、k=1はsoftmaxと一致する。
パラメータを学習する際は、Gradient Descentを用いる。
k=1の設定で計算するのが普通なようなので、普通にoutputがsoftmaxでlossがsoftmax cross-entropyなモデルとほぼ等価なのでは。
[Paper Note] Document Summarization using Conditional Random Fields, Shen+, IJCAI'07
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #Document #Supervised #NLP #IJCAI Issue Date: 2017-12-31 Comment
CRFを用いて単一文書要約の手法を考えましたという話。
気持ちとしては、
```
1. Supervisedなモデルでは、当時は原文書中の各文を独立に2値分類して要約を生成するモデルが多く、sentence間のrelationが考慮できていなかった
2. unsupervisedな手法では、ルールに基づくものなどが多く、汎用的ではなかった
```
といった問題があったので、CRF使ってそれを解決しましたという主張
CRFを使って、要約の問題を系列ラベリング問題に落とすことで、文間の関係性を考慮できるようにし、従来使われてきたルール(素性)をそのままCRFの素性としてぶちこんでしまえば、要約モデル学習できるよねっていうことだろうと思う。
CRFのFeatureとしては、文のpositionや、長さ、文の尤度、thematic wordsなどの基本的なFeatureに加え、LSAやHitsのScoreも利用している。
DUC2001のデータで評価した結果、basicな素性のみを使用した場合、unsupervisedなベースライン(Random, Lead, LSA, HITS)、およびsupervisedなベースライン(NaiveBayes, SVM, Logistic Regression, HMM)をoutperform。
また、LSAやHITSなどのFeatureを追加した場合、basicな素性のみと比べてROUGEスコアが有意に向上し、なおかつ提案手法がbest
結構referされているので、知っておいて損はないかもしれない。
[Paper Note] Frustratingly easy domain adaptation, Daum'e, ACL'07
Paper/Blog Link My Issue
#MachineLearning #DomainAdaptation #NLP #ACL #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2017-12-31 Comment

domain adaptationをする際に、Source側のFeatureとTarget側のFeatureを上式のように、Feature Vectorを拡張し独立にコピーし表現するだけで、お手軽にdomain adaptationができることを示した論文。
イメージ的には、SourceとTarget、両方に存在する特徴は、共通部分の重みが高くなり、Source, Targetドメイン固有の特徴は、それぞれ拡張した部分のFeatureに重みが入るような感じ。
[Paper Note] Improving Recommendation Novelty Based on Topic Taxonomy, Weng et al., WI-IAT Workshops'07, 2007.11
Paper/Blog Link My Issue
#RecommenderSystems #Novelty #WI #Workshop Issue Date: 2017-12-28 Comment
・評価をしていない
・通常のItem-based collaborative filteringの結果に加えて,taxonomyのassociation rule mining (あるtaxonomy t1に興味がある人が,t2にも興味がある確率を獲得する)を行い,このassociation rule miningの結果をCFと組み合わせて,noveltyのある推薦をしようという話(従来のHybrid Recommender Systemsでは,contents-basedの手法を使うときはitem content similarityを使うことが多い.まあこれはよくあるcontents-basedなアプローチだろう).
・documentの中のどの部分がnovelなのかとかを同定しているわけではない.taxonomyの観点からnovelだということ.
[Paper Note] Leave a Reply: An Analysis of Weblog Comments, Mishne+, WWW'06
Paper/Blog Link My Issue
#Analysis #Comments #InformationRetrieval #WWW Issue Date: 2018-01-15 Comment
従来のWeblog研究では、コメントの情報が無視されていたが、コメントも重要な情報を含んでいると考えられる。
この研究では、以下のことが言及されている。
* (収集したデータの)ブログにコメントが付与されている割合やコメントの長さ、ポストに対するコメントの平均などの統計量
* ブログ検索におけるコメント活用の有効性(一部のクエリでRecallの向上に寄与、Precisionは変化なし)。記事単体を用いるのとは異なる観点からのランキングが作れる。
* コメント数とPV数、incoming link数の関係性など
* コメント数とランキングの関係性など
* コメントにおける議論の同定など
相当流し読みなので、読み違えているところや、重要な箇所の読み落とし等あるかもしれない。
[Paper Note] Choosing words in computer-generated weather forecasts, Reiter+, Artificial Intelligence'05
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #RuleBased #NLP #DataToTextGeneration Issue Date: 2017-12-31 Comment
## タスク
天気予報の生成, システム名 SUMTIME
## 手法概要
ルールベースな手法,weather prediction dataから(将来の気象情報をシミュレーションした数値データ),天気予報を自動生成.corpus analysisと専門家のsuggestを通じて,どのようなwordを選択して天気予報を生成するか詳細に分析したのち,ルールを生成してテキスト生成
Mining and summarizing customer reviews, Hu+, KDD'04
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #NLP #OpinionMining #review #SIGKDD Issue Date: 2023-05-08 Comment
レビュー中のユーザが記述したopinion sentenceを同定し、極性がpos/negのどちらかを判定し、pos/negそれぞれの代表的なsentenceを抽出することで要約する手法
評価をする際は、Amazon等のレビューを収集し、人間がレビューを読み、どれがopinion sentenceか、およびpolarityをタグ付けし、それらをどれだけ抽出できたかをPrecision / Recall / F1値で評価。
[Paper Note] TextRank: Bringing Order into Texts, Mihalcea+, EMNLP'04
Paper/Blog Link My Issue
#Single #DocumentSummarization #Document #GraphBased #NLP #Extractive #EMNLP #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-01 Comment
PageRankベースの手法で、キーワード抽出/文書要約 を行う手法。
キーワード抽出/文書要約 を行う際には、ノードをそれぞれ 単語/文 で表現する。
ノードで表現されている 単語/文 のsimilarityを測り、ノード間のedgeの重みとすることでAffinity Graphを構築。
あとは構築したAffinity Graphに対してPageRankを適用して、ノードの重要度を求める。
ノードの重要度に従いGreedyに 単語/文 を抽出すれば、キーワード抽出/文書要約 を行うことができる。
単一文書要約のベースラインとして使える。
gensimに実装がある。
個人的にも実装している:https://github.com/AkihikoWatanabe/textrank
[Paper Note] WebInEssence: A Personalized Web-Based Multi-Document Summarization and Recommendation System, Radev+, NAACL'01, 2001.06
Paper/Blog Link My Issue
#Multi #PersonalizedDocumentSummarization #DocumentSummarization #NLP #Search #Personalization #NAACL Issue Date: 2017-12-28 Comment
・ドキュメントはオフラインでクラスタリングされており,各クラスタごとにmulti-document summarizationを行うことで,
ユーザが最も興味のあるクラスタを同定することに役立てる.あるいは検索結果のページのドキュメントの要約を行う.
要約した結果には,extractした文の元URLなどが付与されている.
・Personalizationをかけるためには,ユーザがドキュメントを選択し,タイトル・ボディなどに定数の重みをかけて,その情報を要約に使う.
・特に評価していない.システムのoutputを示しただけ.
Modeling individualization in a bayesian networks implementation of knowledge tracing, Pardos+ (w_ Neil T. Heffernan), UMAP'00
Paper/Blog Link My Issue
#AdaptiveLearning #KnowledgeTracing #UMAP Issue Date: 2022-08-17 Comment
# モチベーション
BKTでは、全ての生徒が共通のprior knowledge(各スキルに対する習熟度)を持っていることを仮定しており、生徒ごとの事前情報を導入することが許されていない。そこで、個々の生徒のprior knowledge parameterを導入することで予測精度の向上を実現した研究。Prior Per Student (PPS) Modelと呼ぶ。
# モデル
下図にBKTモデルとPPSモデルを示す。通常のBKTモデルに、student nodeを追加する。student nodeは1から考慮する生徒の数までの範囲の値をとる。このため、initial knowledge nodeのcondotional probability tableはstudent nodeの値によって条件づけられる。student node自体にも、学生が特定の値になる確率を決定する条件付き確率テーブルが関連付けられている。
このノードのパラメータは1/Nで固定する(Nは生徒の数)。student nodeは学生 ID に対応する観測ノードであり、推論する必要がないため、このノードのパラメーター値は関係ない。
また、このモデルは下図に示すように、student nodeを後続のknowledge nodeに接続することで、個々の生徒ごとの学習率をモデル化するように容易に変更できる。これにより、studentによって条件づけられたP(T)(i.e. learning rate)を訓練できる。全ての事前分布を同じ値にするか、学生が1人だけであることを指定すれば、BKTと同等となる。
[Paper Note] The Use of MMR, Diversity-Based Reranking for Reordering Documents and Producing Summaries, Carbonell+, SIGIR'98
Paper/Blog Link My Issue
#DocumentSummarization #InformationRetrieval #NLP #Search #SIGIR #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2018-01-17 Comment
Maximal Marginal Relevance (MMR) 論文。
検索エンジンや文書要約において、文書/文のランキングを生成する際に、既に選んだ文書と類似度が低く、かつqueryとrelevantな文書をgreedyに選択していく手法を提案。
ILPによる定式化が提案される以前のMulti Document Summarization (MDS) 研究において、冗長性の排除を行う際には典型的な手法。
[Paper Note] Using natural language processing to produce weather forecasts, Goldberg+, IEEE Expert: Intelligent Systems and Their Applications'94
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #RuleBased #NLP #DataToTextGeneration Issue Date: 2017-12-31 Comment
## タスク
天気予報の生成,システム名 FOG (EnglishとFrenchのレポートを作成できる)
## 手法概要
ルールベースな手法,weather predictinon dataから,天気予報を自動生成.Text Planner がルールに従い各sentenceに入れる情報を抽出すると同時に,sentence orderを決め,abstractiveな中間状態を生成.その後,中間状態からText Realization(grammarやdictionaryを用いる)によって,テキストを生成.
[Paper Note] Design of a knowledge-based report generator, Kukich, ACL'83
Paper/Blog Link My Issue
#NaturalLanguageGeneration #RuleBased #NLP #DataToTextGeneration #ACL Issue Date: 2017-12-31 Comment
## タスク
numerical stock market dataからstock market reportsを生成.システム名: ANA
## 手法概要
ルールベースな手法,
1) fact-generator,
2) message generator,
3) discourse organizer,
4) text generatorの4コンポーネントから成る.
2), 3), 4)はそれぞれ120, 16, 109個のルールがある. 4)ではphrasal dictionaryも使う.
1)では,入力されたpriceデータから,closing averageを求めるなどの数値的な演算などを行う.
2)では,1)で計算された情報に基づいて,メッセージの生成を行う(e.g. market was mixed).
3)では,メッセージのparagraph化,orderの決定,priorityの設定などを行う.
4)では,辞書からフレーズを選択したり,適切なsyntactic formを決定するなどしてテキストを生成.
Data2Textの先駆け論文。引用すべし。多くの研究で引用されている。
Introducing Clef: our open-source decision models, and new RL fine-tuning platform, Cloudflare, 2026.10
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #EfficiencyImprovement #NLP #LanguageModel #MultiModal #Blog #PEFT(Adaptor/LoRA) #OpenWeight #Selected Papers/Blogs #Encoder #SystemOneModel Issue Date: 2026-10-02 Comment
元ポスト:
概要しかブログ中には書いていないが、よさげに見える。
Qwen-3.8-27Bをバックボーンとし、Qwenのパラメータはフリーズした上で軽量なアダプタを学習し、ルーティングヘッドなるcross-attentionに基づいた各選択肢のスコアを出力するヘッドによって予測が実施されるようである。
これらは、内部で作成された合成データを用いて事後学習されたとのことである。lossはlabel smoothed cross entropy(正解、不正解ラベルを0/1としてクロスエントロピーを計算するのではなく、ハイパーパラメータεでスムージングしてlossを計算するものらしい)とBrier Loss(実際に予測された確率値と正解、不正解を1/0としたときの平均二乗誤差)なるものによって、正則化によって過学習を防止し、出力される確率値がでたらめにならないように学習することを目指しているように見える。
その後RLCDと呼ばれる、選択肢間の順序関係に基づいて、正解と隣接するラベルにも部分的に報酬を与えるようなrewardを持つ(オリジナルのポリシーから分布が大きくシフトしないようなペナルティ付き)RLによって学習をしているようである。これにより、より高いAccuracyと汎化性能が得られた、と一言記述されている。
Qwenが持つVision Encoderによって画像もエンコードでき(Jevは画像は不可と述べられている)、
context長が64kとJevの2倍で
Jevよりもlatencyが良く、
様々なベンチマークスコアで高いスコアを獲得としている、と報告している。
latencyはflashモデルであれば、DiffusionGemma-as-Jevを上回る。
Introducing System One Models & Jev, TypeSafe AI, 2026.09
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #NLP #AIAgents #Blog #Coding #SoftwareEngineering #Selected Papers/Blogs #reading #Reference Collection #Reading Reflections #SystemOneModel Issue Date: 2026-09-16 Comment
細かいことは全くわからないが、LLMのようなチャットモデルは超人的な性能なのになぜAGIに繋がっていないのかが常々疑問で、code+AIに特化したモデルを開発したとのことで、それはどのようなものかというと、
LLMは人間の好みとなる応答を返すように、autoregressiveにテキストを生成するが、
本ブログで紹介されているシステムSystemOneは意思決定に最適化し、並列で生成され、自由なテキストを返せないが構造化出力を高速かつ安価に生成可能で、キャリブレーションされた確信度を常に返す、
というもののようである。
着眼点はとてもおもしろいのだが、どの程度高度な推論をすることができるのだろうか?
現代では高度な推論は計算コストである程度賄っているため、安価で高度な推論もできるのでれば大きなブレイクスルーだが、その技術はLLM側にも適用できる可能性があり、結局いつかLLM側に追いつかれる、という可能性がある。
逆に高度な推論ができないのであれば、適用可能なスコープは限定的となる。
RLCDという技術はすでに先行事例があったようだ:
利用規約でJevに関するベンチマークスコアや性能を公開することが禁止されているようである:
所見:
JamC-QAのスコアは(GPT-5.6-lunaより)低く、日本特有の知識などには弱い可能性がある:
- 『JamC-QA』: 日本の文化や風習に特化した質問応答ベンチマークの構築・公開(前編), SB Intuitions, 2025.09
色々な動向を鑑みるに、Encoderか、Decoderかはさておき(利用者から見たらどちらでもよい気がするので)、
- zero-shotで様々なタスクに利用可能で
- latencyが非常に速くて
- コストが安価なモデル
という3つの要素が重要に思える。
chatはできないが、構造化出力/関数出力等が可能(なことで様々な分類タスク等に適用できる)というのは、latencyの速さとコストの安価さを得るための手段。エンコーダ、デコーダも手段の話。
過去にPFNがJevに相当する機能を開発しサービス化までしていた、という話がある(関連技術は幅広く特許を取得しているようである)。
なぜ需要を掘り起こせなかったのか、という点は考えてみるとおもしろいのかもしれない。
個人的にはいまJevが流行っぽい兆しを見せているのは、時期的なものが大きい気がしており、
- (Reasoningモデルの台頭によって) LLMのlatencyが悪い
- 多くのワークフローに組み込む場合に得たい出力が(おそらく)構造化出力(で、めちゃめちゃ賢い判断はそこまで必要とされない)
- モデルのトークン利用料が増加し、(おそらく)運用コストが課題となってきた
という課題に世の中が直面し始めて、課題感として持たれ始めていること、が背景としてある気がしており、ちょうどタイミング的に「安い、速い、(そこそこ)賢い」のJevが世の中に刺さったのではないか、という気がしている。
万字长文带你读懂 RSI(自进化,Self-Evolving), 发布于, 2026.09
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Tutorial #NLP #LanguageModel #AIAgents #Blog #SelfImprovement #autoresearch/RSI Issue Date: 2026-09-14 Comment
元ポスト:
中国語が読めないので、LLMの力を借りながら読んでいるが、RSIについての定義と、RSIに関する研究を整理、分類するためのTaxonomyを複数の軸から整理しているようである。以下LLMの力を借りて読んだ内容を自分の言葉も交えてメモとして残す。
---
RSIとは、Agentが環境との相互作用から得たタスク軌跡とフィードバックを利用して、自身の状態を更新し、更新後の状態を後続タスクに活用すること、と定義しているようである。
かなり広めの定義に見えるが、ざっくり言うとこのような定義になるのは、管理人の理解でもそうだと思う。
Agent = Model + Harness と捉え、RSIの何を変えるのか、という部分について以下の分類を用いて整理をしているようである:
- Parameter: 経験をモデルの重みに内在化する
- 一例: [Paper Note] Self-Adapting Language Models, Adam Zweiger+, arXiv'25
- Context: LLMへのInputに反映させる
- 一例: [Paper Note] Prime Agent: A Self-Improving RLM Harness, Seth Karten+, arXiv'26, 2026.08
- Memory: 外部に保存された経験や情報として蓄積し、必要に応じて利用する
- 一例: [Paper Note] ReasoningBank: Scaling Agent Self-Evolving with Reasoning Memory, Siru Ouyang+, ICLR'26, 2025.09
- Skill: 次に同じ状況が起きたらどうすべきかをskillとして定義する。Memoryは過去の経験を蓄積するものであり、Skillは次どうするかを定義するという棲み分けをしている
- 以下は参考として管理人がピックしたもの
- [Paper Note] SkillRL: Evolving Agents via Recursive Skill-Augmented Reinforcement Learning, Peng Xia+, arXiv'26, 2026.02
(パラメータも最適化しているがSKILLBANKが該当すると思われる)
- [Paper Note] SkillOpt: Executive Strategy for Self-Evolving Agent Skills, Yifan Yang+, arXiv'26, 2026.05
- Harness Code: Agentを動作させるプログラム(Scaffolding)を変更する
- 一例: [Paper Note] SkillSmith: Learning to Compose Parametric Skills and Textual Knowledge, Lucio M. Dery+, arXiv'26, 2026.07
- 元ブログ中では↑が挙げられているが、Darwin Godel Machineの方が近いのでは?[Paper Note] Darwin Godel Machine: Open-Ended Evolution of Self-Improving Agents, Jenny Zhang+, ICLR'26, 2025.05
また、進化を構造化(バージョン管理)する際の分類軸として
- chain: A->B->Cのように進化させ常に最新版を利用する
- tree: 木構造でバージョンを管理する。ある1つの親ノードから子ノードが構成される親子関係で管理
- 一例: [Paper Note] Darwin Godel Machine: Open-Ended Evolution of Self-Improving Agents, Jenny Zhang+, ICLR'26, 2025.05
- graph: グラフ構造でバージョン管理する。すなわち、複数のノードに基づいて新たなノードを構成できる。ノードはバージョンだけでなく、タスク、trajectoryなども該当すると読める。
と整理しているようである。
誰がAgentを更新するかという軸の整理では
- self (student): (生徒)自身が更新する
- Teacher: trajectoryをteacherが分析しteacherが更新する
- Student + Teacher: 上記の両方で、生徒がまずtrajectoryを整理し必要な項目の候補を挙げ、Teacherが精査をし反映させる
いつ進化するのか、という軸では
- offline: 経験を蓄積し一括で更新する
- online: タスク実行ごとに動的に更新する
- hybrid: オフラインで更新した後にデプロイ。デプロイ後もオンラインで新たな経験等を追加し動的に更新するような方式
と定義しているようである。
そのほかにも、補足的な分類軸として、
- acceptance criteria: 更新したものを反映する基準
- feedback source: feedbackの出自(ベンチマーク, 環境, verifier, LLM, 人間など)
- feedback type: score, non-score,
- update frequency: 更新頻度
- scope of experience: 経験がどのスコープまで利用可能なのか(generickに使えるのか、特定ドメインのみなのか等)
Inkling: Our open-weights model, THINKING MACHINES, 2026.07
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #NLP #LanguageModel #MultiModal #SpeechProcessing #Blog #Reasoning #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #Selected Papers/Blogs #VisionLanguageModel #UMM #Reference Collection #AudioLanguageModel #Author Thread-Post Issue Date: 2026-07-16 Comment
HF: https://huggingface.co/thinkingmachines/Inkling
元ポスト:
THINNING MACHINESによる最初のOpenWeightモデル。975B-41B
- フルスクラッチで学習したReasoningモデル
- 1M context window
- text, image, audio, video 45Tトークンで学習
- バランスよくさまざまな領域で性能を発揮するように訓練し、Tinker上でのfinetuningやカスタマイゼーションの良い基盤として機能することを目指した
- vision, audioドメインに関してはencoder freeアーキテクチャを採用
- audio signalの入力は dMel spectrogramsと呼ばれる手法を採用
- [Paper Note] dMel: Speech Tokenization made Simple, Richard He Bai+, arXiv'24, 2024.07
- 画像は40x40のパッチに分割され、4つのhMLPと呼ばれるレイヤーでエンコーディング
- [Paper Note] Three things everyone should know about Vision Transformers, Hugo Touvron+, ECCV'22, 2022.03
- IFの訓練には、Rubric basedなgraderとclaims graderの2種類のgraderを用いることで、helpfulnessとhallucinationを同時に低減
- Rubric basedなgraderはチェックリストに基づいてスコアリング
- claims graderはfactualな主張をagentic web searchを通じてverificationする
- アーキテクチャはDeepSeek V3を踏襲し、256のexpertsと2つのshared expertを採用し、6つのexpertsがactivateされる
- SWAとGlobal attentionの比率は5:1でKV Headは8つ (GQA)
- **相対位置エンコーディングを用いることでRoPEよりもlong contextに対してより高い外挿性能を示した**
- [Paper Note] Self-Attention with Relative Position Representations, Peter Shaw+, NAACL'18
- K, Vのprojection後、**およびattentionとMLPが残差ストリームに合流する前にshort convolutionを導入**
- QKV projection後に convolution を導入するアーキテクチャは下記研究で提案
- [Paper Note] Primer: Searching for Efficient Transformers for Language Modeling, David R. So+, NIPS'21, 2021.09
- optimiserはMuonとAdamWのハイブリッドで、前者は巨大な行列の重みに対して適用し、そのほかは後者を利用
- 重み自体が多様体上に存在するように制約することが有効であったことに着想を得て、weight decayを学習率の2乗に連動させることでモデルの重みの大きさを安定させたとのこと
- Modular Manifolds, Jeremy Bernstein+, THINKING MACHINES, 2025.09
- [Paper Note] Why Gradients Rapidly Increase Near the End of Training, Aaron Defazio, arXiv'25, 2025.06
- 事後学習としては、まずKimi K2.5を含むOpenWeightモデルで合成データ上でSFTをし、その後合成、あるいは人間が作成したenvironment上で大規模なRLを実施
- RLは非同期RLを異様し、ロールアウト数に対して推論能力が対数線形にスケールした。
- 最終的に30Mロールアウト以上のRLを実施した
- システムメッセージを変更し、トークン単位のコストを調整することでreasoning effortを調整
- Controlling Reasoning Effort in LLMs, Sebastian Raschka, 2026.07
- **276B-A12BのInkling-Smallもプレビュー段階にあり、agenticな能力においてInklingに近い性能を達成しており、今後公開予定**
1M context windowを実現した工夫は特に書かれていなかったように感じるが、よく使われるのはKV CacheをコンパクトにするためのSparse Attention、あるいはLinear Attentionなのに対し、本モデルでは使われていないように見える。linear attentionでなくとも、SWAとGlobal Attentionのハイブリッド、かつGQAによって、KV Cacheの肥大化を実用レベルで抑制できるのだろうか。また、外挿性能に関してはRoPEは採用せず、相対位置エンコーディングのを採用したという点が効いているのだろうか。1Mレベルでのcontextでの評価がなさそうに見えるので性能はよくわからない。
RoPEのlong contextでの限界を示した以下の研究を思い出した:
- [Paper Note] RoPE Distinguishes Neither Positions Nor Tokens in Long Contexts, Provably, Yufeng Du+, arXiv'26, 2026.05
Artificial Analysisによる評価:
アーキテクチャでの目新しい点:
所見:
公式:
所見:
Improving our LLM Pretraining Efficiency, Open Athena, 2026.06
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #Pretraining #NLP #LanguageModel #Optimizer #MoE(Mixture-of-Experts) #Selected Papers/Blogs #Author Thread-Post Issue Date: 2026-06-06 Comment
元ポスト:
以下の処理によって、事前学習が高速化(FLOPsの改善幅)された知見が共有されている
- DenseからMoEモデルへの移行で実測値3.6倍
- MoEのexpart数を64->256で実測値1.3倍
- optimizerをMuonHにすることで、実測値1.25倍
- **Partial Key Offset (PKO) によって実測値1.2倍改善**
- **modded-nanogptリポジトリ、プルリクエスト169で初めて提案された手法とのこと。**
- **long windowのattentionに対して、keyの半分の次元をオフセット(=前のトークンのkey)、残りの半分の次元を自身のトークンのkeyとすることで、単一のクエリが連続した複数のキーにattendできるようになり、「過去の文脈からあるトークンの継続部分を検索して取得する」といった操作が単一のattention layerによって実現できるようになる**
- (これは知らなかった)
- expertのルーティングを再正規化・スケーリングすることで、実測値1.04倍
今後はHyperConnectionのようなResidual Streamの改善、推論効率向上のためMLA, LatentMoE, Multi Token Prediction, Gated Deltanet, quantizationなどの技術を検証するとのこと。
Expert数が多ければ多いほど性能が改善することは下記研究でも示されている:
- [Paper Note] Slicing and Dicing: Configuring Optimal Mixtures of Experts, Margaret Li+, arXiv'26, 2026.05
MuonH(というよりoptimizerのHyperplaneに基づいたラッパ)は以下(こちらもPercy Liang氏のグループ):
- Fantastic Pretraining Optimizers and Where to Find Them 2.1: Hyperball Optimization, Wen+, 2026.01
Hyper Connection:
- [Paper Note] Hyper-Connections, Defa Zhu+, ICLR'25, 2024.09
- [Paper Note] mHC: Manifold-Constrained Hyper-Connections, Zhenda Xie+, arXiv'25, 2025.12
MLA, LatentMoE, Multi Token Prediction, Gated Deltanet:
- [Paper Note] DeepSeek-V3 Technical Report, DeepSeek-AI+, arXiv'24, 2024.12
- [Paper Note] LatentMoE: Toward Optimal Accuracy per FLOP and Parameter in Mixture of Experts, Venmugil Elango+, arXiv'26, 2026.01
- [Paper Note] Better & Faster Large Language Models via Multi-token Prediction, Fabian Gloeckle+, ICML'24
- [Paper Note] Gated Delta Networks: Improving Mamba2 with Delta Rule, Songlin Yang+, ICLR'25, 2024.12
- [Paper Note] Gated DeltaNet-2: Decoupling Erase and Write in Linear Attention, Ali Hatamizadeh+, arXiv'26, 2026.05
A Functional Taxonomy of World Models, Fei-Fei Li, 2026.06
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Tutorial #ComputerVision #NLP #Post #Selected Papers/Blogs #VideoGeneration/Understandings #Robotics #WorldModels #VisionLanguageActionModel #TextToVideoGeneration #Reading Reflections #WorldActionModel #Author Thread-Post Issue Date: 2026-06-04 Comment
元ポスト:
以下ポストの内容の要約(と意訳、間違ってたらごめんなさい)
- 世界モデルは現在最も重要だが、最も多義的な概念の一つになっている。
- 様々な分野がWorld Modelを構築していると主張するが、意味するところが実際には大きく異なる
- (実際 [Paper Note] Agentic World Modeling: Foundations, Capabilities, Laws, and Beyond, Meng Chu+, arXiv'26, 2026.04
のような研究も存在し似たような問題意識のもと様々な分野での統一的な分類体系が提案されている)
- 世界モデルという用語のもともとの枠組みは「部分観測マルコフ決定過程 (POMDP)」であり、
- エージェントは行動を実行し、行動は世界の状態に影響を与え、エージェントは観測データを受け取り(≠状態を認識する)、新たな観測データに基づいてアクションが実行される、といったループが繰り返される枠組みである
- ここで、「状態」とは、ある時点における世界で何が起きているかに関する完全なdescriptionであり、エージェントは状態自体を認識することはできず、行動と状態から生じた部分的な観測データのみである。
- 現在様々な世界モデルと呼ばれるものが存在するが、構造としては上記のループを持っており、それらの切り口が異なっているにすぎない。
- 世界モデルのカテゴリ1: Renderer
- Rendererは人間の目に見えるピクセルで「観測」を出力する。
- たとえば、テキストのプロンプトを映像に変換するText-To-Videoモデル、ユーザの入力に応じてリアルタイムにフレームを生成するシステムはレンダラーに相当する。
- これらモデルは観測者にとって「見えるもの」を生成しているにすぎず、実際の3次元構造を明示的に理解しているわけではない(i.e., 見えるもの≠実在するもの)。
- ビジネスとして最も成長(してきており、学習データもインターネット上の動画が活用できるため他の2カテゴリと比べて多い)
- 世界モデルのカテゴリ2: Simulator
- Simulatorは「状態」を出力する。これは実際に人間やコンピュータが相互作用可能な世界の表現である。
- Rendererは単に視覚的なものであるが、Simulatorは実世界の幾何学的・物理的・動的なダイナミクスを理解することが求められる。
- Simulatorは建築家やゲーム開発者などの視覚を超えた(たとえば構造・物理的な)正確性を必要とする職種や、RLの学習の環境として利用できる。
- Simulator は Rendererと次のPlannerの土台となる技術(Simulatorは RendererとPlannnerの双方をバイパスできる)であるが、学習データが最も不足
- 世界モデルのカテゴリ3: Planner
- Plannerは「行動」を出力する。観測と目標が与えられた時に「次に何をすべきか」を出力する。
- Vision Language Action Model / World Action Model は Planner に該当し、これらはロボットが次に何をすべきかを決定できる。
- 現在研究初期段階で、研究所内での閉じられた環境でのデモ中心で、実世界で活用するためにはまだまだ多くの課題が残る。
- これら3つのカテゴリは現在世に出ているWorld Modelの多くを説明しており、区別をする際に役に立つ。
- が、これらカテゴリは独立したものではなく、これらは世界の機能に関する基本的な知識(幾何学、物理学、ダイナミクス)の上に成り立つ。
- これら3つのカテゴリは最近は互いが融合してくる流れにあり、たとえば事前学習された Renderer は、次に何が起こるか・何をすべきか(=Planner)を予測するためのバックボーンとして利用できることが示されてきており、これは Renderer と Plannerが 融合した例と言える。
- (この辺の話はBackboneとしてVision Encoderを持つVLA系全般の研究と、事前学習済みのVision Encoderを用いずに事前学習の方法をそもそも改善するような方向などだろうか)
上記の話に基づくと、たとえばターミナルでのWorld Modelに相当すると考えられる
- [Paper Note] ECHO: Terminal Agents Learn World Models for Free, Vaishnavi Shrivastava+, arXiv'26, 2026.05
は3つのカテゴリのうちにどれに該当するだろうか。
次のアクションを予測できるので、まずPlannerには該当すると思われる。また、ある時点においてターミナル上で何が起きているかの記述(ターミナルの出力)を予測しているので、Simulatorの役割を果たしていると思われる(ただ、ターミナルの出力だけがターミナルの状態を完全に記述した情報なの?定義としてそれでいいの?という疑問はあるのが)。このため、Planner と Simulator が融合した研究と言えるのではなかろうか。
Amazon Bedrock 経由で使える LLM の日本語ベンチマーク性能, yoheikikuta, 2026.06
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #AWS #Evaluation #Blog #Japanese Issue Date: 2026-06-02 Comment
元ポスト:
Bedrock経由で利用できるLLMに対する llm-jp-evalの評価結果が、コストとパフォーマンスの双方の上で比較されている。Claude Opus 4.6(4.7, 4.8と比較して)のスコアが最も高く、日本語能力はベンチマーク上は平均スコアで見ると向上していないように見える。カテゴリごとの結果では、4.8がQAにおいて大幅にスコアが悪化しているのが興味深い。また、スコアを掲載して終わりではなく、全てのLLMが間違える個別の事例などもいくつか掲載されており興味深い。OpenWeightなLLMではKimi 2.5のコストパフォーマンスが最も良さそうに見えるが、Gemma4は評価に含まれていないので気になるところ。
日本語LLMの評価は
- Swallow LLM Leaderboard v2, Swallow LLM Team, 2025.08
も参考のこと。
The Imitation Game: State of Policy Distillation in Language Model training, 032-Chinmay Karkar, 2026.05
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Tutorial #Survey #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #Distillation #Catastrophic Forgetting #PostTraining #On-Policy #SelfDistillation #Author Thread-Post Issue Date: 2026-05-26 Comment
元ポスト:
- On Policy DistillationはKnowledge Distillationの一種で、教師モデルの知識を小さなモデルに蒸留する
- off policy KD Objectiveの場合は固定されたオフラインデータを用いるが、on policy distillationは生徒モデル自身が生成したデータに対するシグナルに基づいて学習される。
- off policy手法の課題はCatastrophic Forgettingと、(sequence長に対するquadraticな)エラーの蓄積がある。
- (オフポリシーRLの特殊なケースとみなすことができる)SFTはForward KLに基づいており、教師モデルの出力分布が確率を持つ部分に対して、生徒モデルの確率がゼロの場合はKLが発散するため、学習される生徒モデルの分布さスムージングされた分布になる。つまり、教師モデルの出力パターンを網羅できるように分布が学習される。
- このような手法で複数のドメインのデータで学習をした場合、分布のシフトが生じやすくCatastrophic Forgettingが生じやすい。
- on policy RLでは、Reverse KLが採用されており、この場合教師が確率が低いと考える場所に高い確率を割り振った場合のみに大きなペナルティを受けるため、教師の重要なモードをカバーしていれば、教師の他のモード全体は無視できる。これにより、学習したいモード以外の挙動に影響を与えにくく、特定のモードの学習ができる。
- (SFTがCatastrophic Forgettingが起きやすそうということは理解できるが、オフポリシーRL全体においてCatastrophic Forgettingが起きやすい問題があるという文脈で書かれている気がしており(エラーの蓄積の冒頭でオフポリシーRLのもう一つの根本的な課題は、という文脈で書かれているため)、SFTの議論がオフポリシーRL全体につながるのかがわからず、モヤっとする。が、LLMのpost-traingではCatrastrophic Forgettingが問題であるという文脈であれば理解できる)
- また、on-policyな学習ではエラーの蓄積を線形に留めることができることが示されている(off-policyな手法ではポリシーが生成したデータで訓練されていないため、inference時の冒頭でミスをすると学習時に観測していないトークンスペースを扱わなければならなくなり、さらにミスが増えモード崩壊に陥る)。
- on policy distillationは直接的にこのexposure biasのgapを小さくする。すなわち、学習時のinput(教師モデルが生成)と推論時のinput(生徒モデルが生成)の分布のgapを縮める。
- 生徒は学習時に常に自身の出力に基づいて学習するため、学習時のprefixと推論時のprefixの傾向が一致しやすい。このため生成時にエラーが起きてもin-distributionとなるため、エラーの蓄積が低減される。
以後はon policy distillation, on policy self-distillationの最新研究のサーベイと動向について記載されている。
関連:
- [Paper Note] Retaining by Doing: The Role of On-Policy Data in Mitigating Forgetting, Howard Chen+, arXiv'25, 2025.10
- [Paper Note] RL's Razor: Why Online Reinforcement Learning Forgets Less, Idan Shenfeld+, ICLR'26
- Multi-Teacher On-Policy Distillation: A New Post-Training Primitive, Yumo Xu, 2026.04
後半のサーベイパートなどで記述があったのかもしれないが、OPDでは、GRPOなどで主流なRLVRなどと比較して、報酬のシグナルがdenseであるという点も押さえておきたい。
Teaching Claude why, Anthropic, 2026.05
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Alignment #Reasoning #Safety #PostTraining #Reading Reflections #Author Thread-Post Issue Date: 2026-05-12 Comment
元ポスト:
- [Paper Note] Agentic Misalignment: How LLMs Could Be Insider Threats, Aengus Lynch+, arXiv'25, 2025.10
のように自身を守るために脅迫メールを送るような挙動が観測されたが、それをなくすことができたという話のようである。
細かい学習データのサンプルなどは記載されていないように見えるが
- 評価時のシナリオと類似したもので正しい挙動を教え込むような方法は、評価のスコアは改善するが、OODに対応できない
- モデルに行動を教えるのではなく、理由を教えることが重要で、これはモデル自身が倫理観に関するジレンマに置かれた状況を解決するというデータではなく、ユーザが倫理的なジレンマを抱えているというシナリオで、モデルが倫理的に塾講された思慮深いアドバイスをするようなデータ(difficult advice dataset)で学習することが非常に効果的であった。
- これは単に正しい答えを教えるのではなく、倫理的な"思考"を教えるため効果的であり、これをさらに発展させ、Claudeの人物像をより詳細に与えることでペルソナをより模範的なものに更新する、具体的には質の高いConstitutionに関する文書と、模範的なAIに関するフィクションの物語を学習させることで、misalignmentを非常に効果的に抑制できることを発見した
という感じだろうか。
トップダウンに正解を教えるのではなく、ボトムアップに根源的に正しい思考過程を誘発するような情報を教える(ある種のPRMのようなものだと思われる)ことで、高い汎化性能を獲得できるということだと思われる。このアプローチは最近のAI Agentにおけるoutcome basedなreward設計などにも一石を投じるような議論に感じる。学習の結果得られる汎化性能を重視していかないと、データセットやEnvironmentを逐一構築して課題を潰していく必要があり、キリがないと思う。
HiSparse: Turbocharging Sparse Attention with Hierarchical Memory, LMSYS, 2026.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #NLP #Attention #Blog #KV Cache #SparseAttention Issue Date: 2026-04-28 Comment
元ポスト:
SparseAttentionはattention計算をする際にtop-kのトークンのみを用いて計算する手法であり、token単位でactivateされるKV Cacheを減らすことができるが、top-kで選択されたトークンのKV Cacheに対して迅速にアクセスをしなければならないためHBM上にKV Cacheを全てロードしておかなければならない。このため、memory-boundな処理になりがちである。このような場合、同時アクセス数が増えたときに、HBMが飽和して、一定サイズの同時アクセスを超えるとスループットが向上しなくなる課題がある。
これを克服するために、HiSparseと呼ばれる手法を提案している。具体的には、頻繁にアクセスされるKV CacheのみをHBM上に置いておき、使わないものはホストメモリにオフロードしておき必要に応じてswapするというものである。top-kのトークンとしてどれが必要か、それがHBM(バッファ)上に存在するか、存在しない場合はLRUでホストメモリとバッファのエントリをswapするといった操作を高速で実現するカーネルに基づいて、効率的に実施されるようである。
Gemini Embedding 2: Our first natively multimodal embedding model, Google, 2026.03
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #Embeddings #NLP #MultiModal #Blog #Proprietary #read-later #Selected Papers/Blogs #Author Thread-Post Issue Date: 2026-04-25 Comment
元ポスト:
単一のモデルで、マルチモーダルな情報を統合されたembedding空間で表現し、マトリョーシカ表現によって3種類の次元で取得でき、100+言語をサポートしかつcontext windowは8192。オーディオをわざわざ書き起こしてテキストモダリティに変換する必要もなく直接unifiedなembeddingを取得可能というなかなか便利そうな代物。
(以前のIssueを誤って削除したため再掲)
Generally Availableになったとのこと:
Kimi K2.6: Advancing Open-Source Coding, Kimi, 2026.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #AIAgents #OpenWeight #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2026-04-21 Comment
ブログ中ではまずはAgenticな能力の評価が掲載されており、スコアとしてはOpus 4.6と同等程度の水準に達している。
Kimi-K2.5と同様Agent Swarmを採用している。
- [Paper Note] Kimi K2.5: Visual Agentic Intelligence, Kimi Team+, arXiv'26, 2026.02
推論・知識に関するベンチマーク(AIME, HMMT, GPQA-Diamond)などについては、Opus4.6と比較してスコアが高いのはIMO-AnswerBenchと呼ばれるものだけであり、他は同等かスコアが低くなっている。Vision系のベンチマークでは、全体的にOpus4.6よりもスコアが高い。ただし、Gemini-3.1-Pro, GPT-5.4の方がKimi K2.6よりもスコアが全体として高い。
他にも5日間にわたる監視システムのようなプロアクティブなエージェントとしても活用でき、独自ベンチマークのKimiClawBenchと呼ばれるものでK2.5を上回った旨が記述されているが、詳細不明。
元ポスト:
HF: https://huggingface.co/moonshotai/Kimi-K2.6
その他ベンチマーク情報:
LFM2.5-350M: No Size Left Behind, Liquid AI, 2026.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #NLP #LanguageModel #SmallModel #OpenWeight #read-later #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2026-04-01 Comment
元ポスト:
- LFM2のアーキテクチャを採用の350Mパラメータモデルで、CPUでも十分な速度で推論可能
- 追加の事前学習(10T -> 28T tokens)、および、large-scale RLを実施
- 同等規模のパラメータ数(あるいは2倍程度)のモデル群に対して、知識, 指示追従能力, ツール呼び出し、データ抽出などのベンチマークで上回る
- LFM2-350Mと比較して、指示追従能力, データ抽出, tool useの性能が大きく向上
- edgeデバイスでの軽量なデータ抽出パイプラインとして有用
- しかし、math, coding, creative writingなどでの利用は推奨されない
- CPU/GPUでの推論ともに同等規模、あるいは1B級のモデルよりも早く、省メモリ
リアルタイムRLでComposerを改善する, Cursor, 2026.03
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #Blog #Coding #SoftwareEngineering #Realtime Issue Date: 2026-03-28 Comment
実際の推論トークンとユーザの応答を集約して報酬を作成しモデルの改善に使うリアルタイムRLによって5時間ごとにComposerチェックポイントをアップデートしデプロイする。
Reward Hackingを防ぐことはこのようなリアルタイムRLではより一層重要でそのための報酬設計として工夫した点が2つ挙げられている。
- 元々はツール呼び出しが無効だった例を除外するようにして報酬を設計していたが、モデルはこれにより無効なツールを呼び出せば負の報酬を得ないことを学び意図的に無効なツールを呼び出すことを学習した。これを防ぐために、ツール呼び出しに失敗した場合に明確に負の報酬を与えるように変更
- モデルが実施した編集について、自分がコードを編集しなければペナルティを受けないことを学習し、難しい編集については質問をすることで先送りする挙動をRewardHackingの結果学習した。質問については適切なタイミングで実施する必要があるため、報酬を修正した
といった話が書かれている。
現在は比較的短いタスクを実行してユーザからフィードバックを受け取れるが、今後はlong horizonなタスクを実行することが予想され、その場合
- ユーザのフィールドバックの頻度は減り
- 成果物全体に対するフィードバックを返すようになる
という異なる性質のデータを扱わなければならないのでそれに向けて改善を進めるとのこと。
L11: Synthetic Data Powering Pretraining, Eric W. Tramel, Ph.D., UC Berkeley EE 290_194-11: Scalable AI, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Pretraining #NLP #LanguageModel #SyntheticData #read-later #Selected Papers/Blogs #Reading Reflections Issue Date: 2026-03-17 Comment
元ポスト:
- インターネットのデータ枯渇問題が指摘されながらも、合成データによって事前学習は進化を続けている
- LLMは事後学習で性能を向上させられるが、事前学習時点で伸ばせる上限が決まっているとされている
- 事前学習データの投入量はChinchilla則のパラメータ量の20倍から現在は60倍まで増加
- MoEは過学習しやすくパラメータ数の40倍は必要
- 学習データの多様性が重要で繰り返し同じデータを見ても性能は改善しない
- 合成データをそのまま用いるとmode collapseが生じ出力が単調化するため、実データを混ぜるか言い換えをしたデータで是正する(弱めのdata augmentationで良い)
- 最近重要な合成データはコードと推論過程を含むデータで、これらが事前学習データに含まれていると汎用な表現、思考能力、推論能力を事前学習時点から獲得できる可能性がある
というような話が元ポストに書かれている。
- [Paper Note] Scaling Data-Constrained Language Models, Niklas Muennighoff+, NeurIPS'23
のようにrepetitionは4回までが効果的といった知見が報告されているが、現在はどこまで当てはまるのだろうか?
後ほど関連するissueのリンクを貼りたい
うーんおもしろそう、p.15, p.20, p.26, p.28, p.35, p.36 あたりが気になる。
てかこれが大学の講義...?楽しすぎでは。
NVIDIA Nemotron 3 Super, NVIDIA, 2026.03
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #OpenWeight #SSM (StateSpaceModel) #OpenSource #MoE(Mixture-of-Experts) #read-later #Selected Papers/Blogs #Reference Collection #Hybrid #LowPrecision #LinearAttention Issue Date: 2026-03-12 Comment
元ポスト:
解説:
artificial analysisによる評価:
Swallow LVM Leaderboardに性能が掲載:
解説:
アーキテクチャ:
- NVFP4で学習して gpt-ossより2.2倍高速だが性能も向上
- 88 Layer: 40 Latent MoE / 40 Mamba-2 / 8 GQA Attention
- GQA Attentiom Layerは非常に少なく、ほとんどがMamba-2 (linear attention)となっている
- Latent MoEは入力をそのまま変換するshared expertsと、入力を1/4のlatent vectorに変換した潜在空間上で処理をするLatext expertsの組み合わせによって出力を得る。
- 具体的には、RouterによってTop-22のexpertsを選択し、inputを1/4のlatent vectorに圧縮した上でExpertsに入力。Expertsの出力を加算して4倍のvectorに変換し次元を戻して、別ルートでshared expertsに元の入力次元から変換されたベクトルと組み合わせて出力するようなアーキテクチャ
Latent MoE解説:
要はMoEに必要なmatrixが、latent vectorを扱うことで小さくなるのでMoEのWeightのメモリロードのボトルネックが緩和されるだけでなく、
各MoE Laverは異なるGPUやマシンに分散されて配置されるため計算のためにはベクトルのバッチを通信しなければならないがそのコストが削減されスループットの向上につながるので嬉しい、ということだと思われる。
ポイント解説:
technical reportが出た:
- [Paper Note] Nemotron 3 Super: Open, Efficient Mixture-of-Experts Hybrid Mamba-Transformer Model for Agentic Reasoning, NVIDIA+, arXiv'26, 2026.04
Moondream 3 Preview: Frontier-level reasoning at a blazing speed, Moondream, 2025.09
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #EfficiencyImprovement #NLP #FoundationModel #Reasoning #SmallModel #OpenWeight #Selected Papers/Blogs #VisionLanguageModel Issue Date: 2026-03-12 Comment
HF: https://huggingface.co/moondream/moondream3-preview
9B-A2Bの小規模なVLMで、
- visual reasoning: 小規模だが実タスクに適用可能なvisual reasoning性能
- trainable: Visual系のタスクは人間でもzero shotではできないことが多く、簡単にfinetuningできることが重要で
- fast: vision系のアプリケーションはリアルタイムのlavencyが求められることが多く
- inexpensive: 安くスケーラブルでなければならない
をテーマにしたモデルのようである。
object detection, pointing, 構造化された出力(犬の群の個々の犬の毛と首輪の色動画)、OCRなどの様々なタスクが実行可能で、GPT5, Gemini 2.5 Flash, Claude 4 Sonnetをこの規模感のモデルで、objec' detection, counting, document understanding, hallucinationに関するベンチマークで上回る。
前身のモデルであるmoondream2は、5Mダウンロードを達成したようだ
vikhyatk/moondream2
# Writing a good CLAUDE.md, Kyle, 2025.11
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #AIAgents #Blog #Selected Papers/Blogs #Surface-level Notes #Reading Reflections #AGENTS.md Issue Date: 2026-02-27 Comment
元ポスト:
本ブログは CLAUDE.md について記述されているものだが、ブログ冒頭で記述されており、AGENTS.mdに一般的に適用できる話だと考えられるため、以下本文中でCLAUDE.mdとして記述されている部分も、AGENTS.mdと読み替えて記述している。
要するに
- `AGENTS.md` はAI Agentの **全ての会話に対してコンテキストをユーザが明示的に挿入する唯一の手段** であり、
- `AGENTS.md` にはプロジェクトのあらゆるタスクで **普遍的に必要な情報を、過不足なく、簡潔に記述されるべき** であり
- プロジェクトが大規模な場合は、`AGENTS.md` は目次として利用し、必要な情報は個別のファイルに別々に記述し、`AGENTS.md` 内にはその **ポインターのみを記載** する
- `AGENTS.md` の **自動生成は非推奨** であり、理由としては1行でも誤った記述が含まれていた場合全てのエージェントの挙動に影響が出るためであり、全ての内容について慎重に検討をしたうえで記述されるべきである。
という話のようである。
-----
- 原則
- AI Agentはstatelessであり、あなたのコードベースについて何も知らない。このため利用者がコンテキストとしてコードベースの情報を伝える必要があり、そのために有用なツールがAGENTS.mdである
- AGENTS.mdはすべての会話にデフォルトでコンテキストとして含まれる **唯一の** ファイルである
- AGENTS.mdでどのような情報が網羅されるべきか?
- **WHAT**: 技術スタック、プロジェクト構造、コードベースの構成等のリポジトリの基本情報を記述し、Agentが適切に情報を検索できるようにする
- **WHY**: プロジェクトの役割と、リポジトリ内の要素の役割
- **HOW**: Agentがどのような作業をすべきに関する明確な指示を記述し、その指示を実施するために必要な情報を全て含める
- AGENT.md はしばしば無視される
- たとえばClaude CodeではCLAUDE.md (Claudeが利用するAGENTS.md) をコンテキストに含める際に以下のシステムリマインダーを自動的に挿入する:
- つまり、AGENTS.mdに普遍的に利用可能な情報が含まれていない場合は、現在実施しようとしているタスクと関係ないとエージェントが判断し、AGENTS.mdが無視されることがある点に注意が必要
```
IMPORTANT: this context may or may not be relevant to your tasks.
You should not respond to this context unless it is highly relevant to your task.
```
- 優れたAGENTS.mdを作成するベストプラクティス
- **less (instructions) is more**:
- AI Agentが順守できる指示の数には限界があり、指示の数が増えれば増えるほど、指示を遵守できない割合が高まっていく。
- これはモデル依存であり、パラメータ数が大きいモデルほど多くの指示を遵守できる(150--200など)。
- AGENTS.mdがすべての会話に付与されることを考えると、たとえば50個の指示をAGENTS.mdに含めた場合、150個の指示を遵守できるAgentを利用していたら、AGENTS.mdだけで1/3だけを消費することになる。
- また、指示が増えれば増えるほど、均一に指示追従の能力が低下する。
- つまり、ある指示が冒頭・末尾に書かれていようとも、位置に関係なく何らかの指示に追従しない可能性が高まる。
- これらの性質から、可能な限り少ない指示を記述することが必要で、特に冗長性を排除し、あらゆるタスクに普遍的に適用可能な指示のみを記述することが肝要であることが示唆される。
- length & applicability:
- AGENTS.mdは、300行未満などが推奨されているが、要は **適切な普遍的に適用可能な情報が** 簡潔で短く記述されていることが好ましい[^1]。
- Progressive Disclosure
- プロジェクトが大規模化した場合、必要な全ての情報を簡潔にAGENTS.mdに含めることがそもそも困難になる
- この場合はAGENTS.mdに目次を記述し、機能ごとの必要な情報は個別のファイルに記述し、それがどこに格納されているかのポインタを記述することによって解決する
- AGENTS.mdに全ての情報を書いてしまってはいけない。この場合上記の less is more や length の原則に反することになる。
- AGENT (CLAUDE) is not an expensive linter
- コーディング規約を書いている人が多いがやめた方が良いという話で、
- コーディング規約を無視しているか否かを判断させるにはもっと決定論的で安価なツールがあるのでそちらに任せましょうという話と、
- コーディング規約を明示していなくてもAgentはコードスニペットを解釈する過程で暗黙的にどのようなコーディング規約に従っているかは理解できるので、わざわざ明示的に挿入して不要で無関係なコンテキストで埋め尽くす必要はないよね、という話が書かれている。
- `/init` コマンドや、`AGENTS.md (CLAUDE.md)` の**自動生成は非推奨**
- AGENTS.md はAgentの全ての挙動に影響を与えるため、1行でも誤りがあると全ての作業に影響が出る非常にクリティカルなファイルであるため、自動生成等に頼らずに、慎重に検討をした上で記述されるべきである、という話
- 実際、下記研究にてLLMが自動生成したAGENTS.mdでは、タスク性能は劣化しトークン消費量が増えるだけ、という結果が示されている
- [Paper Note] Evaluating AGENTS.md: Are Repository-Level Context Files Helpful for Coding Agents?, Thibaud Gloaguen+, arXiv'26, 2026.02
[^1]: 根拠として、ブログ中では、無関係な情報がコンテキストで埋め尽くされているよりも、関連性のある情報が埋め尽くされる場合が一般的に性能が向上すると書かれている。が、文献などは引用されていないように見える。たとえば、この記述に対して、「初期のRAGの研究でrelevantな情報に対してirrelevantな情報が周囲で埋め尽くされていた場合に実は性能が向上します、といった話があったじゃないか」といった鉞を飛ばすことができそうだが、これは古い研究でおそらく当時(数年前)のLLMではcontext中のrelevantな情報を見分ける能力が低かったことに起因する。つまり、このような現象は明らかにirrelevantな情報が混在することで、相対的にrelevantな情報が際立つことによってLLMのcontextの理解力が乏しい部分を補っていた、と管理人は推察しており、現代のLLMではcontextを解釈する性能は大幅に向上していると考えられるため、わざわざirrelevantな情報をcontextに含める必要はなく、この見解には私も同意する。そもそもこの私の見解があまりにも重箱の隅すぎて蛇足すぎるがなんかそういうことを思い出しちゃったので書いた :)
ここで記載されている内容はAGENTS.mdのみならず、そもそものプロンプトエンジニアリング全般で言える話でもある。
Cohere Labs Launches Tiny Aya, Making Multilingual AI Accessible, COHERE LABS TEAM, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Blog #SmallModel #MultiLingual #OpenWeight #Selected Papers/Blogs #LowResource #Reference Collection Issue Date: 2026-02-18 Comment
元ポスト:
公式ポスト:
アーキテクチャ解説:
70程度の言語の性能をバランス良くサポートする3.35BのLLMで、Baseモデルと、マルチリンガルの性能は保ちつつも特定のregionに特化したinstruction tuningを実施したvariantを公開。また、multilingualでのベンチマークも公開。同程度の規模間のモデルについて、qwen3-4Bとの比較がわかりやすく、Europe, south asiaは同等、Asia-pacificはQwenよりも劣り、west asia, africa regionのようなこれまでlow resourceだと思われたregionではほか同規模のモデルと比較して突出した性能を誇るモデルに見える。CC上でのページ数と、言語モデルごとの性能を比較したグラフもあり、CCでのデータが少ない言語はこれまでのモデルは性能が低かったが、Tiny Ayaは非常に高い性能を達成している(このグラフで言うと日本語はかなりinformation richな言語にカテゴライズされているように見える)。
SWE-fficiency: Evaluating How to Fix Code, Not Just What to Fix, OpenHands, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Metrics #NLP #LanguageModel #AIAgents #Evaluation #Coding #SoftwareEngineering #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2026-02-17 Comment
元ポスト:
既存のAI Agentsのベンチマークは、バグを修正することに特化しており(what to fix)、機能的には正しいが高速化が必要といった効率性や最適化の観点(how to fix)が評価から抜けているので、そのためにSpeedup Ratioと呼ばれる人間の専門家に対してどの程度の高速化を達成できたかを測るmetricとそのためのベンチマークSWE-ffiencyを構築。SWE-fficiencyはnumpy, pandas, sklearnなどの9つの主要なリポジトリにおける498のタスクで構成される。評価の結果、Claude Opus 4.5をOpenhandsのハーネスで駆動させだ場合でも人間のエキスパートに対して0.225倍程度の高速化しか実現できないことがわかった、といった話な模様。
Qwen3.5: Towards Native Multimodal Agents, Qwen Team, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #NLP #ReinforcementLearning #MultiModal #MultiLingual #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #read-later #Selected Papers/Blogs #VisionLanguageModel #UMM #Scalability #Environment Issue Date: 2026-02-17 Comment
元ポスト:
最新のQwenがリリース・・・!!
- Vision+TextのUMMを採用。
- real-world agentsのために訓練
- hybrid linear attention + sparse MoE + 環境スケーリングに基づくlarge scale RLを実施
- decodingのスループットがQwen3-Maxと比較して8.6--19.0倍
- 201の言語と方言をサポート
- 397B-A17B
- Gated DeltaNet
- Gated Attention
- context length: 262k
- Multi token prediction
- 言語系タスクではGPT5.2と比較して少し劣る程度、agenticなベンチマークでは大きく上回るものも存在(ただし、Claude 4.5 Opusには届いていないベンチマークが多いように見える)
- Vision系タスクでは全体的にGPT5.2, Opus 4.5よりも優秀に見え、Gemini 3 Proと同等か少し劣る程度に見える。
世はlinear attention時代
所見:
INT4モデル:
[Paper Note] Accelerating Mathematical and Scientific Discovery with Gemini Deep Think, Google DeepMin, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #AIAgents #Blog #Mathematics #ScientificDiscovery #Test-Time Scaling #read-later #Physics #Human-in-the-Loop Issue Date: 2026-02-12 Comment
元ポスト:
- 数学について
- verifierを通じて解の修正と再生成を繰り返すが、問題が解けないことを認めることで(無駄な修正・再生成を減らすことで)効率を大幅に改善
- 博士課程レベル・オリンピックレベルを超えてもtest-time scalingが継続する
- 検索を融合することで既存文献を取り入れ正確性向上
- 完全自動で出版できるレベルの研究を実施可能なところまできている(level0--5のlevel2)
- コンピュータサイエンス・物理学について
- ネットワーク側で広範な解空間を探索してlong-trailな解も捉え推論に組み込むことが可能で、自動的なverificationと人間によるverificationを通じてoutputを生成する
- たとえば10年間未解決だったオンライン列モジュラ最適化と呼ばれる問題や、モデル学習時のノイズ除去による理論的な証明などを実施できている
論文:
- [Paper Note] Towards Autonomous Mathematics Research, Tony Feng+, arXiv'26, 2026.02
GLM-5: From Vibe Coding to Agentic Engineering, Z.ai, 2026.02
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #AIAgents #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #Selected Papers/Blogs #Reference Collection #LongHorizon #SparseAttention Issue Date: 2026-02-12 Comment
関連:
- GLM-4.7: Advancing the Coding Capability, Z.ai, 2025.12
GLMシリーズの最新モデルGLM-5がリリースされた
元ポスト:
- DeepSeek Sparse Attentionを採用:
- DeepSeek-V3.2-Exp: Boosting Long-Context Efficiency with DeepSeek Sparse Attention, DeepSeek-AI, 2025.09
- [Paper Note] DeepSeek-V3.2: Pushing the Frontier of Open Large Language Models, DeepSeek-AI+, arXiv'25, 2025.12
- 事前学習データを23Tから28.5Tトークンへ
- パラメータ数は4.5の355B-A32から744B-A40Bへ
- RLのインフラとして4.5から引き続きSlimeを採用
- slime, THUDM & Zhihu, 2025.09
- long-horizonなタスクに秀でており、reasoning, coding, agenticタスクにおける各種ベンチマークでOpus 4.5, GPT-5.2, Gemini 3 Proと同等程度の性能
FP8版も公開されている模様(Hopper以後のアーキテクチャでないとサポートされていない点に注意
所見:
元ポスト:
unslothがGGUF版をすでにリリースしている模様。早い:
https://unsloth.ai/docs/models/glm-5
アーキテクチャ解説:
アーキテクチャ解説:
所見:
How AI assistance impacts the formation of coding skills, Anthropic, 2026.01
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Analysis #Education #AIAgents #Coding #SoftwareEngineering #read-later Issue Date: 2026-01-30 Comment
コーディングエージェントを使うことによる新しいスキルの習熟に対する影響の調査。エージェントを使ったグループは平均的に早く仕事を終えたが、その後のクイズによる習熟度のテストでは17パーセント低いスコアとなりエージェントを使わなかったグループと比較して習熟度に差が生まれた。しかしエージェントを使って早く終えたにも関わらず習熟度も相対的に低くならなかった人々がいて、そのような人たちはただエージェントに頼るのではなく、コードのコンセプトや理解をするための質問を投げかけている、といった使い方に関する違いが見受けられた、といった話に見える。
Introducing the OpenHands Index, OpenHands, 2026.01
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Analysis #NLP #LanguageModel #AIAgents #Evaluation #Blog #SoftwareEngineering #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2026-01-30 Comment
元ポスト:
SWE Bench(pythonプログラムリポジトリに対するissueを解決するタスク)がSWE関連の代表的なベンチマークだがこれらはソフトウェアエンジニアリングのサブタスクの一つしか反映しておらず、より多くのタスクの解決能力でSWE Agentの能力を評価し、かつコストの軸でも評価をしてどのモデルがパレート最適なものなのかを見つけられるようなindexを作って評価しました、という話に見える。
タスクとしては以下の5つをピックしているとのこと:
> 1. Issue Resolution
> 2. Frontend Development
> 3. Greenfield Development
> 4. Software Testing
> 5. Information Gathering
これらのタスクを総合的に評価するとClaude 4.5 Opusが最も性能が高くコストも高い。次点でGPT-5.2-Codexという結果。またコストが最も安く平均的な性能が高いモデルとしてはDeepSeekV3.2-Reasonerとなった。また、特定のタスク、たとえばGreenfield developmentではGPT-5.2-Codexの性能が抜きん出ているなど、個別のタスクで見るとモデル間の優劣がはっきりと見えるような結果になっている。
以下のモデルが追加:
Claude 4.6 Opus
GPT 5.2 Codex
Kimi K2.5
GLM-4.7
MiniMax M2.5
IsoCompute Playbook: Optimally Scaling Sampling Compute for RL Training of LLMs, Cheng+, 2026.01
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #Blog #PostTraining #Scalability Issue Date: 2026-01-22 Comment
元ポスト:
RLにおけるロールアウト数nのスケーリングは、シグモイド関数のような形状になりどこかのポイントで明確にサチるポイントが存在し、それ以上増やしても少量のゲインしか得られないポイントが存在する。これらのトレンドはeasy/hardな問題の双方で共通して見出されるが、原因は大きく異なっており、nを大きくするとeasyな問題ではworst@kが改善し、hardな問題ではbest@kが改善することで性能が向上する。つまり、簡単な問題に対してはより安定して正解できてミスが減り、困難な問題に対しては探索空間が広がり1回でも正解できる可能性が高まる。また、また、ハードウェア制約によりバッチサイズは基本的に固定されるので、ロールアウト数nと1バッチあたりに含められる問題数はトレードオフの関係となる。
このロールアウト数nに関する性質は、異なるベースモデル間で共通して生じるが、サチるポイントが異なる。問題セットのサイズで見ると、サイズが小さいと早々にoverfitするためサチるnのポイントも早くなる。問題難易度の分布がmixしているものであればnによるスケーリングのトレンドは維持されるが、評価する際のmetricsによってサチるぽいんとが左右される。nのスケーリングはdownstreamタスクの性能も向上させる。
と言った話らしい。
MedReason-Stenographic, openmed-community, 2026.01
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #Dataset #LanguageModel #QuestionAnswering #Chain-of-Thought #SyntheticData #Evaluation #Reasoning #Medical Issue Date: 2026-01-12 Comment
元ポスト:
MiniMax M2.1を用いてMedical QAに対してreasoning traceを生成。生成されたreasoning traceをstenographic formatと呼ばれる自然言語からフィラーを排除し、論理の流れのみをsymbolicな表現に変換することで合成されたデータセットとのこと。
ユースケースとしては下記とのこと:
> 1. Train reasoning models with symbolic compression
> 2. Fine-tune for medical QA
> 3. Research reasoning compression techniques
> 4. Benchmark reasoning trace quality
個人的には1,3が興味深く、symbolを用いてreasoning traceを圧縮することで、LLMの推論時のトークン効率を改善できる可能性がある。
が、surfaceがシンボルを用いた論理の流れとなると、汎化性能を損なわないためにはLLMが内部でシンボルに対する何らかの強固な解釈が別途必要になるし、それが多様なドメインで機能するような柔軟性を持っていなければならない気もする。
AI Safetyの観点でいうと、論理の流れでCoTが表現されるため、CoTを監視する際には異常なパターンがとりうる空間がshrinkし監視しやすくなる一方で、surfaceの空間がshrinkする代わりに内部のブラックボックス化された表現の自由度が高まり抜け道が増える可能性もある気がする。結局、自然言語もLLMから見たらトークンの羅列なので、本質的な課題は変わらない気はする。
OpenTinker Democratizing Agentic Reinforcement Learning as a Service, Zhu+, University of Illinois Urbana-Champaign, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #Tools #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #Blog #PostTraining #TrainingFramework Issue Date: 2025-12-22 Comment
元ポスト:
code: https://github.com/open-tinker/OpenTinker
関連:
- verl: Volcano Engine Reinforcement Learning for LLMs, ByteDance Seed Team, 2025.04
- Tinker is a training API for {developers, builders, researchers}, THINKING MACHINES, 2025.10
Tinkerに着想を得てクライアントとサーバを分離した設計になっており、バックエンド側のGPUクラスタでサーバを一度起動するだけでクライアント側がスケジューラにジョブを送ればRLが実行される(ローカルにGPUは不要)。クライアント側はRLを実施したい環境のみをローカルで定義しコンフィグをロードしfitを呼び出すだけ。verlよりもよりも手間が省けているらしい。
リポジトリを見る限りは、verlをRLのコアエンジンとして使ってる模様。
Gemma Scope 2: helping the AI safety community deepen understanding of complex language model behavior, Google Deepmind, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Tools #NLP #LanguageModel #Reasoning #Safety #SparseAutoencoder #Transcoders #CircuitAnalysis Issue Date: 2025-12-20 Comment
元ポスト:
関連:
- [Paper Note] Sparse Autoencoders Find Highly Interpretable Features in Language Models, Hoagy Cunningham+, ICLR'24
- dictionary_learning, Marks+, 2024
- [Paper Note] Transcoders Find Interpretable LLM Feature Circuits, Jacob Dunefsky+, arXiv'24, 2024.06
- [Paper Note] Learning Multi-Level Features with Matryoshka Sparse Autoencoders, Bart Bussmann+, ICLR'25, 2025.03
- [Paper Note] Transcoders Beat Sparse Autoencoders for Interpretability, Gonçalo Paulo+, arXiv'25, 2025.01
(↓勉強中なので誤りが含まれる可能性大)
Sparse Auto Encoder (SAE; あるlayerにおいてどのような特徴が保持されているかを見つける)とTranscoder (ある層で見つかった特徴と別の層の特徴の関係性を見つける)を用いて、Gemma3の回路分析が行えるモデル・ツール群をリリースした、という話に見える。
応用例の一つとして、たとえば詐欺メールをinputしたときに、詐欺関連する特徴量がどのトークン由来で内部的にどれだけ活性したかを可視化できる。
可視化例:
Evaluating chain-of-thought monitorability, OpenAI, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #AIAgents #Chain-of-Thought #Evaluation #Reasoning #Safety #Monitorability Issue Date: 2025-12-19 Comment
元ポスト:
Monitorabilityの定義が記述されているので覚えておくとよいかもしれない。
Monitorabilityを一言でいうと、"エージェントの挙動に関する重要な性質を正確に予測できる能力"ということっぽい。
Monitorabilityは以下の2つの側面を持ち、
>- Monitors. We could make monitors smarter in various ways, and we would like our evaluations to give higher scores to monitors that can make better predictions about an agent’s behavior.
>- Agents. There are many observations of the agent that could be given to the monitor, including the agent’s actions, outputs, neural activations, and recently with the advent of reasoning models, the chain-of-thought. It’s possible for some agents to have thoughts that are harder to understand than others, and so we would like our monitorability evaluations to be able to compare agents and not just monitors.
モニターそのものの賢さと、モニタリングされるエージェントも理解しやすいものとしづらいものがいるため、モニターの性能だけじゃなくてエージェントそのものも評価の対象にする必要がある。
monitarable / unmonitorable なCoTのサンプルとして以下が挙げられている。これは実際には実現不可能なコーディング課題が与えられているらしいのだが、左側はtestをpassしている(つまりなんかチートした)がそのことについてはCoTに言及されていない。一方、右側はチートに関して検討する様子がCoTに記述されており、これを見ることでユーザはモデルのよろしくない挙動に気付ける。
Emergence of Human to Robot Transfer in VLAs, Physical Intelligence (π), 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Pretraining #FoundationModel #Selected Papers/Blogs #DataMixture #Robotics #VisionLanguageActionModel #3D (Video) #EmbodiedAI #EmergentAbilities #EgocentricView #DomainGap #Author Thread-Post Issue Date: 2025-12-18 Comment
元ポスト:
pi_0.5と呼ばれる基盤モデルのfinetuningにおいてロボット用の学習データに追加して人間のegocentricなvideoをmixtureするだけで創発現象が生じ、人間の動画側にしか存在しない4種類のgeneralizationが必要なシナリオにおいて2倍の性能を示した。そしてこの傾向は、事前学習における基盤モデルのサイズをスケールさせる、ロボットのデータをより多く投入することでより顕著となった。
人間とロボットの特徴量を2D plotした散布図を見ると、事前学習で利用するロボットの学習データ(事前学習時点では人間の動画は含まれないことに注意)をスケールさせると、両者の特徴量が重なるようになったので、human-robotのalignmentをモデルが獲得していることが示唆される。
これにより、今後VLAを学習する際に、domain gapを埋めるための特別な処理が不要となる可能性がある、といった話らしい。
これが真だとすると、たとえば以下のように、人間のegocentric viewデータを大量に保有したところが有利にはなりそうではある。
- Interactive Intelligence from Human Xperience, Ropedia, 2025.12
Evaluating AI’s ability to perform scientific research tasks, OpenAI, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #Dataset #LanguageModel #Evaluation #Reasoning #Science Issue Date: 2025-12-17 Comment
元ポスト:
HF: https://huggingface.co/datasets/openai/frontierscience
physics, chemistry, biologyの分野の専門家が作成した問題によって構成されるPh.D levelの新たなscientificドメインのベンチマークとのこと。OlympiadとResearchの2種類のスプリットが存在し、Olympiadは国際オリンピックのメダリストによって設計された100問で構成され回答は制約のある短答形式である一方、Researchは博士課程学生・教授・ポスドク研究者などのPh.Dレベルの人物によって設計された60個の研究に関連するサブタスクによって構成されており、10点満点のルーブリックで採点される、ということらしい。
公式アナウンスではGPT-5.2がSoTAでResearchの性能はまだまだスコアが低そうである。
Molmo 2: State-of-the-art video understanding, pointing, and tracking, Ai2, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #NLP #MultiModal #SmallModel #OpenWeight #OpenSource #Selected Papers/Blogs #VideoGeneration/Understandings #VisionLanguageModel #2D (Image) #3D (Video) Issue Date: 2025-12-17 Comment
テクニカルレポート:
https://www.datocms-assets.com/64837/1765901660-molmo_v2_2026-techreport-3.pdf
HF:
https://huggingface.co/collections/allenai/molmo2
Qwen3とOlmoをベースにしたvariantsが存在し、Olmoの方はバックボーンのLLMも含めて全てがオープンになっている。MetaのPerceptionLMと比較して1/8の動画データ量で高い性能を達成できており、データのcurationの品質と、grounding basedな目的関数の工夫によって実現されているとのこと。
proprietaryなモデル群と比較すると、trackingは圧勝、そのほかはGPT5-miniと同様なものが多い。モデルによってタスクの優劣が結構分かれており、Video関連タスクをタスクをまたいで汎化させることにはclosedでも苦戦しているように見える。
オープンモデルとの比較で言うと圧勝で、LongVideoのQAに関してだけは、Eagle2.5-8Bと呼ばれるモデルが勝っている。
あとは全体を通じてLLMのバックボーンがQwen3の場合の性能が良いことが興味深い。バックボーンに採用するLLMに応じて性能が結構変わる。これはアーキテクチャがそもそもConnectorを利用するタイプのもので、Unifiedなアーキテクチャではないことが要因としては考えられる。
元ポスト:
demo:
コードベースが公開:
https://github.com/allenai/molmo2
SID-1 Technical Report: Test-Time Compute for Retrieval, SID Research, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #InformationRetrieval #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #AIAgents #Proprietary #Selected Papers/Blogs #Scalability #train-inference-mismatch Issue Date: 2025-12-15 Comment
元ポスト:
Figure4の話が非常に興味深い。rolloutの結果をtraining engineに渡す間のchat_templateによる抽象化では、マルチターン+tooluseにおいては、たとえばtool call周辺のホワイトスペースに関する情報を消してしまう問題がある。具体的には、一例として、ポリシーがホワイトスペースを含まないフォーマットの誤りがあるrolloutを生成した場合(=B)を考える。これをtraining engineに渡す際は、以下のような操作を伴うが
>apply_chat_template(parse(B))=G′
この際に、parse→apply_chat_templateの過程でtoolcall周辺のホワイトスペースが補完されるためtraining側ではホワイトスペースが含まれたrollout時とはトークン列が与えられる。この結果、フォーマットに誤りがある状態でrolloutされたにも関わらず、trainingエンジン側では正しい生成結果に擬似的に見える(=G')のだが、ホワイトスペースが含まれたことでトークナイズ結果が変わり、変化したトークンの部分が極端に小さなlogprobを持つことになる(i.e., ホワイトスペースは実装上の都合で生じ、ポリシーはそのトークンを(尤度が低く)出力していないにもかかわらず、出力されたことにされて学習される)。その結果、見かけ上は正しい生成結果なのだが、負のAdvantageを持つことになり、GRPOではそのような生成がされないように学習されてしまう。これが繰り返されることで、学習の安定性を損なう、という話である。
OpenThinker-Agent-v1, open-thoughts, 2025.12
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #Dataset #LanguageModel #AIAgents #Evaluation #SmallModel #OpenWeight #OpenSource #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2025-12-07 Comment
元ポスト:
-
-
agenticなSLM(8Bモデル)で、モデル、データ(SFT, RL)、学習用のコードなど全て公開。同等規模のモデルQwen3-{8,32B}よりもSWE Bench Verified, Terminal Benchなどで上回る(ただし、Qwen3はgenericなモデルであり、コーディング特化のQwen3-coder-30Bには及ばない。しかしモデルサイズはこちらの方が大きいので何とも言えない。おそらく同等規模のコーディング特化Qwen3が存在しない)。また、SLMのコーディングエージェントの進化をより精緻に捉えるためのベンチマーク OpenThoughts-TB-Devも公開している。こちらでもQwen3-{8, 32B}に対しても高い性能を記録。
Introducing SWE-grep and SWE-grep-mini: RL for Multi-Turn, Fast Context Retrieval, Cognition, 2025.10
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Multi #EfficiencyImprovement #ReinforcementLearning #AIAgents #Blog #Proprietary #Parallelism #ContextEngineering Issue Date: 2025-10-18 Comment
元ポスト:
最大で4 turnの間8つのツールコール(guessingとしては従来モデルは1--2, Sonnet-4.5は1--4)を並列する(3 turnは探索、最後の1 turnをanswerのために使う) parallel tool calls を効果的に実施できるように、on policy RLでマルチターンのRLを実施することで、高速で正確なcontext retrievalを実現した、という感じらしい。
従来のembedding-basedなdense retrieverは速いが正確性に欠け、Agenticなsearchは正確だが遅いという双方の欠点を補う形。
parallel tool callというのは具体的にどういうtrajectoryになるのか…?
Anatomy of a Modern Finetuning API, Benjamin Anderson, 2025.10
Paper/Blog Link My Issue
#Article #MachineLearning #Supervised-FineTuning (SFT) #Blog #PEFT(Adaptor/LoRA) #SoftwareEngineering Issue Date: 2025-10-06 Comment
関連:
- Tinker is a training API for {developers, builders, researchers}, THINKING MACHINES, 2025.10
2023年当時のFinetuningの設計について概観した後、TinkerのAPIの設計について説明。そのAPIの設計のstepごとにTinker側にデータを送るという設計について、一見すると課題があることを指摘(step単位の学習で数百msの通信オーバヘッドが生じて、その間Tinker側のGPUは待機状態になるため最大限GPUリソースを活用できない。これは設計ミスなのでは・・・?という仮説が成り立つという話)。が、仮にそうだとしても、実はよくよく考えるとその課題は克服する方法あるよ、それを克服するためにLoRAのみをサポートしているのもうなずけるよ、みたいな話である。
解決方法の提案(というより理論)として、マルチテナントを前提に特定ユーザがGPUを占有するのではなく、複数ユーザで共有するのではないか、LoRAはadapterの着脱のオーバヘッドは非常に小さいのでマルチテナントにしても(誰かのデータの勾配計算が終わったらLoRAアダプタを差し替えて別のデータの勾配計算をする、といったことを繰り返せば良いので待機時間はかなり小さくなるはずで、)GPUが遊ぶ時間が生じないのでリソースをTinker側は最大限に活用できるのではないか、といった考察をしている。
ブログの筆者は2023年ごろにFinetuningができるサービスを展開したが、データの準備をユーザにゆだねてしまったがために成功できなかった旨を述べている。このような知見を共有してくれるのは大変ありがたいことである。
PipelineRL, Piche+, ServiceNow, 2025.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #EfficiencyImprovement #NLP #LanguageModel #ReinforcementLearning #AIAgents #Repository #Selected Papers/Blogs Issue Date: 2025-10-05 Comment
code: https://github.com/ServiceNow/PipelineRL
元ポスト:
Inflight Weight Updates
(この辺の細かい実装の話はあまり詳しくないので誤りがある可能性が結構あります)
通常のon-policy RLでは全てのGPU上でのsequenceのロールアウトが終わるまで待ち、全てのロールアウト完了後にモデルの重みを更新するため、長いsequenceのデコードをするGPUの処理が終わるまで、短いsequenceの生成で済んだGPUは待機しなければならない。一方、PipelineRLはsequenceのデコードの途中でも重みを更新し、生成途中のsequenceは古いKV Cacheを保持したまま新しい重みでsequenceのデコードを継続する。これによりGPU Utilizationを最大化できる(ロールアウト完了のための待機時間が無くなる)。また、一見古いKV Cacheを前提に新たな重みで継続して部分sequenceを継続するとポリシーのgapにより性能が悪化するように思えるが、性能が悪化しないことが実験的に示されている模様。
Conventional RLの疑似コード部分を見るととてもわかりやすくて参考になる。Conventional RL(PPOとか)では、実装上は複数のバッチに分けて重みの更新が行われる(らしい)。このとき、GPUの利用を最大化しようとするとバッチサイズを大きくせざるを得ない。このため、逐次更新をしたときのpolicyのgapがどんどん蓄積していき大きくなる(=ロールアウトで生成したデータが、実際に重み更新するときにはlagが蓄積されていきどんどんoff-policyデータに変化していってしまう)という弊害がある模様。かといってlagを最小にするために小さいバッチサイズにするとgpuの効率を圧倒的に犠牲にするのでできない。Inflight Weight Updatesではこのようなトレードオフを解決できる模様。
また、trainerとinference部分は完全に独立させられ、かつplug-and-playで重みを更新する、といった使い方も想定できる模様。
あとこれは余談だが、引用ポストの主は下記研究でattentionメカニズムを最初に提案したBahdanau氏である。
- [Paper Note] Neural Machine Translation by Jointly Learning to Align and Translate, Dzmitry Bahdanau+, ICLR'15
続報:
続報:
Tinker is a training API for {developers, builders, researchers}, THINKING MACHINES, 2025.10
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Blog #PEFT(Adaptor/LoRA) #API #PostTraining Issue Date: 2025-10-03 Comment
元ポスト:
THINKING MACHINESによるOpenWeightモデルをLoRAによってpost-trainingするためのAPI。QwenとLlamaをベースモデルとしてサポート。現在はBetaでwaitlistに登録する必要がある模様。
(Llamaのライセンスはユーザ数がアクティブユーザが7億人を超えたらMetaの許諾がないと利用できなくなる気がするが、果たして、とふと思った)
この前のブログはこのためのPRも兼ねていたと考えられる:
- LoRA Without Regret, Schulman+, THINKING MACHINES, 2025.09
ドキュメントはこちら:
https://tinker-docs.thinkingmachines.ai
Tinkerは、従来の
- データセットをアップロード
- 学習ジョブを走らせる
というスタイルではなく、ローカルのコードでstep単位の学習のループを書き以下を実行する:
- forward_backwardデータ, loss_functionをAPIに送る
- これにより勾配をTinker側が蓄積する
- optim_step: 蓄積した勾配に基づいてモデルを更新する
- sample: モデルからサンプルを生成する
- save_state等: 重みの保存、ロード、optimizerのstateの保存をする
これらstep単位の学習に必要なプリミティブなインタフェースのみをAPIとして提供する。これにより、CPUマシンで、独自に定義したloss, dataset(あるいはRL用のenvironment)を用いて、学習ループをコントロールできるし、分散学習の複雑さから解放される、という代物のようである。LoRAのみに対応している。
なお、step単位のデータを毎回送信しなければならないので、stepごとに通信のオーバヘッドが発生するなんて、Tinker側がGPUを最大限に活用できないのではないか。設計としてどうなんだ?という点については、下記ブログが考察をしている:
- Anatomy of a Modern Finetuning API, Benjamin Anderson, 2025.10
ざっくり言うとマルチテナントを前提に特定ユーザがGPUを占有するのではなく、複数ユーザで共有するのではないか、adapterの着脱のオーバヘッドは非常に小さいのでマルチテナントにしても(誰かのデータの勾配計算が終わったらLoRAアダプタを差し替えて別のデータの勾配計算をする、といったことを繰り返せば良いので待機時間はかなり小さくなるはずで、)GPUが遊ぶ時間が生じないのでリソースをTinker側は最大限に活用できるのではないか、といった考察/仮説のようである。
所見:
Asyncな設定でRLしてもSyncな場合と性能は同等だが、学習が大幅に高速化されて嬉しいという話な模様(おまけにrate limitが現在は存在するので今後よりブーストされるかも
Your Efficient RL Framework Secretly Brings You Off-Policy RL Training, Yao+, 2025.08
Paper/Blog Link My Issue
#Article #Library #ReinforcementLearning #Blog #Selected Papers/Blogs #On-Policy #Reference Collection #train-inference-mismatch Issue Date: 2025-08-26 Comment
元ポスト:
元々
- verl: Volcano Engine Reinforcement Learning for LLMs, ByteDance Seed Team, 2025.04
のスレッド中にメモっていたが、アップデートがあったようなので新たにIssue化
trainingのエンジン(FSDP等)とロールアウトに使うinferenceエンジン(SGLang,vLLM)などのエンジンのミスマッチにより、学習がうまくいかなくなるという話。
アップデートがあった模様:
- Parallelismのミスマッチでロールアウトと学習のギャップを広げてしまうこと(特にsequence parallelism)
- Longer Sequenceの方が、ギャップが広がりやすいこと
- Rolloutのためのinferenceエンジンを修正する(SGLang w/ deterministic settingすることも含む)だけでは効果は限定的
といった感じな模様。
さらにアップデート:
FP16にするとtrain-inferenae gapが非常に小さくなるという報告:
- [Paper Note] Defeating the Training-Inference Mismatch via FP16, Penghui Qi+, arXiv'25, 2025.10
vLLMがtrain inference mismatchを防ぐアップデートを実施:
GPT-5 System Card, OpenAI, 2025.08
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #ChatGPT #MultiModal #Proprietary #VisionLanguageModel #Reference Collection Issue Date: 2025-08-07 Comment
日本語性能。MMLUを専門の翻訳家を各言語に翻訳。
ざーっとシステムカードを見たが、ベンチマーク上では、Safetyをめっちゃ強化し、hallucinationが低減され、コーディング能力が向上した、みたいな印象(小並感)
longContextの性能が非常に向上しているらしい
-
-
gpt-ossではAttentionSinkが使われていたが、GPT-5では使われているだろうか?もし使われているならlong contextの性能向上に寄与していると思われる。
50% time horizonもscaling lawsに則り進展:
-
- [Paper Note] Measuring AI Ability to Complete Long Tasks, Thomas Kwa+, arXiv'25, 2025.03
個別のベンチが数%向上、もしくはcomparableです、ではもはやどれくらい進展したのかわからない(が、個々の能力が交互作用して最終的な出力がされると考えるとシナジーによって全体の性能は大幅に底上げされる可能性がある)からこの指標を見るのが良いのかも知れない
METR's Autonomy Evaluation Resources
-
https://metr.github.io/autonomy-evals-guide/gpt-5-report/
-
HLEに対するツール利用でのスコアの比較に対する所見:
Document Understandingでの評価をしたところOutput tokenが大幅に増えている:
GPT5 Prompting Guide:
https://cookbook.openai.com/examples/gpt-5/gpt-5_prompting_guide
GPT-5: Key characteristics, pricing and model card
-
https://simonwillison.net/2025/Aug/7/gpt-5/
-
システムカード中のSWE Bench Verifiedの評価結果は、全500サンプルのうちの477サンプルでしか実施されておらず、単純にスコアを比較することができないことに注意。実行されなかった23サンプルをFailedとみなすと(実行しなかったものを正しく成功できたとはみなせない)、スコアは減少する。同じ477サンプル間で評価されたモデル間であれば比較可能だが、500サンプルで評価された他のモデルとの比較はできない。
-
- SWE Bench リーダーボード: https://www.swebench.com
まとめ:
所見:
-
-
OpenHandsでの評価:
SWE Bench Verifiedの性能は71.8%。全部の500サンプルで評価した結果だと思うので公式の発表より低めではある。
AttentionSinkについて:
o3と比較してGPT5は約1/3の時間でポケモンレッド版で8個のバッジを獲得した模様:
より温かみのあるようなalignmentが実施された模様:
GPT5はlong contextになるとmarkdownよりめxmlの方が適していると公式ドキュメントに記載があるらしい:
Smallow LLM Leaderboard v2での性能:
GPT5の性能が際立って良く、続いてQwen3, gptossも性能が良い。
gpt-oss-120b, OpenAI, 2025.08
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Reasoning #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #AttentionSinks #read-later #Selected Papers/Blogs #Reference Collection Issue Date: 2025-08-05 Comment
blog:
https://openai.com/index/introducing-gpt-oss/
HF:
https://huggingface.co/datasets/choosealicense/licenses/blob/main/markdown/apache-2.0.md
アーキテクチャで使われている技術まとめ:
-
-
-
-
- こちらにも詳細に論文がまとめられている
上記ポスト中のアーキテクチャの論文メモリンク(管理人が追加したものも含む)
- Sliding Window Attention
- [Paper Note] Longformer: The Long-Document Transformer, Iz Beltagy+, arXiv'20
- [Paper Note] Transformer-XL: Attentive Language Models Beyond a Fixed-Length Context, Zihang Dai+, ACL'19
- MoE
- [Paper Note] Switch Transformers: Scaling to Trillion Parameter Models with Simple and Efficient Sparsity, William Fedus+, JMLR'22
- RoPE w/ YaRN
- [Paper Note] RoFormer: Enhanced Transformer with Rotary Position Embedding, Jianlin Su+, arXiv'21, 2021.04
- [Paper Note] YaRN: Efficient Context Window Extension of Large Language Models, Bowen Peng+, ICLR'24
- Attention Sinks
- [Paper Note] Efficient Streaming Language Models with Attention Sinks, Guangxuan Xiao+, ICLR'24
- Attention Sinksの定義とその気持ち、Zero Sink, Softmaxの分母にバイアス項が存在する意義についてはこのメモを参照のこと。
- [Paper Note] Why do LLMs attend to the first token?, Federico Barbero+, COLM'25
- Attention Sinksが実際にどのように効果的に作用しているか?についてはこちらのメモを参照。
- [Paper Note] When Attention Sink Emerges in Language Models: An Empirical View, Xiangming Gu+, ICLR'25
-
- Sink Token (or Zero Sink) が存在することで、decoder-onlyモデルの深い層でのrepresentationのover mixingを改善し、汎化性能を高め、promptに対するsensitivityを抑えることができる。
- (Attentionの計算に利用する) SoftmaxへのLearned bias の導入 (によるスケーリング)
- これはlearnable biasが導入されることで、attention scoreの和が1になることを防止できる(余剰なアテンションスコアを捨てられる)ので、Zero Sinkを導入しているとみなせる(と思われる)。
- GQA
- [Paper Note] GQA: Training Generalized Multi-Query Transformer Models from Multi-Head Checkpoints, Joshua Ainslie+, arXiv'23, 2023.05
- SwiGLU
- [Paper Note] GLU Variants Improve Transformer, Noam Shazeer, arXiv'20, 2020.02 -
- group size 8でGQAを利用
- Context Windowは128k
- 学習データの大部分は英語のテキストのみのデータセット
- STEM, Coding, general knowledgeにフォーカス
-
https://openai.com/index/gpt-oss-model-card/
あとで追記する
他Open Weight Modelとのベンチマークスコア比較:
-
-
-
-
- long context
-
- Multihop QA
解説:
learned attention sinks, MXFP4の解説:
Sink Valueの分析:
gpt-oss の使い方:
https://note.com/npaka/n/nf39f327c3bde?sub_rt=share_sb
[Paper Note] Comments-Oriented Document Summarization: Understanding Documents with Reader’s Feedback, Hu+, SIGIR’08, 2008.07
fd064b2-338a-4f8d-953c-67e458658e39
Qwen3との深さと広さの比較:
- The Big LLM Architecture Comparison, Sebastian Laschka, 2025.07
Phi4と同じtokenizerを使っている?:
post-training / pre-trainingの詳細はモデルカード中に言及なし:
-
-
ライセンスに関して:
> Apache 2.0 ライセンスおよび当社の gpt-oss 利用規約に基づくことで利用可能です。
引用元:
https://openai.com/ja-JP/index/gpt-oss-model-card/
gpt-oss利用規約:
https://github.com/openai/gpt-oss/blob/main/USAGE_POLICY
cookbook全体: https://cookbook.openai.com/topic/gpt-oss
gpt-oss-120bをpythonとvLLMで触りながら理解する: https://tech-blog.abeja.asia/entry/gpt-oss-vllm
指示追従能力(IFEVal)が低いという指摘:
Kimi K2: Open Agentic Intelligence, moonshotai, 2025.07
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Optimizer #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #read-later #Selected Papers/Blogs #Stability #Reference Collection Issue Date: 2025-07-12 Comment
元ポスト:
1T-A32Bのモデル。さすがに高性能。
(追記) Reasoningモデルではないのにこの性能のようである。
1T-A32Bのモデルを15.5Tトークン訓練するのに一度もtraining instabilityがなかったらしい
元ポスト:
量子化したモデルが出た模様:
仕事早すぎる
DeepSeek V3/R1とのアーキテクチャの違い:
MLAのヘッドの数が減り、エキスパートの数を増加させている
解説ポスト:
利用されているOptimizer:
- [Paper Note] Muon is Scalable for LLM Training, Jingyuan Liu+, arXiv'25, 2025.02
2つほどバグがあり修正された模様:
chatbot arenaでOpenLLMの中でトップのスコア
元ポスト:
テクニカルペーパーが公開:
https://github.com/MoonshotAI/Kimi-K2/blob/main/tech_report.pdf
元ポスト:
テクニカルレポートまとめ:
以下のような技術が使われている模様
- [Paper Note] Rewriting Pre-Training Data Boosts LLM Performance in Math and Code, Kazuki Fujii+, ICLR'26, 2025.05
- MLA MHA vs MQA vs GQA vs MLA, Zain ul Abideen, 2024.07
- MuonCip
- MuonOptimizer [Paper Note] Muon is Scalable for LLM Training, Jingyuan Liu+, arXiv'25, 2025.02
- QK-Clip
- 参考(こちらはLayerNormを使っているが): [Paper Note] Unified-IO 2: Scaling Autoregressive Multimodal Models with Vision, Language, Audio, and Action, Jiasen Lu+, CVPR'24, 2023.12
- RLVR
- DeepSeek-R1, DeepSeek, 2025.01
- Self-Critique
- 関連: [Paper Note] Inference-Time Scaling for Generalist Reward Modeling, Zijun Liu+, arXiv'25
- [Paper Note] Writing-Zero: Bridge the Gap Between Non-verifiable Tasks and Verifiable Rewards, Ruipeng Jia+, arXiv'25, 2025.05
- Temperature Decay
- 最初はTemperatureを高めにした探索多めに、後半はTemperatureを低めにして効用多めになるようにスケジューリング
- Tool useのためのSynthetic Data
Reward Hackingに対処するため、RLVRではなくpairwise comparisonに基づくself judging w/ critique を利用きており、これが非常に効果的な可能性があるのでは、という意見がある:
Qwen3, Qwen Team, 2025.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Alignment #Supervised-FineTuning (SFT) #ReinforcementLearning #InstructionTuning #Blog #LongContext #MultiLingual #OpenWeight #MoE(Mixture-of-Experts) #PostTraining #Reference Collection Issue Date: 2025-04-29 Comment
- 119言語をサポート
- MoEモデル [Paper Note] Outrageously Large Neural Networks: The Sparsely-Gated Mixture-of-Experts Layer, Noam Shazeer+, ICLR'17
- 30B-A3B / 235B-A22N
- 128K context window
- Qwen2.5はMoEを採用していないので新たなアーキテクチャとなる
- Denseモデル(非MoEモデル)も公開
- 0.6B -- 32B
- 32K -- 128K context window
- Thinking/Non-thinking の切り替えが切り替えが可能
- スイッチは自動的に実施されるが、ユーザが明示的に `/think`, `/no_think` を user_promptの末尾に追加することで制御することも可能
- Pre-training
- データ
- 36 trillion tokensによって学習(Qwen-2.5の2倍)
- 学習データではwebデータに加えて、PDF-likeな文書群からQwen2.5-VL Qwen2.5-VL-32B-Instruct, Qwen Team, 2025.03
によってテキストを抽出し、Qwen2.5 で抽出された内容の品質を改善し利用
- また、math / code に関するデータを追加するために、Qwen2.5-Math / Qwen2.5-Coderを用いて合成データを作成(textbooks / QA pairs / code snippets [Paper Note] Textbooks Are All You Need, Suriya Gunasekar+, arXiv'23, 2023.06
)
- 事前学習のステップ
- S1: context長が4kの30 trillion tokenで事前学習
- S2: STEM / coding / reasoning task などのknowledge-intensiveデータの比率を増やして継続事前学習 (これがおそらく 5 trillion token程度?)
- Final Stage: context長を32kに拡大し高品質なlong-context dataで継続事前学習
- これによりBaseモデルが完成し、Qwen3-235B全体のうち10%程度のActive Parameterの利用するだけで(i.e., 22Bで)、Qwen2.5-72B Baseと同等以上の性能達成
- Post-training
- S1: long-CoT cold start
- 数学/coding/logical reasoning/STEMなどの多様なlong CoTデータを用いてSFT [Paper Note] s1: Simple test-time scaling, Niklas Muennighoff+, EMNLP'25, 2025.01
- S2: reasoning-based RL
- rule-based (verifiable) rewards によるRL DeepSeek-R1, DeepSeek, 2025.01
- S1/S2の流れは [Paper Note] Demystifying Long Chain-of-Thought Reasoning in LLMs, Edward Yeo+, ICML'25
に有効性が示されている通り、long CoT DataによるSFT -> RLを実施
- S3: thinking mode fusion
- S2データを用いてlong CoTデータとinstruction tuningデータ(非Long CoT)を生成し、Thinking/Non-thinkingを自動的に選択し生成するように学習(SFT or RLは記述なし)
- S4: general RL
- 20以上の一般的なドメインのタスクを通じて一般的な能力の向上と、safetyに関するalignmentの実施(e.g., instruction following, format following, agent能力など)
BestPracticeに関するポスト:
解説:
Llama-3_1-Nemotron-Ultra-253B-v1, Nvidia, 2025.04
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Alignment #Supervised-FineTuning (SFT) #ReinforcementLearning #InstructionTuning #Pruning #Reasoning #OpenWeight #Author Thread-Post Issue Date: 2025-04-08 Comment
DeepSeek-R1をGPQA Diamond GPQA: A Graduate-Level Google-Proof Q&A Benchmark, David Rein+, N/A, COLM'24
, AIME2024/2025, Llama4 Maverickを
BFCLv2(Tool Calling, BFCLv2, UC Berkeley, 2024.08
), IFEVal [Paper Note] Instruction-Following Evaluation for Large Language Models, Jeffrey Zhou+, arXiv'23, 2023.11
で上回り, そのほかはArenaHardを除きDeepSeekR1と同等
DeepSeekR1が671B(MoEで37B Activation Param)に対し、こちらは253B(ただし、Llama3.1がベースなのでMoEではない)で同等以上の性能となっている。
ReasoningをON/OFFする能力も備わっている。
モデルがどのように訓練されたかを示す全体図がとても興味深い:
特に [Paper Note] Demystifying Long Chain-of-Thought Reasoning in LLMs, Edward Yeo+, ICML'25
でも有効性が示されているように、SFTをしてからReasoningを強化する(強化というより元々持っている能力を引き出す?)RLを実施している。
詳細は下記Blogとのこと:
https://developer.nvidia.com/blog/build-enterprise-ai-agents-with-advanced-open-nvidia-llama-nemotron-reasoning-models/
元ポスト:
sarashina2-vision-{8b, 14b}, SB Intuitions, 2025.03
Paper/Blog Link My Issue
#Article #ComputerVision #NLP #LanguageModel #MultiModal #OpenWeight #VisionLanguageModel Issue Date: 2025-03-17 Comment
元ポスト:
VLM。Xに散見される試行例を見ると日本語の読み取り性能は結構高そうに見える。
モデル構成、学習の詳細、および評価:
LLM(sarashina2), Vision Encoder(Qwen2-VL), Projectorの3つで構成されており、3段階の学習を踏んでいる。
最初のステップでは、キャプションデータを用いてProjectorのみを学習しVision Encoderとテキストを対応づける。続いて、日本語を含む画像や日本特有の風景などをうまく扱えるように、これらを多く活用したデータ(内製日本語OCRデータ、図表キャプションデータ)を用いて、Vision EncoderとProjectorを学習。最後にLLMのAlignmentをとるために、プロジェクターとLLMを前段のデータに加えてVQAデータ(内製合成データを含む)や日本語の指示チューニングデータを用いて学習。
ProjectorやMMLLMを具体的にどのように学習するかは
- MM-LLMs: Recent Advances in MultiModal Large Language Models, Duzhen Zhang+, N/A, ACL'24 Findings
を参照のこと。
How to align open LLMs in 2025 with DPO & and synthetic data, PHILSCHMID, 2025.01
Paper/Blog Link My Issue
#Article #NLP #LanguageModel #Alignment #Supervised-FineTuning (SFT) #python #Blog #SoftwareEngineering #DPO #PostTraining Issue Date: 2025-01-25 Comment
元ポスト:
- DPOの概要やRLHFと比較した利点
- ルールベース、あるいはLLM as a Judgeを用いたOn-policy preference pair(現在のSFTしたモデルの出力から生成したpreference data)の作り方とその利点(現在のモデルのoutput distributionを反映しているので学習が効率化される)
- 環境構築方法
- DPOTrainer/TRLParserの使い方/DPODatasetの作り方
- DPOのハイパーパラメータβの意味合い
- DPOではSFTと比べて10-100x小さい学習率を使う必要があること
- Evaluation Harnessを用いた評価方法
- TGIを用いたモデルのデプロイとテスト
などが丁寧なサンプルコードと注釈、reference付きで説明されている。
